日本冬虫夏草の会 画像掲示板

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No.386 種に関する伺い 投稿者:辰野    投稿日:2024年11月13日 (水) 12時15分 [返信]

よく行く場所で冬虫夏草のようなものを見つけました。
これについて2点伺いたいです。

・冬虫夏草の一種なのか?
・冬虫夏草であれば、種の名前は何なのか?

ツクツクボウシタケかと思い掘り出したところ、梅の種のようなものから枝状に伸びていました。
枝の先には分生子のような白い粉状のものがついています。
宿主は植物の種子かと思ったのですが、固くなく押すとへこむ感じがします。
一番近いと感じたのは、フタスジシマメイガの繭でしょうか。
採取日は11月6日です。
よろしくお願いいたします。

No.387  投稿者:やまどり   投稿日:2024年11月13日 (水) 15時08分

辰野様

やまどりです。

まず、コナサナギタケ、で、良いと思います。
次に、蛾の仲間、マユ(繭)を持つ仲間、
次に、扁平の繭、サナギを持つ仲間、
と思います。
マユの端を、うまく切っていくと、
サナギか、幼虫の形が
現れると思います。
コナサナギタケは、アナモル系の総称的な名前です。
それ以上に、特定するには、顕微鏡観察が必要です。

扁平なサナギのテレオモルフは珍しいので、
発見場所の定期的観察を続けて欲しいです。

貴重なご報告、ありがとうございます。

No.389  投稿者:辰野   投稿日:2024年11月13日 (水) 17時17分

コナサナギタケとのこと教えてくださり、ありがとうございます。
顕微鏡にて分生子の観察しましたので、その画像を添付いたします。
もし、もう少し種が絞り込めるようでしたら、その旨ご教示いただけますと幸いです。

No.391  投稿者:やまどり   投稿日:2024年11月13日 (水) 22時03分

よく似ている僕のものを貼ります。

No.392  投稿者:やまどり   投稿日:2024年11月13日 (水) 22時10分

コナサナギタケなどアナモルフ類は、
分生子の形確認と、分生子を作る、分生子形成細胞の形確認が必要になります。
上の写真で、分生子と形成細胞の組み合わせを観察して、同定を試みます。
図鑑として「改訂 昆虫病原菌の検索」を参照にしています。

No.393  投稿者:辰野   投稿日:2024年11月15日 (金) 15時59分

図鑑のご紹介、ありがとうございます。
参考にして種の絞り込みに取り組んでみます。

No.394  投稿者:辰野   投稿日:2024年11月15日 (金) 16時02分

ちなみに、参考として貼っていただいた冬虫夏草は、何という名前なのでしょうか?

No.395  投稿者:やまどり   投稿日:2024年11月16日 (土) 09時30分

一応、清水先生が、仮の名で、
コバンムシコナサナギタケと言う名前をつけられましたが、
学名は、spです。

No.374 ザトウムシタケ? 投稿者:白石泰志    投稿日:2024年10月15日 (火) 03時49分 [返信]

島根県の山間部沢沿い、朽木に張り付いていました。ザトウムシの冬虫夏草ではないかと思いますがどうでしょうか??

No.377  投稿者:やまどり   投稿日:2024年10月15日 (火) 04時58分

白石様

おはようございます。
管理人の山鳥です。

ザトウムシタケで間違いないと思います。
おめでとうございます!
発見の難しい、大変貴重な冬虫夏草です。

写真を拝見すると、
沢山の子嚢殻が見えて、素晴らしい個体だと思います。
発見例が少ない種なので、
島根県からの報告は、初めてではないかと思っています(確認します)。
顕微鏡観察など詳細な観察をお勧めします。

No.378  投稿者:めたこるじぃ    投稿日:2024年10月15日 (火) 12時07分

めたこるじぃと申します。

ザトウムシタケの発見、おめでとうございます!
私は石の裏で見つける事が多いのですが、本州でも朽木の裏で発生することがあるのですね。驚きました。

写真を拝見したところ、子嚢殻がまだ膨らみきっていないようです。なので胞子の観察等されるようであればもう少し成熟を待った方が良いと思います。

添付画像くらいの子嚢殻の形になれば胞子を見れるかも知れません


No.379  投稿者:やまどり   投稿日:2024年10月15日 (火) 13時23分

めたこるじいさんの画像です

No.380  投稿者:白石泰志   投稿日:2024年10月15日 (火) 20時12分

ありがとうございます。貴重な種類のようで光栄です。結構宿主が傷んでいたようにみえますが、これから胞子が成熟するんですね。

No.381  投稿者:やまどり   投稿日:2024年10月15日 (火) 22時30分

子嚢胞子の顕微鏡観察をするなら、
今から、子嚢殻の下に、カバーグラスか、スライドグラスを置いておくと、胞子の放出が始まれば、判りますので、そのまま、使えます。

No.382 ザトウムシタケの未熟体? 投稿者:白石泰志    投稿日:2024年10月21日 (月) 01時10分

前回のザトウムシタケが発生していた朽木の近くの朽木でまたザトウムシタケではないかと思う冬虫夏草を見つけました。未熟体に見えますが、どのくらいで成熟するものでしょうか??

No.383  投稿者:やまどり   投稿日:2024年10月21日 (月) 05時39分

白石様

複数のザトウムシタケが、発生する環境は、素晴らしいですね。

外気温が急に下がってきたので、生育は、難しいかもしれません。
そのまま様子をみるか、採集して追培養するかですが、非常に小さいので乾かないようにするなど
世話がたいへんかもしれません。
僕は、経験がないので、なんとも言えません。

No.384  投稿者:めたこるじぃ    投稿日:2024年10月21日 (月) 08時25分

ザトウムシタケは冬に成熟する可能性もあるので、このまま様子をみるのが良いと思います。
私の画像も冬に撮影しました。(まだ少し未熟だったようですが)

No.385  投稿者:白石泰志   投稿日:2024年10月22日 (火) 21時55分

いろいろとご意見ありがとうございます。追培養は難しそうですね。冬は積雪もある環境なので見失わないように注意しておきます。

No.368 追培養で子実体らしき突起物が発生しました。 投稿者:林    投稿日:2024年08月15日 (木) 16時16分 [返信]

山中で拾ったハチの仲間の亡骸を持ち帰り、追培養を試みたところ、画像の様な突起物が発生しました。これは冬虫夏草なのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

No.371  投稿者:山鳥   投稿日:2024年08月15日 (木) 17時10分

林さん

ヒルステラの仲間
冬虫夏草の不完全体と思います。

フィアライドと分生子の確認が出来れば、
かなり、名前に近づけるかと思います。

最後の写真に、小さな子実体らしきものが見えますので、これを顕微鏡で、分生子の大きさ、形。
フィアライド(分生子形成細胞)の形とを見ることが出来れば、名前に近づくかもしれません。

No.373  投稿者:林    投稿日:2024年08月15日 (木) 17時42分

山鳥様

ヒルステラの仲間
不完全体とのこと、大変参考になりました。

フィアライドと分生子の確認をしてみようと思います。

ご対応ありがとうございました。

No.367 冬虫夏草の種査定に自信がありません 投稿者:林     投稿日:2024年08月15日 (木) 16時10分 [返信]

サークルの研究雑誌で地域の冬虫夏草について調べているところです。
種査定に自信がなく、画像の種について、ご教授頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

No.369  投稿者:やまどり   投稿日:2024年08月15日 (木) 17時01分

林さん
こんばんは、山鳥です。

1枚目2枚目、クモ生の冬虫夏草と思いますが、アナモルフのようです。

3枚目は、ヒルステラの仲間(Hirsutell)見えます

4枚目5枚目、宿主が、何なのか、それによって名前が変わりますが、子実体の先端に子嚢殻が見えません。
名前に落とすのは、難しいです。

それと、スケールが無いので、大きさの予想が出来ません。

1枚目のクモ生、よく似た画像を添付します。



No.370  投稿者:山鳥   投稿日:2024年08月15日 (木) 17時09分

林さん

ヒルステラの仲間
冬虫夏草の不完全体と思います。

フィアライドと分生子の確認が出来れば、
かなり、名前に近づけるかと思います。

最後の写真に、小さな子実体らしきものが見えますので、これを顕微鏡で、分生子の大きさ、形。
フィアライド(分生子形成細胞)の形とを見ることが出来れば、名前に近づくかもしれません。

No.372 冬虫夏草の種査定に自信がありません 投稿者:林    投稿日:2024年08月15日 (木) 17時37分

山鳥様
こんばんは
林と申します。

さっそくのご回答ありがとうございます。

全て全長となりますが、各種の大きさは以下の通りです。
1.2枚目 5mm
3枚目 8mm
4,5枚目 28mm

添付いただいた画像を拝見しましたが
とても綺麗な黄色で驚きました。
ご対応くださりありがとうございます。

No.364 クチキムシタケの一種? 投稿者:白石泰志    投稿日:2024年07月09日 (火) 22時48分 [返信]

鳥取県の山間部の沢沿いの朽木から発生しておりました。1センチほどの幼虫で、結実部は薄いオレンジ色をしております。クチキムシタケの一種のように思いますが何なのかわかりません。よろしくお願いします。

No.365  投稿者:山鳥   投稿日:2024年07月11日 (木) 13時57分

白石様

山鳥です。
綺麗な画像をありがとうございます。

子嚢殻の付き方が、裸生で、オレンジ色。
大きさも、合わせると、
クチキムシツブタケに見えます。

僕のところ(香川県)では、同じ朽木
あるいは、周囲の朽ち木に複数見つかる事が有ります。たぶん、探されているとは思いますが、
有力な発生場所と思います。

No.366  投稿者:白石泰志   投稿日:2024年07月25日 (木) 18時55分

ありがとうございます
参考になりました
同じ倒木にもう一か所確認できました。

No.360 オニハエヤドリタケの重複寄生菌でしょうか? 投稿者:yamagara   投稿日:2024年01月28日 (日) 18時31分 [返信]

山鳥様

こんばんは。
宮城県の里山でオニハエヤドリタケを探していましたところ、粉砂糖をまぶしたような個体がありました。よくよく見てみましたところ、白いポップコーンのようなツブツブが確認でき、黄色の孔口もありました。
これはオニハエヤドリタケの重複寄生菌のようですが、なんだかわかりますでしょうか?
(もしかしてオニハエヤドリツブタケでしょうか?)
*時期的に古い個体と思われますが。。。

もしわかれば教えていだだけますと助かります。
よろしくお願いします。

No.361  投稿者:山鳥   投稿日:2024年01月28日 (日) 20時09分

yamagaraさん、こんばんは。

はい、オニハエヤドリタケツブタケで、ほぼ間違い無いと思います。
宮城県では、初めての確認ではないでしょうか‼
素晴らしい!

確かに、時期的は違いますが(こちらは夏)
胞子を確認できればいいのですが。

No.362  投稿者:山鳥   投稿日:2024年01月28日 (日) 20時25分

間違い、オニハエヤドリタケツブタケ⇒オニハエヤドリツブタケ

No.363  投稿者:yamagara   投稿日:2024年01月28日 (日) 22時29分

山鳥様

早々のご連絡ありがとうございました。
やはりオニハエヤドリツブタケなのですね。
なかなか出会えませんでしたが、ようやく見つかりとても嬉しいです!
宮城では初なのですね。
胞子はトライ中ですが、古そうなので観察できるかどうか…です。
他にも未熟個体がありましたので、経過観察してみます。

ありがとうございました。


No.358 清水大典特別展 投稿者:田島昭泉    投稿日:2024年01月11日 (木) 13時58分 [返信]

初めまして
埼玉県の秩父市で今 清水大典特別展を開催中です。
山形県米沢市博物館より資料をお借りしての展示です。
場所は秩父市市役所の隣り。旧清水武甲写真館の跡地にある武甲庵ギャラリーです。1/15までの展示です。ご紹介まで。
ギャラリー0494-26-5879

No.359  投稿者:山鳥   投稿日:2024年01月11日 (木) 14時14分

田島様

情報をありがとうございます。
X(Twitter)に載せていただきました。

No.355 フタイロスカシツブタケでしょうか? 投稿者:yamagara    投稿日:2023年11月05日 (日) 16時07分 [返信]

山鳥様

こんにちは。
宮城県の里山でシャクトリムシハリセンボンのようなものを見つけ大感激だったのですが、よくよく見てみますと、宿主の体の表面にアリノミジンツブタケのような黒っぽい子嚢殻が確認できました。
調べてみましたところ、フタイロスカシツブタケのように思われましたが、そうでしょうか?
念のため確認させていただきたく、よろしくお願いします。

No.356  投稿者:山鳥   投稿日:2023年11月05日 (日) 17時20分

YAMAGARAさん、
こんにちは、山鳥です。
まず、シャクトリムシハリセンボンの発見、おめでとうございます。発生地なんですね。
シャクトリムシハリセンボンの結実部以外の部分に、裸生の子嚢殻が確認できれば、フタイロスカシツブタケと思います。子嚢胞子を確認できれば、さらに確定ですが。
発見、おめでとうございます🎉1

No.357  投稿者:yamagara    投稿日:2023年11月05日 (日) 20時51分

山鳥様

早速のご返信ありがとうございます。
やはりフタイロスカシツブタケのようですね。
少し自信がなかったため、確認させていただいてよかったです。

憧れのシャクトリムシハリセンボンは初めて見つけたので、ここで発生するのかどうかもよくわからなかったのですが、重複寄生菌まで確認できるとは感極まりです!

またなにかありましたら、よろしくお願いします。





No.353 謝辞! 投稿者:塚越 哲也    投稿日:2023年09月24日 (日) 21時10分 [返信]

山鳥さま
すぐに返信いただき本当にありがとうございます。
専門の方の判断が頂けもやもやが消えました。
ありがとうございます。

塚越(茨城大学生物研究会OB)

No.354  投稿者:山鳥   投稿日:2023年09月24日 (日) 22時53分

塚越さん

僕は、冬虫夏草が大好きなアマチュアの人です。
つる生植物の専門家にお尋ねになると、もっと、
解決するかもです(笑)

No.351 わかりません?教えていただけませんか? 投稿者:塚越 哲也    投稿日:2023年09月24日 (日) 20時31分 [返信]

9月初旬、前日光標高1300m。フジの古木(生木)から写真のようなものが出ていました。表皮を剥いた写真ですが、生きた木の内部から出ているので、冬虫夏草ではないような気がします。キノコの図鑑でも見つかりません。「疑根?」という人もいました。お時間がありましたらご教示ください。よろしくお願いいたします。

No.352  投稿者:山鳥   投稿日:2023年09月24日 (日) 20時52分

塚越さん
こんばんは、山鳥です。

僕も、植物の根?の先端のように見えます。
木の細い根っこのように見える虫草も有るのですが、
これは、子実体ではなさそう。な気がします。
答えにならなくて、すいません。



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