ゾイド系投稿小説掲示板
自らの手で暴れまくるゾイド達を書いてみましょう。
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プロローグニカイドス島の凶事より時は流れ・・・今、惑星Ziに新たな嵐の予感があった・・・。惑星Ziの世界各国で、電磁波によく似た正体不明のエネルギー波が発生し、瞬く間に全ての国を覆い尽くしてしまった・・。それと共に、世界各地で天変地異が発生、その上ゾイドが無人のまま暴走する事件も起こり、世界は未曾有の危機に直面していた・・。今や共和国の司令官となったハーマンが怒鳴り声を上げながら指揮を取っている。「B4地点の防御を強化しろ!無人ゾイド一匹たりとも入れるな!くそ!世界各国でのゾイドの暴走事件、それに加え大型台風や竜巻・・大量の落雷まで!一体どうしろって言うんだ!?おまけに・・・」ハーマンがメインモニターを見る。暴走ゾイドの出現を表すそのモニターは血を思わせる赤いノイズで所々が見えなくなっていた。悪くなっていく一方のこの状況に苛立ちを隠せないハーマン。「何だこの画面は!?これでは暴走するゾイドの全てを捕捉するなど不可能だぞ!これでは通信だけしか頼りに出来ず、その間に犠牲者が増えるだけだ!」ハーマンの怒りに男性オペレーターが辛そうに答える。「無理です・・モニターはこの状態を維持するだけでも精一杯なんです!しかもこの電磁波に似たエネルギーは生物的な性質を持っています。」「何だと、どういう事だ?」「このエネルギーは機械などの端末を見つけると瞬時に入りこんで、それを狂わせる恐ろしい性質があるんです・・すでにこの基地もこのエネルギー波に攻撃されています・・。」オペレーターの言葉にハーマンは考えた・・・この基地がエネルギー波の攻撃を受けているということは、つまり・・・「この基地は・・・長くはもたないという事か?」「その通りです・・。」「なら・・あとどのぐらいもつ?」「長くもって10日という確立が90%・・コンピュータから返ってきた答えです・・。」絶望的な答え・・・ハーマンは悩んだ。このままでは大統領である母親に顔向けも出来ない。ハーマンは決断を下した!「科学部に通達!基地の機能が停止する前にこのエネルギー波のワクチンプログラムを作成するのだ!」「了解しました。・・!?今新たな通信が・・ウインドコロニー、共和国市街地、帝国市街地にデススティンガーが同時に出現!しかもコロニーは・・バン・フライハイト大佐の故郷です!」「なん・・だと!?」ハーマンは悩んだ・・できるならバンに共和国市街地を守ってもらいたい・・だがそれはバンの故郷が滅び、バンの姉が死ぬ事を意味していたのだ・・。「フライハイト大佐を・・呼んでくれ。私が指令を直接伝える・・・」ハーマンに呼び出されたバンは故郷がデススティンガーに襲われている事、同時に共和国と帝国本土もデススティンガーに襲われている事を告げられた。「それで・・・フライハイト大佐にはここの市街地の守りに行って欲しいんだが・・。」「・・・・。」バンが無言で顔をしかめる・・だがそれもハーマンは予測済みだった。そして命令を下す・・・。「・・・できないだろうな。ならば・・フライハイト大佐は今すぐ、コロニーに向かってデススティンガーを殲滅、村人の救助に当たれ!」「えっ!?・・・おっさ・・いや司令!じゃあこの本部や街は・・!」「大丈夫だ!共和国にはジョーカー(切り札)がある!俺という名の切り札がな!本土は俺が命に代えても守る!早く行って、お前の姉さんを助けて来い!」ハーマンの言葉に涙ぐみそうになるバン・・・だがそれをこらえて礼を言う。「ありがとな・・おっさん!」「おっさんというな!俺は司令だぞ!」「悪い、悪い!司令・・・俺、必ず生きて帰ってきます!司令も・・無事でいてくれよ!」言い終えると共に、大急ぎで格納庫へ向かうバン。ハーマンはそれを呆れながら言った。「無礼なのは相変わらずだな・・とにかく、私のゴジュラスを用意しろ!指揮はお前達オペレーターに任せる!」「わかりました・・・司令・・どうかご無事で!」ハーマンも、力強く命令を下すと格納庫へと急いだ。「ジーク!!」バンが相棒のオーガノイドの名を叫ぶと共に、そのオーガノイド「ジーク」がバンのブレードライガーに融合する。「姉ちゃん・・・無事でいてくれよ!」バンは大急ぎでウインドコロニーに向かった・・。バンのブレードライガーが発進すると共に、ハーマンのゴジュラスも発進する。「行くぞ!共和国軍の底力を見せてやれ!!」「オォオオオオオ!!」ハーマンの言葉と共に気合声を上げるハーマンの援護部隊。ハーマン達も全速力で、デススティンガーの暴れまわっている地点に到着した。「司令!このデススティンガーは本部を目指しているようです・・・」「何だと!?奴はエネルギー波で基地のシステムがダウンした隙を突くつもりか!だが、そうはさせん!」あのデススティンガーに対して、まったく恐れを抱かないハーマン・・・その心には共和国を守る軍人としての誇りが燃え上がっていた!「さあ、この俺を倒してから基地を破壊するがいい!」ハーマンにとって国と己の誇りを賭けた最大の戦いが始まった・・・。その頃、ハーマン達が戦っている場所より少し離れた所で暴走ゾイドと戦っている男がいた・・。シールドライガーを駆り、ニカイドス島の凶事を撃ち破った伝説の英雄、ダイゴ・シシガミである!「くそ!次から、次へと・・・キリがねえ!それにしても・・この気配、気にいらねえ!」次々と襲い来る暴走ゾイドを薙ぎ倒して行くダイゴのシールドライガー。そこでダイゴはデススティンガーの気配に気付く。「このでかすぎる邪気・・少し離れているが、そいつをぶっ叩いた方が早いな!」ダイゴは無数に襲ってくる暴走ゾイドとの戦いを一旦中断し、デススティンガー殲滅へ向かった!
ゾイドスピリッツの続編を書きました。タイトルの通り、邪神王とも言うべきオリジナルのボスが登場します。ちなみに、プロローグは長くなってしまった上、ハーマンが主役になってしまいました・・・。ハーマンはアニメで撃墜されてばっかりなので、ここでぐらいカッコよく書いてもいいんじゃ・・・と思いましたので・・。では次回もお楽しみに〜
おっ!続編が出ましたか。まあ何となく予想はしてたんですよね〜(本当か?)こちらではバン・フライハイトも出るんですね。キャラも増えて面白そうです。では次も期待しています!
ハーマンのゴジュラスが雄叫びを上げてデススティンガーに挑みかかった。「行くぜ!この怪物め、俺が相手だ!!」ゴジュラスのレーザーガン、ヘビーマシンガン、ロングレンジバスターキャノンが一斉に発射された。全てのレーザー、砲弾がデススティンガーに直撃する。だが・・・「な・・・バカな!全くの無傷だと!?」全くノーダメージのデススティンガー。ハーマンの援護部隊も攻撃を開始した。「我々も行くぞ!司令に続け!!」援護部隊のシールドライガー、コマンドウルフが一斉射撃を行う。「だめだ!効かない・・・」「くっ・・・ゾイドの分析の出来る者は奴の攻撃を回避しながら奴の肉体組織を調べろ!」「了解・・・」こうして、ハーマンの部隊は一進一退の攻防を繰り返した・・・そして。「司令!奴の体は衝撃吸収金属で出来ています・・・通常の攻撃ではダメージを与えられません!」「そうか・・・この中に射撃、狙撃のうまい者はいるか?」「射撃なら私には自信があります!」名乗りをあげた者はロングレンジライフルを装備したシールドライガーのパイロットだ。ハーマンが彼に指令を送る。「いいか・・デススティンガーの側面部に回りこんで、ロングレンジライフルの弾丸10発を腹部の同じ箇所に撃ち込むんだ!1ミリもずらさずに10発だ!できるか?」「凄まじく難しいですが・・・やってみます!」「頼むぞ!10発正確に撃ちこめば奴の金属に小規模ながら穴が開くはずだ。そこで俺がロングレンジバスターキャノンでトドメを刺す!」「了解!」援護隊のシールドライガーが側面に回り込んでロングレンジライフルで狙いを定める。「まずは1発目・・!」デススティンガーの腹部にロングレンジライフルが発射される。「動き回りやがって!じっとしてろ・・!」デススティンガーの動きに合わせて、同じ動き、同じスピードで移動、狙いを定めるシールドライガー。「2発目!」2発目発射、1ミリもずれる事無く同じ箇所に命中する。「くっ・・・このままでは難しい・・司令、皆!援護を頼む!」「よし・・俺は信じてるぞ!皆も援護にかかれ!」「了解しました!!」こんな調子で、10発正確に撃ちこむ為の長い戦いが続いた・・・。そして、ようやく残り一発でデススティンガーの装甲に穴を開けれる状況となった。「あと1発、くらえ!」最後の1発が発射される・・・それは見事に命中した!「司令!今です!!」「行くぞぉー!!スクラップになりな!」ゴジュラスがロングレンジバスターキャノンを撃とうとした時、突然デススティンガーの苛電粒子砲がゴジュラスに向いた!「何ぃ!?」ゴジュラスは回避しようとするが、苛電粒子砲は発射され、ゴジュラスの腹部をかすった。ゾイドコアに損傷を与えたのだ・・・。「ぐああああ!!く・・こいつはもう・・こうなったら!」ハーマンはゾイドから降りる準備をし始めながら、通信を送る。「援護部隊は全員本部へ帰還せよ!そして基地のワクチンプログラムを一刻も早く完成させるんだ!」「司令は・・どうするんですか!?」「俺がバズーカで直接、デススティンガーの「穴」に攻撃する!お前等は早く逃げろ!」「司令ー!!俺達も・・・最後まで戦います!司令を失ったら俺達は・・どうすればいいんですか!?」「バカヤロウ!お前等まで死んだら基地はどうなる!?あの基地は共和国の最後の望みなんだ!いいか、もう一度言う。全員基地に帰還せよ!これは命令だ!!」「う・・く!全員退避!!」ハーマンの援護部隊は涙をこらえて
漢字変換キーをいれ終えた時に間違ってエンターキーを二度押ししてしまい、途中で投降してしまいました・・。前もって削除キーいれるのを忘れたので消せないです・・・。何度もすみません・・。レスに正しく全ての内容を投降しますのでよろしくお願いします・・。
ハーマンのゴジュラスが雄叫びを上げてデススティンガーに挑みかかった。「行くぜ!この怪物め、俺が相手だ!!」ゴジュラスのレーザーガン、ヘビーマシンガン、ロングレンジバスターキャノンが一斉に発射された。全てのレーザー、砲弾がデススティンガーに直撃する。だが・・・「な・・・バカな!全くの無傷だと!?」全くノーダメージのデススティンガー。ハーマンの援護部隊も攻撃を開始した。「我々も行くぞ!司令に続け!!」援護部隊のシールドライガー、コマンドウルフが一斉射撃を行う。「だめだ!効かない・・・」「くっ・・・ゾイドの分析の出来る者は奴の攻撃を回避しながら奴の肉体組織を調べろ!」「了解・・・」こうして、ハーマンの部隊は一進一退の攻防を繰り返した・・・そして。「司令!奴の体は衝撃吸収金属で出来ています・・・通常の攻撃ではダメージを与えられません!」「そうか・・・この中に射撃、狙撃のうまい者はいるか?」「射撃なら私には自信があります!」名乗りをあげた者はロングレンジライフルを装備したシールドライガーのパイロットだ。ハーマンが彼に指令を送る。「いいか・・デススティンガーの側面部に回りこんで、ロングレンジライフルの弾丸10発を腹部の同じ箇所に撃ち込むんだ!1ミリもずらさずに10発だ!できるか?」「凄まじく難しいですが・・・やってみます!」「頼むぞ!10発正確に撃ちこめば奴の金属に小規模ながら穴が開くはずだ。そこで俺がロングレンジバスターキャノンでトドメを刺す!」「了解!」援護隊のシールドライガーが側面に回り込んでロングレンジライフルで狙いを定める。「まずは1発目・・!」デススティンガーの腹部にロングレンジライフルが発射される。「動き回りやがって!じっとしてろ・・!」デススティンガーの動きに合わせて、同じ動き、同じスピードで移動、狙いを定めるシールドライガー。「2発目!」2発目発射、1ミリもずれる事無く同じ箇所に命中する。「くっ・・・このままでは難しい・・司令、皆!援護を頼む!」「よし・・俺は信じてるぞ!皆も援護にかかれ!」「了解しました!!」こんな調子で、10発正確に撃ちこむ為の長い戦いが続いた・・・。そして、ようやく残り一発でデススティンガーの装甲に穴を開けれる状況となった。「あと1発、くらえ!」最後の1発が発射される・・・それは見事に命中した!「司令!今です!!」「行くぞぉー!!スクラップになりな!」ゴジュラスがロングレンジバスターキャノンを撃とうとした時、突然デススティンガーの苛電粒子砲がゴジュラスに向いた!「何ぃ!?」ゴジュラスは回避しようとするが、苛電粒子砲は発射され、ゴジュラスの腹部をかすった。ゾイドコアに損傷を与えたのだ・・・。「ぐああああ!!く・・こいつはもう・・こうなったら!」ハーマンはゾイドから降りる準備をし始めながら、通信を送る。「援護部隊は全員本部へ帰還せよ!そして基地のワクチンプログラムを一刻も早く完成させるんだ!」「司令は・・どうするんですか!?」「俺がバズーカで直接、デススティンガーの「穴」に攻撃する!お前等は早く逃げろ!」「司令ー!!俺達も・・・最後まで戦います!司令を失ったら俺達は・・どうすればいいんですか!?」「バカヤロウ!お前等まで死んだら基地はどうなる!?あの基地は共和国の最後の望みなんだ!いいか、もう一度言う。全員基地に帰還せよ!これは命令だ!!」「う・・く!全員退避!!」ハーマンの援護部隊は涙をこらえて撤退した・・。それを見届けたハーマンはバズーカを取りだし、小脇に抱えると、ゴジュラスを降りた。そして、瓦礫などを隠れ場所にしてデススティンガーに近づいていく。しばらくして、デススティンガーの近くに辿り着いた。「よし・・・あの傷穴だな!今度こそ終わりだ!サソリ野郎!」ハーマンはバズーカでデススティンガーの傷穴を砲撃した!だが、デススティンガーは振り向きながらハサミで砲弾を弾いてしまった。「砲弾はもう無い・・だが奴にはアレだけのダメージだ・・悔いは無い!バン・・それに部下達。後は任せたぜ・・」デススティンガーがハーマンに巨大バサミ、エクスシザースを向ける。ハーマンは死を覚悟したが、トドメの一撃は来なかった。「な・・なんだ?俺は生きて・・」ハーマンが気がつくと、なんと部隊とは別のシールドライガーがデススティンガーと戦っていたのだ!それは惑星Ziの伝説の英雄の一人、ダイゴ・シシガミのライガーであった。だがハーマンはダイゴだとは気付いていない。「再び魔を斬る事になるとは、これも因果という奴か!行くぜ、兜割り!!」ダイゴの叫びと共に、シールドライガーが飛びあがり、ストライククローの一撃を浴びせる。だがデススティンガーの特殊金属には効かない。「ちっ、ならこれならどうだ!トリプルドラゴンアッパー!!」今度は3連続ジャンプアッパー。だがこれもまるで効いていないデススティンガー。そこでハーマンが小型通信機でダイゴに通信を送る。「おいお前!何処の誰だか知らないが、奴を倒したいなら奴の左側面に回り込め!そこに奴は傷を負ってる!」「そうか!よし・・・」ダイゴのシールドライガーが旋回、デススティンガーの側面に回り込む。「どこだ・・・見えた!アレが弱点か・・決めるぜ!こいつで!決まりだぁ!!!」ダイゴのシールドライガーがデススティンガーの傷穴目掛けて、オーラをこめたストライククローの一撃を振り下ろす!傷穴に直接オーラを叩きこまれたデススティンガーは2〜3度もがいた後、倒れ、石化した。ハーマンはダイゴに再び通信を送る。「協力を感謝する・・だが、お前は何者だ?なぜ俺を助けた?」「今は・・言えない」「な!?お・・おい!」ダイゴはハーマンの問いには答えず、何処へ去って行った・・ダイゴはニカイドス島事件でザルカを倒すために軍を脱走、追われる身。ハーマンの前に姿を現すわけにはいかなかったのだ。「神は救世主を遣わせるか・・・」ハーマンは去って行くシールドライガーを見守りながら、そう呟いた・・・。