昨日、呉の大会に参加して、選者もやった。選をした後、披講の順を決めながら、どうしようかと考えた。平番の句会の場合、参加者も欠席投句者も区別せずに披講する。しかし、それには、それなりのやり方を取り入れているが、他の会にまでそれを押しつけるのは如何かと思い、欠席投句者の句をその会のしきたりに従って、先にまとめて披講した。区別せずに披講した選者も居たが、披講後に呼名がないと、披講のリズムが崩れてしまう。
平番の披講では、予め句箋の右上に「投」とメモを入れて置いて、句の披講の前に「この句は投句です」と言うことにしている。そうすることで、参加者も自分の句ではと余計なことを考えずに、句を楽しむことができる。
私は区別せずに選をすることの方が良いと考えてそれを実践しているが、それを他の会にも押しつけることまでは考えていない。郷にいれば郷に従えだと思う。
平番5月の句会では、もう一歩進めたやり方を試したいと考えている。上手く行ったならば、紹介したい。