長々とサボってしまった。昨年度から、小学校に川柳を教えに行っているのだが、大人の感覚で考えられたお題に、如何なものかというのがある。国民文化祭・秋田では、ジュニア川柳のお題に「渡り鳥」が出題されている。しかし、教育指導要領を見ると、理科で「渡り鳥」を習うのは4年生だ。ということは、3年生までは、自分で「渡り鳥」を知らなければ、句ができない。
また、けんみん文化祭ひろしまでは、ジュニア川柳のお題に「窓」が出題されている。しかし、「窓」という漢字は6年生で習う漢字だ。それをふりがなも振らずに出題されている。
もう少し、教育的配慮がなされないとジュニア川柳の意味も薄れてくると感じている。