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Ayaka Hirahara Concert Tour 2010〜from The New World〜at 下関市民会館レポその1
2010年08月05日 23:26:39 (帰ってきた)円あそび No.1181

icon  はやいものであの一夜から1週間が経ちました。いろいろネット上でこの日のレポを探してみましたが見つからず、ならばと一念発起して「そら」ツアー岩国公演以来のレポを書くことにしました。おそらくまた長編になろうかと思いますが、ひとつお付き合いいただければうれしいです。では始めましょう。

 1 いざ下関
 午前中はしっかり働いて、勤務終了後自家用車を150キロ走らせて会場のある下関市へ。開演前に地元のCD店でバッハのCD(カンタータ140番、別名・・)を購入、ホルストから始まったクラシックCD収集も3年間で21枚!あ〜やのおかげでにわかクラシック通になれたようです。会場に入って、観客の平均年齢の高さにビックリ!私より若い人がほとんどいないではないか、大丈夫か?と心配に。でも小学校高学年の女の子を連れたお母さんを見たときにそのお母さんを心の中でほめてあげました。今回のあ〜やのコンサートは「学校で習うより何倍も面白い音楽の授業」なんですから。

 2 「セレナーデ」〜「Sleepers,Wake」〜「威風堂々」
 そして客電が消えて「セレナーデ」のアカペラとともにメンバーが薄暗いステージの中に入ってきます。そして「Sleepers,Wake」のイントロが始まると同時にaikaお姉ちゃんの手拍子とともにあ〜や登場!実に楽しそうに歌っていたのが印象的でした。どちらかといえばエルガーの原曲のほうが好きな「威風堂々」も改めて聴いてみるといい感じだなと再発見。最初に行った福岡公演もそうでしたが、いいコンサートになりそうだという予感を感じ取りました。

 3 「Moldau」〜「シェヘラザード」〜「pavane〜亡き王女のためのパヴァーヌ」
 ここからしばらく、しっとりとした曲が続きます。そういえば昔同じようにこの曲をカバー(もちろん詞は違います)していた歌手がいたなぁと「Moldau」を聴きながら思ってました。その歌手の名はさだまさし、25年くらい前の映画の主題歌でした。さだまさしといえば長崎出身であ〜や一家とも縁のある方、不思議なつながりがあるもんだなぁと実感しました。「シェヘラザード」で優しい気持ちになったあと「pavane」の伸びやかな声を存分に味わいました。

 (その2につづきます)
 
Ayaka Hirahara Concert Tour 2010〜from The New World〜at 下関市民会館レポその2
2010年08月06日 00:06:27 (帰ってきた)円あそび No.1182

icon  4 MC〜「明日」
 最初のMCまでこれほど時間がかかったのは初めてではないでしょうか?そのMCの中で、自分の持っていたこだわりを捨てて「新世界」にたどり着いたこと、クラシックも好きだけどオリジナルもやって行きたいこと(結構オリジナルに飢えてます、別にクラシックが・・というわけでは断じてありませんので念のため)、そして一番印象に残ったのが「クラシックファンの方にも納得いただけるような歌を歌いたい」という言葉でした。察するに、自分がやっているクラシックのカバーに対してそれを快く思っていないクラシックファンがいることを知っていての言葉だと思います。事実「Jupiter」のヒット時にはネット上であ〜やファンとクラシックファンの論争が巻き起こったらしいと聞いています。そういうことを考えながら聴く「明日」はいつもと違って聴こえました。

 5「BLESSING 祝福」〜「誓い」〜「Voyagers」〜「星つむぎの歌」
 個人的に今回のツアーでのサプライズの1つがここです。あ〜やのコンサートに行き始めて4年目、今回で10回目となる節目のコンサートでようやく「BLESSING」が聴けるとは!「いつ聴けるのか×2」と思っていただけにイントロが始まったとたん「おーっ!」と小声で叫んでしまいました。原曲のミュージカルのテーマ(フランス語)、それをカバーしたセリーヌ・ディオンの「The Greatest Reward」(英語)もいいですが、やはりあ〜や版が最高でした。「誓い」をはさんでどことなくボサノバ調(?)のイントロが流れて「??今度は何だ??」と思っていたところに「ぼくた〜ちの〜」と始まる歌詞、また「おーっ!」です。「BLESSING」同様、生に飢えていた曲だけに感激もひとしおでした。テレビでは毎週のように聴いているんですけどね・・。1で書いた、斜め前に座っていた女の子が「この曲知ってる!」とばかりに体を揺らしていた(ように見えた?)のが印象的でした。
 「星つむぎの歌」のペンライト点灯率は1割程度とGAIA的には奮わないものでしたが、みなさん聞き入っていました。歌いながらあ〜やがやっていた手振りは手話らしいですね、勉強熱心さにビックリしてしまいました。

 6「Carmen~Je t'aime!~」〜「アランフェス協奏曲~Spain」〜「仮面舞踏会」〜「Ave Maria!〜シューベルト〜」
 この部分のうち最初の3曲を一言で言うならば(悪気は一切ないですよ)「色気」、これに尽きます!赤い帽子をかぶって、七色の声(加えて口笛も)を操り、しまいには投げキッス!いつの間にあ〜やはこんな歌い方ができるようになったのでしょうね?うってかわって「Ave Maria」は力強く歌い上げました。

 7「大サプライズ」〜「JOYFUL,JOYFUL」
 この部分はメインBBSのNo.14993~14995に書いていますので参照ください。でも「JOYFUL,JOYFUL」についてちょっとだけ追加です。
 おりしもコンサート前日のNHK「SONGS」に出演してこの曲を後輩と歌っていたあ〜や、その中でaikaお姉ちゃんのこともちらっと触れていました。当然この会場に来る人は観てるよね、と思いながらあ〜やがaikaお姉ちゃんの話をしているのを聴きつつ、周囲を観察して「あの〜、そのお姉ちゃん、後ろにいるんですけど」と心の中で教えてあげてました(実に意地の悪い客ですね、我ながら・・)。とは言いつつ、ここでの盛り上がりっぷりは強烈で、今ではyoutubeで映画「Sister Act 2」のラストシーンをほぼ毎日見ています。映画に出てくるローリン・ヒルや生徒たち、そしてコンサートで歌うあ〜やも実に楽しそうに、全身で歌う喜びを表現していました。

 (その3につづきます)
 
 
Ayaka Hirahara Concert Tour 2010〜from The New World〜at 下関市民会館レポその3
2010年08月06日 00:34:04 (帰ってきた)円あそび No.1183

icon  7のつづき
 それと、「JOYFUL,JOYFUL」の前フリであ〜やが思わせぶりに「準備はいいですか?」と言ったこと、そして最初のフレーズが終わった後にやった「Stand up」のジェスチャーも印象的で、福岡で経験しているワタクシは思わず「ニヤリ」としてしまいました(やはり意地が悪い・・)。

 8「ソルヴェイグの歌」〜「ノクターン」〜「adagio」
 コンサートも後半戦に入りました。深緑のドレスに着替えたあ〜やがしっとりと歌います。「adagio」は思えば3年前の河口湖と大阪でのファミリーコンサート以来です。そういえばそのときもaikaお姉ちゃんと陽気な外国人ニコラスがいましたよね。そのときのことを思い出しながら、なつかしく聴きました。

 9「Jupiter」〜「新世界」
 これも7と同じくメインBBSを参照してほしいのですが、加えて「やはりまだまだファン歴が甘い!1回『Jupiter』をやったとしても、このタイミングで飛ばすわけがないじゃないか!」と痛感しました・・。まだまだ修行が足りないようです。それもあいまってか、ここで歌う「Jupiter」はまさに鬼気迫るものがありました。歌い終えた後、拍手が数分間にわたって止まらなかったのは、ワタクシが参加したコンサートでは初めてのことでした。
 パンフレットの冒頭に書いてあった「それでも自分は自分でしか生きられない」、そのフレーズを思いながら本編ラストの「新世界」を聴いていました。なんだかあ〜やから「私は新世界にたどり着きましたよ、あなたは?」と聞かれているような気がしました。

 10アンコール「ミオ・アモーレ」
 本編終了後、すぐにあ〜やが登場!いままでの中で一番短かったように感じました。前回のツアーから始まった「あ〜やステージショッピング」の後の「ミオ・アモーレ」、今回のラストはこれしかないかなと思いました。個人的にはやるだろうと予想していた「Sailing my life」や「ケロパック」、そして「虹の予感」さえもない、さらにはあ〜やのサックスやご当地バンド命名式もないという今までのコンサートからすると異例尽くしでしたが、それを差し引いてもこのコンサート、よく練り上げられていました。まさに「新世界」そのものでした。なんだか2回だけしか参加しないのが惜しい気がします。

 以上、感情の赴くままにつれづれに、書いてみました。語弊のある表現を多用したので気を悪くされた方がいらっしゃったら申し訳ありません。今後ツアーに参加される方、後半戦の感想をぜひ聞かせてくださいね(8/31の堺は盛り上がるだろうな〜と思いつつ・・)。
レポ、ありがとうございます!
2010年09月04日 00:25:56 cano No.1188

icon >そういえば昔同じようにこの曲をカバー(もちろん詞は違います)していた
>歌手がいたなぁと「Moldau」を聴きながら思ってました。
>その歌手の名はさだまさし、25年くらい前の映画の主題歌でした。

それは知りませんでしたー! さっそく聴いてみて、Wikipediaで調べてみたました。

ロマンチックな映画かと思ったら夏休みの読書感想文系の原作のなんですね。
同じ旋律でもテーマと歌詞で、あんなに変わるとは…音楽ってスゴイなぁ…

しかも
音楽:さだまさし、渡辺俊幸 ←ここにも平原家と縁のある方が…

>イントロが始まったとたん「おーっ!」と小声で叫んでしまいました。
そう言えば「BLESSING 祝福」ツアーでは初めてでしたっけ。
私もこの曲が大好きです。

では皆さま、ツアー後半戦もヨロシクですー!





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