日本冬虫夏草の会 画像掲示板

この掲示板は、日本冬虫夏草の会が運営しています。

ホームページへ戻る

名前
e-mail
タイトル
本文
画像



URL
文字色
削除キー 項目の保存
RSS
No.292 冬虫夏草の種類につきまして 投稿者:ぽち    投稿日:2021年07月16日 (金) 20時58分 [返信]

はじめまして
先日神奈川県で冬虫夏草を探していた所、コメツキムシの成虫と思われる虫に生える冬虫夏草を発見しました。調べてみたのですが、全くの素人ですので種類が分かりません。標本として保存もしたいので名前が知りたいのですが教えて頂けませんでしょうか。
ちなみに現在はアルコール標本にしようか乾燥標本にしようか迷っており、腐葉土とともに湿度高めで保管しています。
以上、どうぞよろしくお願い申し上げます。

No.294  投稿者:山鳥   投稿日:2021年07月16日 (金) 22時18分

ぽちさん、こんばんは、管理人の山鳥です。

僕も初めて見させて戴いています。
たいへん珍しいものに見えます。

成虫生の虫草のアナモルフかな??。判りません。

神奈川県にお住まいのようでしたら、神奈川県立生命の星・地球博物館に菌類専門の方々がおられます。標本作成についても最先端だとお聞きしています。是非ともご相談してみてください。是非

答えにならなくてすいません。

No.300 こんにちは。 投稿者:広尾山荘    投稿日:2021年07月26日 (月) 22時37分

ぽちさん、山鳥さん、こんにちは。
神奈川県立生命の星・地球博物館の菌類ボランティアやっています。
このコメツキムシ冬虫夏草と全く同じ(と思われる)もの、去年7月に横浜市の公園で採取されました。
Ophiocordyceps属の珍しい種で、博物館で凍結乾燥標本にしてあります。
是非博物館の標本にご提供お願いします。
方法等につきましてはメールを差し上げたいと思います。

No.303  投稿者:山鳥   投稿日:2021年07月26日 (月) 23時17分

広尾山荘さん、ご無沙汰しています。
ありがとうございます。

No.296  投稿者:ぽち    投稿日:2021年07月16日 (金) 22時40分 [返信]

山鳥さますみません!
間違えて本名で送ってしまったので先ほどの書き込みを削除して頂けませんでしょうか!
申し訳ございません!

No.297  投稿者:山鳥   投稿日:2021年07月16日 (金) 23時09分

削除しました。

No.298  投稿者:ぽち    投稿日:2021年07月16日 (金) 23時26分

山鳥さま

ありがとうございます・・・!
申し訳ございません。お手数をお掛け致しました。

先ほどの事ですが、会についてや活動についてのご相談などは現在は受け付けておられませんでしょうか?

No.299  投稿者:山鳥   投稿日:2021年07月17日 (土) 00時23分

詳細をメールでお知らせします。

No.283 最近の虫草論文紹介 投稿者:K.Y   投稿日:2020年09月08日 (火) 23時08分 [返信]

最近、タイおよび中国から多数の新属・新種が記載されています。クサナギヒメタンポタケやコゴメカマキリムシタケの所属が変わったり、国内の未記載種に似た種が記載されていたりと、無視できない内容なので紹介します(ここに挙げた論文はいずれもリンク先で閲覧可能です)。

1.タイ産Metarhiziumおよび近縁な新属の記載
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0166061620300105
多数のテレオモルフが記載されています。また、クサナギヒメタンポタケ一種からなる単型属Yosiokobayasiaなど複数の新属が設立されました。

2.中国産Cordycipitaceaeの新属新種記載
https://link.springer.com/article/10.1007/s13225-020-00457-3
オレンジ色のストローマを形成するCordycepsやSamsoniellaが多数記載されています。イラガ繭に寄生するSamsoniella cardinalisは、ignatiusさんのブログにあるヒメサナギタケ?(http://ignatius.blog3.fc2.com/blog-entry-153.html)に似ている気がします。

3.タイ産直翅上目生種の新属新種記載
https://www.ingentaconnect.com/content/nhn/pimj/2020/00000044/00000001/art00006#
コゴメカマキリムシタケを含む新属Petchiaが設立されました。他に新属Neotorrubiellaも設立されています。

4.Simplicilliumの新種記載
https://mycokeys.pensoft.net/article/38040/
Simplicillium formicaeの子嚢殻(本文では誤ってシンネマとされている)がコゴメクモタケにそっくりです。コゴメクモタケはSimplicilliumではないかと疑っていましたが、ますますその可能性が高まりました。なお、Simplicillium formicaeと思われる種は、盛口先生が沖縄で採集されたサンプルを武田さんが観察し冬虫夏草No.31で報告されています。

5.中国産Simplicilliumの新種記載
https://mycokeys.pensoft.net/article/37176/list/1/

6.タイ産Akanthomyces(チョウ目生)の新種記載
https://mycokeys.pensoft.net/article/55126/

7.タイ産Gibellulaの新種記載
https://mycokeys.pensoft.net/article/55088/

No.284  投稿者:山鳥   投稿日:2020年09月09日 (水) 11時33分

おはようございます。

新情報、ありがとうございます。
見にいきます。

No.285  投稿者:K.Y   投稿日:2020年09月09日 (水) 12時27分

2の論文で記載されているSamsoniella ramosaは、サヌキイラガツブタケやコナサナギタケのテレオモルフと言われている虫草に似ていますね。今までコナサナギタケで片づけてきたものに、Samsoniellaが多数含まれているのだろうと思います。安易にコナサナギタケと同定できませんね…

3の論文のOphiocordyceps kobayasiiは進化の過程を考察するうえで興味深いです。いわゆるSphecocephalaクレード(ハチタケやカメムシタケなどが含まれる)に属し、アナモルフもHymenostilbe型なのに、子嚢胞子が短い糸状で分裂しない点は一般的なOphiocordycepsと似ています。おそらく、Sphecocephalaクレードと他のOphiocordycepsの共通祖先は分裂しない子嚢胞子を形成する特徴をもっていて、Sphecocephalaクレードが独自の進化を遂げた結果、64個の紡錘形の部分胞子に分裂する子嚢胞子を作るようになったのではないかと想像します。

No.286  投稿者:山鳥   投稿日:2020年09月09日 (水) 17時45分

ハチタケなどの紡錘形の胞子は、他と違い独特な形なので、見分けるのに便利だと思ってましたが、同じグループという認識は無かったです。

No.287  投稿者:ignatius   投稿日:2020年09月09日 (水) 20時50分

山鳥さんが検鏡されたコゴメクモタケのアナモルフと思われるものは、Simplicilliumっぽく見えましたが、Simplicillium formicaeとは分生子の形が違うように思います。近縁の別種かな?

No.288  投稿者:山鳥   投稿日:2020年09月10日 (木) 20時30分

コゴメクモタケ

No.289  投稿者:山鳥   投稿日:2020年09月10日 (木) 20時34分

アカンソマイセス

No.290  投稿者:山鳥   投稿日:2020年09月10日 (木) 20時40分

アナモルフのフィアライド?

No.277 カメムシの虫草ですが何でしょう? 投稿者:Nao    投稿日:2020年08月23日 (日) 22時15分 [返信]

いつも質問ばかりですみません。

先日見つけたのですがこれは何でしょう?
宿主はカメムシです。

エダウチカメムシタケなのかとも思いましたが…
(近くに普通のエダウチカメムシタケはいくつもありました)

写真だけでは判りにくいとは思いますがよろしくお願いします。

No.278  投稿者:山鳥   投稿日:2020年08月24日 (月) 07時13分

おはようございます。
写真を見る限り、カメムシタケに寄生したマユダマタケに見えます。
エダウチカメムシタケ、そのものかと。
マユダマタケは、頭部はもちろん、軸も、宿主からも子実体を出してきます。
普通は頭部からだけなので、この形は少ないと思います。

No.279  投稿者:Nao    投稿日:2020年08月25日 (火) 09時07分

山鳥さま
いつもありがとうございます。

マユダマタケでしたか。
ちなみに、子実体はお腹からも発生していました。

今回、初めてオサムシタケを見つけたと思って掘ってみたらカメムシでしたので何だろうと思いました。

オサムシタケとマユダマタケは別物と考えていいのでしょうか?
(図鑑でみると形が似ている感じがしますが…)


No.280  投稿者:山鳥   投稿日:2020年08月25日 (火) 10時17分

マユダマタケは、他の虫草の様々な種に寄生します。
子実体の頭部・軸や宿主の各部から出てきます。

カメムシタケ菌とは別物の菌です。
マユダマタケ菌にも種類が有ると思いますが、見た目はよく判りません。(○○菌とは呼ばないかもですが、分かり易いと思い、使わせて戴きました)

No.281  投稿者:山鳥   投稿日:2020年08月25日 (火) 10時20分

オサムシタケにもマユダマタケは寄生します。ルーペで、頭部(ムシピン状の部分)を確認してみて下さい。

No.282  投稿者:Nao   投稿日:2020年08月27日 (木) 14時22分

丁寧に教えて頂きありがとうございます。

未だオサムシタケ見たことありませんが、見つけた時には確認してみます。

No.273 干からびてますが… 投稿者:Nao    投稿日:2020年08月12日 (水) 14時42分 [返信]

発見時には既に干からびていました。
共に冬虫夏草と思うのですがよく分かりません。

どなたかわかる方いらっしゃいますか?




No.274  投稿者:山鳥   投稿日:2020年08月12日 (水) 15時40分

こんにちは、
一枚目、二枚目は、葉っぱの裏側に有るようで、形からすれば、アリ生のように見えます。名前を上げれば、タイワンアリタケでしょうが、もう、残骸状態なので、はてな?です。
三枚目からの物は、カイガラムシに発生したものと思われます。やはり古い。カイガラムシツブタケあたり。

発生している環境とかが、全くわからない。
どんな場所、どんな植物、など、ちょっとした情報を書き込むと、いいと思う。

No.275  投稿者:Nao   投稿日:2020年08月13日 (木) 21時35分

すみませんでした。
発生状況ですが、1.2枚目は川沿いのシダの葉裏です。
3〜5枚目は池の近くの木の枝です。

1.2枚目は甲虫の様ですが、結実部は山鳥さんの言われるようにタイワンアリタケみたいですね。
ちなみにタイワンアリタケはこの地域にあります。

3〜5枚目はカイガラムシツブタケですか。
確かに冬虫夏草生態図鑑のみるとその様な感じがします。

アドバイスありがとうございます。

No.276  投稿者:山鳥   投稿日:2020年08月13日 (木) 21時55分

こんばんは、
甲虫だと、面白いです。新鮮なものを見つけられる事を願ってます。
こちらでも、カイガラ虫生のものが出ますが、沢沿いの木の枝です。
これが、見えるんだから、新しいものも、必ず見えると思う。

情報をありがとうございました。

No.271 さてこれは?毛虫から子実体が! 投稿者:尾道太郎の母    投稿日:2020年08月02日 (日) 20時49分 [返信]

息子の太郎に頼まれて虫草の写真を撮りに山に行くと、オレンジ色の虫草らしき物が目に入り持ち帰り、よく見ると毛虫から子実体が発生してる。
写真を撮って気がついたのですが毛もじゃらの背中からどんどん子実体が出てきている。
息子の太郎に聞いてもよくわからないと言うので、どなたかご教授お願いします。

No.272  投稿者:山鳥   投稿日:2020年08月03日 (月) 13時19分

何だろう?
キノコ? 判りません。

No.269 これは何ですか? 投稿者:広尾山荘    投稿日:2020年07月22日 (水) 22時04分 [返信]

たまに虫草屋やってます広尾山荘@東京です。
先週17日、公園のプラタナスの下で半欠け果実拾いました。
プラタナス果実ではなく、モミジバフウあたりかも、中に虫が居るらしく虫草の子座が3本出てました。
子嚢殻らしきもの、未熟だったので冷蔵庫に入れて様子見。
今日再度調べてみましたが子嚢殻全然成長せず、子嚢作りません。
未熟というよりやめてしまったようです。
何ですかね、これ?
今まで未熟子嚢殻、冷蔵庫に収容して様子みましたが成功した試しが有りません。
なにかうまい追培養方法は有りませんか?

No.270  投稿者:山鳥   投稿日:2020年07月23日 (木) 15時12分

こんにちは、ご無沙汰しております。

何でしょうか?
木の実から出てる、面白そうですね。
冷蔵庫の野菜室は、保管には使いますが、追培養は部屋でやってます。夏は、室温が高くなるので、やってません。

No.263 アマミカイキタンポタケとTolypocladium属不明種 投稿者:oso   投稿日:2020年05月26日 (火) 00時05分 [返信]

今年もアマミカイキタンポタケが発生しました。
宿主はやはり黒いツチダンゴで肌色の胞子のものです。
あまり土の無い斜面、苔生した岩肌に取り残された根の周囲の土から発生しています。
岩肌には常に水が染みており、高湿度環境を好むようです。

No.264  投稿者:oso   投稿日:2020年05月26日 (火) 00時08分

また同じく肌色胞子の黒いツチダンゴから発生するTolypocladium属不明種も発見しました。
サキブトタマヤドリタケのような形状ですが、色が赤っぽく見たことが無い感じです。
そもそも硬質の黒い外皮を持つツチダンゴを宿主とする種自体が少ないので完全にお手上げです。
場所はかなり粘土質の斜面で、気生型冬虫夏草が発生するような高湿度の沢筋です。

No.265  投稿者:山鳥   投稿日:2020年05月26日 (火) 19時24分

こんばんは。山鳥です。
お返事、遅くなりました。
全く見た事の無いものなので唖然としております。どなたかの所見をお待ちしたいと思います。

No.266  投稿者:oso   投稿日:2020年05月28日 (木) 20時19分

山鳥様。

カラー版冬虫夏草図鑑に掲載されているアマミクロダンゴタンポタケが外見的には近いと教えて頂きました。
図鑑を購入して確認しましたが、二次胞子のサイズが若干異なるように思います。
全く見当がつかないので、私も待ちたいと思います。

No.267  投稿者:山鳥   投稿日:2020年05月29日 (金) 07時49分

おはようございます。
僕は、このカラー図鑑を、清水図鑑と呼んでいます。僕が始めた時は、この図鑑しか無かったです。いわば、バイブルと思っています(笑)
本の末尾に各地の相談する先生が載っていますが、僕の県には幸いにも先駆者が居て直接教えてもらいました。

No.268  投稿者:oso   投稿日:2020年05月29日 (金) 23時31分

山鳥様。

同定依頼先が普通に載っていてビックリしました。今では属まで変わっているものが多いですが、冬虫夏草への熱意と言うか「好き」が伝わる図鑑だなぁと読み進めています。これは必携です・・・。

No.257 これはなんでしょうか 投稿者:大城 宇啓    投稿日:2020年05月03日 (日) 10時42分 [返信]

サキシマヒラタの幼虫についていました。

No.258  投稿者:山鳥   投稿日:2020年05月03日 (日) 19時58分

こんばんは、
冬虫夏草の仲間と思われます。
ですが、未成熟かアナモルフのように見えます。宿主がクワガタ虫、それも稀な種類?(クワガタを、よく知らない)
大変、珍しいものだと思います。

No.259  投稿者:山鳥   投稿日:2020年05月03日 (日) 20時11分

子実体の先端部分に、粒々(子嚢殻)が有れば・・・確認できませんかね?

No.260  投稿者:大城 宇啓    投稿日:2020年05月04日 (月) 19時10分

これは、、つぶつぶありますかね?w

No.261  投稿者:山鳥   投稿日:2020年05月05日 (火) 08時55分

おはようございます。
残念ですが、見えませんね〜。

培養して分生子が採れれば、名前の解明に少しだけ前進するかもしれませんが、家庭では無理かもです。残念。

貴重な情報を、ありがとうございました。
これからも宜しくお願いします。

No.262  投稿者:大城 宇啓    投稿日:2020年05月05日 (火) 09時42分

返信・対応 本当にありがとうございました!
また、別種のようなものが見つかれば相談させて頂きたいです。

No.254 トビシマセミタケでしょうか? 投稿者:yamagawa    投稿日:2020年04月24日 (金) 06時47分 [返信]

長崎市内にある標高475mのヒノキ林内で観察しました。形態だけでの同定ですが、トビシマセミタケでいいでしょうか?けっこうたくさん発生していました。

No.255  投稿者:山鳥   投稿日:2020年04月24日 (金) 15時40分

こんにちは、
セミ生、素晴らしいですね!
僕は、この形の物を見たことが無いので、なんとも言えませんが、絵合わせだとトビシマセミタケに見えますね!

No.256  投稿者:yamagawa   投稿日:2020年04月24日 (金) 19時19分

山鳥 様、ありがとうございます。私も初めて見ました。毎日、この山に登っているきのこ仲間から発生を教えてもらいました。今年も発生すればいいですが。セミにとっては、災難ですが。



Number
Pass
SYSTEM BY せっかく掲示板