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獏眠のつぶやき

日々の川柳に対する思いをつぶやきたいと思います。

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[30580] 川柳と柳社 獏眠 - 2013/05/01(水) 09:53 - MAIL HOME

 川柳の長老の方の教え方の多くが、
1. 五七五を指折って数えろ、
2. 句集を沢山読め、
と教えられる。至極当たり前のことのように感じるが、この2点には大きな矛盾がある。句集を出すようなベテラン方の句は、東京の某柳社以外では、五七五だけでは理解できない定型や字余りの句が掲載されている。それを問われても長老の方は、「ベテランだから、そのうち分かるようになる」位で、はぐらかされるのを見てきている。

 確かに、川柳のリズムは理屈ではないと言うのは分かるが、私がリズムに拘って川柳を調べても10年以上掛かって、ようやく、全体像が見えてきたという感じだ。長老さんのように、20代から始めたのであれば、徐々に身につく物かも知れない。しかし、今では川柳を始める年齢が高くなり、多くの方が定年を過ぎた後の趣味として始められることが多い。今や定年は65歳となり、ここで、10年以上の時間を掛けてリズムを身につけても、人間、年を取ると共に理解力も落ちるから、10年で身につくだろうか?と思うし、身についた頃には、思考力も落ちているように思う。また、川柳は誰に対しても平等であるべきなのに、ベテランなら使って良い形があって、初心者は五七五に縛られると言うのもおかしな話だと私は考える。

 私が会長を務める広島平和番傘川柳会では、五七五にかかわらず川柳の他の定型、三格調ならば七五五、五五七、二格調なら八九、九八、字余り等自由に詠んで貰っている。その代わり、添削で五七五に収まるものはそのように直すし、五七五で無理矢理収めて言い表せない句は、他の形を推奨している。その分、上記の2項を念仏のように唱えているよりも大変な作業になる。しかし、そうすることで、会員が自分の詠みたい内容を川柳に表現できるようになればと考えている。

 これからの柳社の存在意義とは、会員が川柳を楽しむことを手助けすることだと私は考えている。それでなければ、フリーで公募川柳に投句していれば済むことであり、わざわざ会費を払ってまで、柳社に所属する意味がないと思う。



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