獏眠のつぶやき
日々の川柳に対する思いをつぶやきたいと思います。
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この句は、番傘川柳本社副幹事長 森中惠美子先生の句です。路地裏の余り綺麗ではない食堂で、心通わせた人と丼物で食事をする風景を詠まれた句です。今なら、牛丼チェーン等でファストフードとなっているどんぶりですが、当時としては、ご飯の上におかずを載せて食べるイメージの物です。どんぶりという言葉で、どのような相手か分かる句だと思います。 広番での例を示しますと、「しのび宿」「歯でかんで」「漬物が」と言うような投句がありました。