このレスは下記の投稿への返信になります。
内容が異なる場合はブラウザのバックにて戻ってください

８月３日長岡｢フェニックス・ミュージックフェス｣
｢国境の長いトンネルを抜けると･･･｣、夏なので雪国という雰囲気は感じませんが、
つい最近、川端康成の｢雪国｣を読んだばかりなので、小説に出てくる風景に似たものが無いかつい探して
しまいます。
停車した湯沢駅でも｢葉子と行男｣が居ないか周りを探してしまいます。

そんなこんなしているうちに、長岡駅に到着。
ホームから階段を降りてトイレに向おうとしていると、そこには｢葉子と行男｣が･･･
皆さんがご存知の歌姫様とお髭のギターリストです。
(小説の｢葉子と行男｣と違って、お二人とも生命力に満ち溢れておりました。)

お二人以外にも、お供の方々が周りにいらっしゃる筈ですが、突然のことなので確認できませんでした。
心の中で｢今日のライブ頑張ってね！｣とエールを送りつつ、その場は、見て見ぬ振りでやり過ごしました。

長岡の駅前は道路を歩行者天国にして、露天、フリーマーケット、伝統芸能の披露等、お祭りでは恒例の催しが
行われておりました。
フェニックスフェス会場は、花火観覧席(河川敷)では一番端にあり、駅から歩いて20分ぐらいです。
会場入り口に14時半に着くとリハーサルの音が聞こえてきました。会場入り口からステージまで少し遠いのですが
｢明日｣と｢Jupiter｣が微かに聞こえてきました。

開場時間になると入り口前は150人ほどの列になりました。
開場から開演前の２時間、日差しを遮るものも無く、台風一過後のフェーン現象で気温も36度。
私はＵＶカットの日傘を持参していたので、まだ良かったのですが、周りの方は、大変そうでした。
ステージ上も炎天下の中、ピアノの調律師さん、いつもの音楽(舞台)監督さん等が世話しなく機材、楽器のセッティングを
しておりました。(いつもお疲れ様です。)

その２時間の間に、あの映画の予告が、ステージ脇の大型スクリーンに２度流れました。
そしてFM新潟のアナウンサーさんが登場し、花火大会、あーやの紹介をしてバンドメンバーが登場。準備万端です。

アナウンサーさんの｢準備が出来たようです、平原綾香さんの登場です。皆さん立ってください｣の掛け声で
観客一同スタンディング！
舞台の右袖よりさーっと、あーやがご登場します。
衣装は、被災地ということを配慮してか、ドレスではなく、普段着っぽい感じで、とても好印象でした。

｢I Love Your Smile｣
ツアーも終えられ、あーやのSax演奏姿も、板についてきました。
今回は、とても気持ち良さそうに、朗々とSaxを吹いておられました。
観客の皆さん、の手拍子、声援も素晴らしかったです。
長岡をはじめ新潟の皆さんは、あーやのことを、とても大事に、そして心から応援しているんだなと感じました。
そういえば、ご隠居さん(おじいちゃん)から｢綾香｣コールが何度もありました。
(ＮＨＫのSongsで少しだけ写っていたおじいちゃんだったような気がします。)

｢Circle Game｣
ベース、ギター、ギターのソロリレーでは、古澤さんがとてもはりきって演奏しておりました。
(その他のお二方の気合が足りなかったのかな？)

ここで、ＭＣ。
長岡祭りに、呼んできた貰ったことへの感謝と２年前は、直ぐ近くの土手の上に歌うスペースを作っていただいて
そこでフェニックス花火に合わせ｢Jupiter｣を歌ったんですと思い出を語られました。
大学卒業の連絡、観客から、恒例？の｢おめでとう！｣コールであーやご満悦かな？
そして次の曲紹介でお間違いを･･･｢誓い｣｢夢暦｣のところを｢明日｣｢夢暦｣と･･･間違えてアタフタするあーやへ
お客さんからの温かい拍手がありました。

｢誓い｣
初めのピアノの演奏が、いつもと違っていてちょっと違和感がありました、その後はいつも通り、素晴らしかったです。

｢夢暦｣
今春ご卒業されるまでの学校生活を思って歌っているそうです。
この曲は、ツアーで何度も聴いておりますが、何度聴いても良い曲です。

ここで(多分？違ってるかも)バンドメンバーの紹介。
今回は、山内さん(ベース)、稲葉さん(ギター)、古澤さん(ギター)、以上そらツアーメンバーと、
小倉さん(ピアノ、キーボード)、カースケさん(ドラム)の５人編成でした。

｢明日｣
ゴキさんのお書きいただいた通り、チェロの部分は山内さんのフットレスベース(エレクトリックベース)でした。
稲葉さん演奏もいつもと違っていたように感じました。

２年前の初めてのフェニックス花火でJupiterを歌った思い出についてもう一度お話があり、
そして｢Jupiterを歌う際には、いつも中越地震、そして今年７月に起きた中越沖地震から
早期復興されることを願って歌っています。｣とコメントがあり次の(最後の)曲となります。

｢Jupiter｣
今回も沢山の思いがこもった特別なJupiterでした。
多数のお客さんから手拍子がありました。色々な意味のこもった手拍子なんだろうとつくづくと感じました。

演奏終了後、あーや、バンドメンバーの皆さんはさらりと退場されたこともあり、
アンコールの拍手が凄かったです。

アンコールの拍手が鳴り止まなかったので、もう一度あーやのみが再登場して、｢アンコールを予期してなくて
曲を用意していないのです。この盛り上がった気持ちで、フェニックス花火のカラオケの｢Jupiter｣を聴いてください。｣と
アンコールが出来ない申しをお告げいただいて終演となりました。