ペットのための自然療法〜教えて?竹内せんせ〜い!
ペットに関する記事のみ書き込んで下さいね。 お返事が遅くなる場合もありますのでご了承くださいませ。
竹内 2005年07月04日 (月) 15時27分 No.58
この場合色々なことが考えられますが、骨よりも筋肉に問題がありそうです。また、疲れやすいことも併せると、脾の治療が必要かと思います。マッサージや指圧は脾の経絡やツボにして頂くといいでしょう。
それと、食餌の問題も大きくなります。油っこいものや味付けの濃いものは控えてください。それと、甘いものは本来は脾にいいのですが、骨に影響を与えますし、さらには犬の場合はカパを増やすことが人間以上に大きな問題になります。そして、身体を冷やすことになるので、果物と牛乳も控えてください。
その他の注意点としては、軽い運動をこまめにさせて頂くことがいいかと思います。
この程度でよろしいでしょうか?
竹内 2005年06月22日 (水) 16時54分 No.55
これは難しい問題です。本来人畜共通伝染病は数え切れないくらいあるのですが、問題になるものは結構限られてきます。ところが、全国的に免疫力(抵抗力)の低下が問題になっているそうで、簡単に感染してしまう人(ペットも)が増えているそうです。ご相談のパスツレラなども同様です。
いくら猫が好きでも猫アレルギーの人は猫を触れないのと同じで、病気をもらいやすい人はペットに近づかない方が無難でしょう。家庭内でペットを飼うことはほほえましくてお勧めしたいのですが、病気をもらいやすい人は同居しているだけで感染してしまう人畜共通伝染病もあり、この問題は避けて通れません。
すいませんが、獣医師として申し上げることができるのはここまでです。飼い主さん自身の健康状態や抵抗力の問題は医師にご相談くださいませ。
美ィ。 2005年06月22日 (水) 20時15分 No.56
竹内先生
ありがとうございました。
主人も大丈夫でした。
お互いに
快適に楽しく暮らせるように努めます。
ー感謝ー
竹内 2005年06月13日 (月) 22時13分 No.52
検査結果からすると、確かに厳しい状態です。猫の腎不全,尿毒症はなかなか見つけにくいことが多く、突然症状が現れることもしばしばあります。この場合毒素が体内に蔓延し、内臓だけでなく脳などにも障害が起こります。
ところで、本来なら人工透析が必要になるのですが、動物の場合その機械すらほとんどない状態です。また、数年前に腎臓移植の報告がありましたが、まだまだ実験的な段階と言っていいでしょう。
一般には点滴くらいしか方法がないのも現状で、どの程度有効なのかもまちまちです。
ただ、私の経験からだけですが、腎兪・太谿への灸が有効なことが何例かありました。宜しければ、お試しください。
腎兪は、まず一番後ろの肋骨を探し、その肋骨の付け根に当たる背骨の関節を見つけます。そこから二つ下の関節の真横に腎兪があります。また、太谿は内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあります。(ツボは左右にありますが、治療に使うのはどちらか一方で結構です)
また、棒灸を使うのが最も手軽な方法かと思いますが、近づけすぎや長時間の処置はやけどの危険性があるのでくれぐれもご注意ください。必ず灸をするツボの近くに自分の指を添えて、どの程度の熱さになっているかを確認しながら行ってください。1ヶ所5〜10分くらいが処置の目安になりますが、受け入れてくれる場合は長めで結構ですし、嫌がるようでしたら短めにしてください。
とうでんけん 2005年06月14日 (火) 06時59分 No.53
ありがとうございます
先生、お忙しい中ありがとうございます。
早速 腎ゆ の灸をやってみます。(たいけいのつぼは無理そうです)
今は水だけがぶがぶ飲みます。
お日様にあててあげたいのですが、暗がりにばかり行きます。
最後まであきらめないで毎日やってみます!
竹内 2005年06月06日 (月) 15時44分 No.49
この場合書き込みの内容からの判断になりますが、胃腸の動きが活発すぎることに加え熱がこもるものと思います。また、生まれつき消化器に問題のある場合はその処置は難しいことが多々ありますが、この場合も治しにくいタイプになると思います。
色々とお試しされていて効果がないようなので、お勧めする方法があまり思いつかないのですが、指圧や温灸は如何でしょうか?
ツボは背中にある夏バテによく用いるものがいいでしょう。次のようにして探してみてください。
肋骨の間を肋間といいますが、まず一番後ろの肋間を探してみてください。そして、その肋間を背骨の方に上がったところで、背骨の両脇に脾兪というツボがあります。そして、脾兪から頭の方に二つ上がった肋間の背骨の両脇に肝兪というツボがあります。また、そこから頭の方に二つ上がった肋間の背骨の両脇に膈兪というツボがあります。これらのツボは胃の六つ灸と呼ばれるものに用いられるツボであり、これらのツボに灸をすると胃のトラブル一切に有効だと言われています。また、これらのツボには灸をするのが最もお勧めですが、指圧をしても充分に有効は得られます。また、ブラシで軽くたたいてみるのも方法です。
この程度で宜しいでしょうか?
muc 2005年06月06日 (月) 23時41分 No.50
ご助言有難うございます。
お忙しい所、早々にご返答頂き、誠に有難うございました。
今もちょっと下痢気味で、嘔吐もチビチビあるようです。
ウチの犬は先天的に胃腸が弱いのだと思います。
成犬になる前から、胃腸炎の症状を見せていたと思います。
もっと昔は、子犬の頃からですが、ご飯に余り興味のない犬でした。
「ご飯だよ」と声を掛けるとどこかへ行ってしまって、
食べさせるのにいつも苦労していました。
数年前まで今より細身でした。
吐血・血便を繰り返し、度重なる絶食で飢餓感を覚え、
今のように永遠にご飯をねだるようになったと感じられます。
この間、下痢と嘔吐がひどかった時、病院で熱があると言われました。
ここ2・3年で、熱が頻繁に出るようになりました。
お灸は一度、
病院で煙を当てる程度の軽いものをしてもらった事があります。
指圧は、鍼灸の本も持っているのですが、やはり素人には難しいと言いますか、
その辺りをさすってみたりした事はありますが、
「これで合ってるのか?」と自信が持てませんでした。
胃腸が弱いと、折角色々効果があると言われる物を与えても、消化吸収できないのではないでしょうか…。
ウチの犬の状態を見るにつけ、そう思わざるを得ません。
今は心身のバランスを完全に崩してしまっている様に見えます。
胃腸を整える事もすごく大事なのですが、
今の精神状態をその前に何とかしなければいけないのかもしれない、とも考えています。
ですがそれをどうやって治すのか…。
前途多難です。
(ウチの犬は、病弱ですが決して気弱な性分ではなく、典型的なヨーキー気質で、
元々はヨソの犬や知らない人でも、気に入らなければ怒りますし、
好きだと思えば大喜びで自分から近寄って行きます)
竹内 2005年06月06日 (月) 15時29分 No.48
現在の処置が合っているようでしたら続けて頂いて結構かと思います。
ところで、腫瘍には断食や少食が有効とよく言われます。専門家の意見によると、食を少なくすると免疫状態が改善されるので多くの病気に有効だそうです。
ちなみに我が病院でも皮膚病には少食を勧めていますが、なかなかいい成績が出ています。
宜しければお試しくださいませ。
竹内 2005年05月30日 (月) 16時08分 No.41
どのような状態になっているのか、見ていないのでお答えしにくいところもあるのですが、手術は最終的な手段になりますから、お薬を変えてみるなどもう少し方法をご検討頂いた方がいいと思います。また、抗生物質の効果がない状態であれば、感染をはじめとして手術によるリスクも大きくなると思います。
それと、去勢手術の影響で寿命が延びるというのも疑問があります。性ホルモンの影響は科学的に調べられており、不妊手術は雄雌ともに骨などに影響が出ることが解っています。また、東洋医学では寿命を縮めることにつながるとの意見もあります。ただ、がっちりした体格でスタミナのあるものは蓄えがあるため影響が少ないという点で東西の医学の意見は一致しています。
また、不妊手術で寿命が長くなったのではなく、不妊手術を受けさせる飼い主の方が飼育管理などがしっかりしているためという意見もあります。(いい加減な飼い方をしている方はペットにお金をかけたくないという理由から不妊手術を受けさせないということもあるみたいです。当然ペットの寿命も短いでしょう。)ただし、この点については不妊手術で予防できる病気もありますから、飼育管理などのファクターを考慮した統計を調べないとハッキリしたことはいえないのですが、上記のような科学的なデーターは無視できないでしょう。
長々となりましたが、有効なお薬はあると思いますので、手術はもう少しご検討頂いた方がいいと思います。
とうでんけん 2005年05月30日 (月) 21時54分 No.42
先生のご意見に同意!
去勢手術で寿命が延びるなんてどんなデータを持っているんだろう?と疑問です。
そして手術をむやみやたらに薦める姿勢にも疑問を感じます。
竹内先生のコメントのように、もう少し検討してから手術をするか否か決めても遅くないと思いますよ〜。
獣医さんは、手術なんて簡単!簡単!っていいますけど
肉を切り、血を流すことには変わりありませんものね。慎重にご検討くださいませ。
とうでんけん 2005年06月06日 (月) 13時49分 No.47
竹内せんせい!
このワンちゃんの摘出手術は回避されたそうです!
スクールにメールが来ましたのでご報告まで。(多分先生も心配していらっしゃるとおもったので。。。)
今は元気みたいです!
先生のレスのお陰で、手術をすぐに行なうことは一旦止めた、ということでした。
先生、ありがとうございました!
竹内 2005年05月26日 (木) 18時25分 No.37
肉食獣の特徴になりますが、胃液が多いときは吐くことによってその量を調整します。そのため犬も猫も1日3回くらいの嘔吐は普通に見られます。
ただ、そのような状態が長期間続いたり、1日の回数があまりにも多い場合は診察を受けられた方がいいでしょう。また、回数は少なくても吐いた後に疲れが見られるような場合や血液の混入が認められる場合なども診察を受けられた方がいいでしょう。(気になるようでしたら、状態の確認ということでいつでも結構でしょう。)
ところで、診察料については病院によってかなり差があります。また、どのような検査や治療が行われるかで相当変わってきますので、気になる場合は連れて行かれる病院にお電話で結構ですから大体のところをお尋ねください。