ぷー太郎

お世話になります。

アンヘレスに住んでいる嫁が1年程まえから時々おなかが
痛いと言っておりましたところ、先日どうにも我慢ならなくなり
救急に駆け込んで、超音波検査等々してもらったところ胆石だと
いう診断で、しかも1.7cm程度の影が見えるとの事でした。

医師にはもう薬で治療する段階ではないので、至急手術が必要
だと言われました。その時点では行きつけの小さな病院だった
のですが、手術と聞いてアンヘレス大学病院に改めて行かせ、
医者に再度検査結果等を見てもらいましたが、同じ診断でした。

そこで、胆嚢摘出手術しか選択枝がなくなったのですが、腹腔
鏡下手術が出来るという事で、それなら体の負担も軽いので
助かるのですが、アンヘレス大学病院の医師の腹控鏡下手術の
技術スキルは大丈夫なものでしょうか？日本の医者に聞くと
胆嚢摘出手術はそれほど難しい手術ではないという事ですが。

別にフィリピンの病院を見下しているわけではありませんで、
フィリピンの医者はアメリカ等で勉強された方が多くて優秀
だという話はよく聞きますが、私自身がフィリピンで時々
風邪やら怪我やらで病院に行った際の対応や設備等を考え
ますと、手術となると少々不安がありますもので。

また、手術費用はこの掲示板の過去ログにいろいろ記載
されてましたので、大よそ20万ペソくらいだろうとは
思いますが、術前検査や入院費用等も含めてもそれくらいで
済みますでしょうか？

大変恐縮ですが、ご教授いただければ幸いです。

[1158] 2016年02月22日 (月) 18時48分

＞超音波検査等々してもらったところ胆石だという診断で、しかも1.7cm程度の影が見えるとの事でした。

日本では、胆石と胆嚢ポリープがあるとき、胆嚢全摘手術になる、とおもます。

わたしは、日本での大学病院で腹腔鏡下手術を受けました。
全身麻酔で約７時間ほどかかりました。

わかい医師が、切ってはいけない胆管のある部分をきってしまい、周辺の臓器に胆汁がでて、急いで胆汁を中和するのに時間がかかった、とのこと。
わたしは麻酔が冷めてからそういう説明を家族から聞かされました。

で、＜胆嚢摘出手術はそれほど難しい手術ではないという事ですが＞という質問ですが、経験のある医師には困難な手術ではないでしょう。

ただ、誰が手術を担当するか、が問題です。

＜フィリピンの医者はアメリカ等で勉強された方が多くて優秀だという話は＞私立の病院では良く聞く話です。
マニラの私立病院ではたくさんいます。

ただ、わたしは＜アンヘレス大学病院＞の手術レベルは判りません。

[1159] 2016年02月22日 (月) 20時06分

友人と連絡が取れました。

アンヘレス大学病院は私立の大きな病院なので、手術は安全だろう、ということです。

ＵＰ（フィリピン大学）病院で手術を受けるようなものだ、といっています。

費用は、入院日数や担当医師の数（手術担当医が何名か？　麻酔医が何名か？　手術後の観察に何名の医師がかかわったか？　薬はいくら使用したか？　など日本と治療費の請求基準が異なります。

友人が言うには、病院のベッド代金にもよるから判らないが、おおよそ１５万Ｐ〜２０万Ｐ程度ではないか、ということです。

奥さんのバックに日本人がいると判ると、ふっかけられますので、「夫は日本人だ」と病院側には伝えないようにしてください。

お金に余裕があれば、マニラのメディカル　シティ（メガ　モールの近くの病院）という病院が医療レベルと必要金額とが納得できる病院だと思います。

しかし、この病院はベット代金だけでも３年前で1泊３５００ペソとホテル並みです。

[1161] 2016年02月22日 (月) 20時39分

確認ですが、アンヘルスというのは、

パンパンガ州にあるアンヘルスですよね。

[1162] 2016年02月22日 (月) 20時41分

愚直様

仔細なご回答ありがとうございます。
パンパンガ州のアンヘレスです。

アンヘレス大学病院はパンパンガ州でも大きな病院の様で
設備や医者のレベルは大丈夫だろうと、ローカルの友人は
言っていたのですが、愚直様のご友人のお言葉を聞いて
少し安心しました。

費用については、やはり20万ペソくらいはかかるのですね。
嫁が仕事を辞めてからPhilhealthの掛け金を払っていなくて、
全額負担となるとかなり痛手ですが、やむを得ません。
日本人の嫁などとは口が裂けても言うなと言っておきます。

どの医者に執刀してもらうかなどが肝心だという事ですが、
患者側ではそのあたりの情報がわからず、なんとか専門医に
やってもらえるように頼み込むしかないですね。

あと、一つ教えていただきたいのですが、腹控鏡下での胆嚢
摘出手術のは、癒着がひどい場合や石が大きな場合は出来ないと
いう事なのですが、うちの嫁の場合超音波検査で「胆嚢に
約1.7cm程度の影が見える」と指摘がありました。
超音波検査の結果で、胆嚢の部分は以下の内容になります。

There are movable confluent high level echoes with posterior shadowing seen intraluminally with an aggregate size 1.7 cm in AP diameter. The wall is not thickened.

1.7cmの石だとは断定していない様に読めるのですが、また
この影がまるまる石かどうかはわかりませんが、仮に1.7cmの
大きさでも腹控鏡下手術が可能なのでしょうか？

アンヘレス大学で診療を受けた際には、超音波検査の結果等
全て見せた上でドクターは腹控鏡下手術を受けるように言われた
との事なのですが。

お手数ですが、もしご意見がございましたらご教授頂ければ
幸いです。

お返事が遅れまして申し訳ありませんでした。

[1163] 2016年02月23日 (火) 21時05分

体外衝撃波破砕術＋では対応出来ない状態なんですね
フィリピンでは　コレステロール結石（石灰化）の症状が
多く、油分で悪化が　多く見られるとの話を聞いております


手術経験は執刀医にお尋ね下さい（失礼な事ではありません）

行きつけの家庭医は必要ですよ専門医も紹介してくれますし

[1165] 2016年02月23日 (火) 22時34分

＞癒着がひどい場合や石が大きな場合は出来ないという事なのですが、うちの嫁の場合超音波検査で「胆嚢に約1.7cm程度の影が見える」と指摘がありました。

＞癒着がひどい場合
は、他の臓器と癒着していて、腹腔鏡下手術では除去しにくいことは事実です。

腹腔鏡下手術が上手な人を選ぶべきです。

腹腔鏡下手術では除去できない場合、開腹手術となります。

とくに、「石が小さくても」肥満でお腹周りの脂肪が多い場合、腹腔鏡下手術で使う手術器具が上手く扱えず、開腹手術になります。

>胆嚢に約1.7cm程度の影
エコーで映った影ですよね。これがどの角度で撮影したか、です。
胆石の太さか、長さか、と言うことです。

わたしの場合、太さ１．５ｃｍ、長さ６ｃｍほどのビッグサイズでした。

胆嚢壁は白質化して、胆嚢という袋は、柔軟性を失っていましたから、油らっこいものを食べると胸焼けをしていました。

There are movable confluent high level echoes with posterior shadowing seen intraluminally with an aggregate size 1.7 cm in AP diameter. The wall is not thickened.

高性能の動的なエコーで撮影したところ、胆嚢内に総平均１．７ｃｍの胆石が見られる。

胆嚢壁は、厚くない（胆嚢壁は、胆石の原因となっている物質によって、柔軟性をうしなっていないし、分厚くなってはいない。）

分厚いと胆石症としての状態は重くなります。

わたしの場合は、胆嚢壁は白質化していました。完全に柔軟性を失っていました）

＜胆嚢内に総平均１．７ｃｍの胆石＞というのは、エコーをかける位置によって、胆石の「幅」を写したり、「長さ」を写したりしますので、その「総平均」が１．７ｃｍ」でしょう。

＞仮に1.7cmの大きさでも
癒着があったり、体脂肪が分厚くて、手術器具が扱いにくい場合は、開腹手術になります。

わたしは、身長１７２ｃｍ、体重７５ｋｇのときに、腹腔鏡下手術でした。

＞アンヘレス大学で診療を受けた際には、超音波検査の結果等
全て見せた上でドクターは腹控鏡下手術を受けるように言われた
との事なのですが。

「腹控鏡下手術を受けるように言われた」ということは、腹控鏡下手術可能という判断ですね。

エコーでは、詳細はわからないことが多いですから、大学病院でＣＴかＭＲＩ撮影したら、もっと詳細な情報が手に入る、と思います。

[1167] 2016年02月24日 (水) 07時08分

ガンバーセブ様

ご助言ありがとうございました。

嫁がアンヘレス大学で診察した際には、手術するのがいやで
なんとか薬で溶かせないかとか聞いてみたそうですが、もう
そのレベルではないと言われたそうです。超音波破砕の方法も
一応説明はあったそうですが、ドクターの話では完全に除去
出来ない可能性が高く、またおそらく再発するだろうという
事で、腹控鏡下手術を薦められました。

アンヘレス大学病院での執刀医が誰になるのかはわかりませんが、
普段ちょこちょこ行っているクリニックの医者に、誰か適切な
医者が居ないか聞いてみます。

ありがとうございました。

[1169] 2016年02月24日 (水) 12時17分

愚直様

仔細なご回答ありがとうございます。

なるほど、aggregate というのは総平均という意味ですか。
という事は、縦か横か高さかの部分によっては1.7cmを超える
大きさになっている可能性もある、という事ですね。

愚直様のケースだと6cmの大きさでも腹控鏡下手術でされた
との事ですので、おそらくうちの嫁のケースでも大丈夫の
ような気がします。

手術前診断でCTかMRIでより正確な状態を確認するように
ドクターと話してみます。

いろいろとご助言ありがとうございました。

[1170] 2016年02月24日 (水) 12時44分

＞縦か横か高さかの部分によっては1.7cmを超える大きさになっている可能性もある、という事ですね。

そういうことです。
エコーの操作はなかなか難しいものです。
ＭＲＩやＣＴでは、断面写真がとれますので、「立体的な写真」で胆石の大きさ、位置などを判断できます。

＞愚直様のケースだと6cmの大きさでも腹控鏡下手術でされた

胆嚢全摘手術だと胆石の大きさはあまり関係ありません。
大きくても、胆嚢という袋に入っている大きさですから。
大きくて、胆嚢を突き破っているわけではありませんから。

手術後８年、経過しましたがまったく異常ありません。
手術後、「完治です」と教授が言うだけで、薬も、経過観察もありません。

手術後、とくに脂っこい食事をすると「白っぽい大便」がでましたが３週間ほどで元の大便色に戻りました。（胆汁が出にくかったため）

手術が成功すれば、完治しますよ。

[1172] 2016年02月24日 (水) 15時57分