栞 - 2007年01月21日 (日) 17時42分
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大寒の日 初雪ちらつく 防災訓練 ・・始めて参加して・・
1月20日午前9時。各地区別集合場所に集まった人たちは、続々地域防災拠点岡津小学校の運動場へと向かいました。訓練会場には、すでに泉消防署から消防車4台、オレンジ色の制服を着た署員たちが、あちこちで訓練の準備をしています。 9時30分、各地域から集まった老若男女5百人余、挨拶、訓練内容の説明などを受けてから訓練に入りました。 広い校庭には、応急救護訓練(三角巾、心肺蘇生法)、消火器を使っての初期消火訓練、エンジンカッター、発電投光器、油圧機器の取り扱い方訓練など、グループに分けられ、それぞれの箇所でみんなが体験できるように用意されています。大いにびっくりしたのは、校庭の地下には、6000人が3日間使用できる量の貯水槽があるということでした。水道局の職員が実際に汲み上げる方法を指導していました。 日ごろ、防災倉庫にどんなものが備蓄されているか考えたこともなかったのですが、このような器具、機器が入っていたのかと改めて感心してしまいました。 地域住民のほとんどの人は、地域に防災組織があり、誰がどんな役割を持っているのか、恐らく知らないでしょう。現に、役員である私が、初めて参加したというのも恥ずかしい限りです。「備えあればうれい無し」とは言うものの、いざとなった時に、果たして、どんなことになるのか。阪神大震災を思ったとき、想像を絶するものがあります。 もっと真剣に、こういう機会に参加しなくてはいけない。また、隣近所の人たちと常日頃の交流が一番ではないか。人と人が助け合う人間的な関係が重要なのかもしれない・・・と、初めて参加した私は、自分を恥じながら家に戻ったのです。
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