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No.289 騎士ガンダム戦記 フェイズ127「消えたバーンドライセン」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年03月25日 (月) 21時42分 [返信]

リーナスたちが遺跡近くで交戦中の頃アトランタ村では・・・

アトランタ村

サード「現在敵は遺跡にまで来ております」
ネクティス「なんてこった・・・」
帰還したサードの報告を聞いてネクティスたちは少し不安に思った。
イリュージョン「そうか・・・」
ヌーベルジムV「い・・・イリュージョン殿!?」
剣士イリュージョンが身を引きずりながらやってきた。
サード「大丈夫ですか!?」
Jセイバー1「ええ・・・とりあえずは・・・ですが傷が・・・」
イリュージョン「こんな傷はどうってことじゃない!」
ヌーベルジムV「おいおい・・・無茶しなさんな・・・」
イリュージョン「だが連中は遺跡辺りまで来てるそうじゃないか・・・Gセイバーたちは?」
サード「遺跡近くのポイントE99−11にて敵と交戦中・・・3人だけで・・・」
ヌーベルジムV「何!?・・・アイツらだけで!?無茶だなあ・・・どこもかしこも・・・」
ネクティス「アイツらだって強いけど・・・あの凄い王子様がいるんだぞ・・・」
サード「いえ・・・敵を撹乱しつつ足止めするとの事です」
イリュージョン「足止め・・・大方本隊が来るまでの時間稼ぎか・・・放っておけん!」
ネクティス「落ち着けよ・・・お前怪我してるだろ・・・出撃なんて・・・」
そのときだった。駐屯地からJセイバーが走ってきた。
Jセイバー2「大変です!」
イリュージョン「どうした?・・・」
Jセイバー2「それが・・・驚かないでください・・・バーンドライセンが医務室から消えました・・・」
一同「えええええ!!??」
ネクティス「馬鹿な!あんな大怪我で・・・」
イリュージョン「まさか・・・アイツ・・・仕返しに行ったんじゃ・・・」
ヌーベルジムV「馬鹿な・・・」
イリュージョン「いや・・・ありえる、きっと部下の仇討ちに向かったんだ・・・」
サード「そうなんですか・・・」
イリュージョン「ああいう奴だが部下思いなんだよ、以前アイツの部下を捕まえた際に助けに来た事があるんだ・・・」
Jセイバー1「そういえば・・・」
Jセイバー2「アイツも隊長と似たような感じですね・・・盗賊だけど」
イリュージョン「・・・ったく・・・ますます行きたくなるぜ・・・」
ソルガンタンク「お・・・どうやら行けますよ・・・本国からの援軍が近づいてますよ」
アトランタ村の入り口の向こうからガイアの軍勢がやってくる。
デルタ「もうすぐアトランタ村に着くぞ・・・」

その頃バーンドライセンは・・・

バーンドライセン「痛たたたた・・・くそ・・・待ってろよ・・・青二才王子め・・・部下の落とし前、つけさせてもらうぞ・・・」
回廊を移動していた。
バーンドライセン「だが・・・アジトに戻って秘密兵器をとってこないとな・・・」
果たしてバーンドライセンの秘密兵器とは?

続く


No.288 騎士ガンダム戦記 フェイズ126「遺跡近くの戦い」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年03月19日 (火) 22時35分 [返信]

グレムリー軍の足止めを兼ねたGセイバーたちの撹乱作戦が始まった。

リーナス「そう簡単には捕まらないよ!」
そう言い放ったリーナスにヴィッシュは。
ヴィッシュ「かっこつけるとは・・・やるようになったな」
兵士ブグ「・・・何が?」
リーナス「私だってとりあえずは出来るようになったわよ」
カプールはイラついた。
カプール「相手はたかが3人!ガンダム2人はリンチにしてしまえ!娘は捕縛しろ!」
エリアルド「それ俺が言う台詞なんだが・・・」
Gセイバー「やれるものならやってみろ!俺を捕捉出来たらの話だが!」
Gセイバーは木から木へと飛び移っていく。この動きに兵士達はついていけない。
戦士ドム「くっ!・・・コイツ早い!」
リーナスもどうにか応戦している。相手はマリオンとスカーレットキュベレイの法術部隊だ。
リーナス「くっ・・・相手は厄介な魔法使い・・・」
スカーレットC「大人しく捕まれば悪いようにはしないわよ〜」
マリオン「・・・ムービサーベ!」
マリオンが魔法攻撃を繰り出した。
リーナス「うきゃあっ!」
リーナスはすんでのところでかわした。
マリオン「う・・・運が良いのかしら・・・?」
どうやらリーナスの反応速度はかなりのようだ。
スカーレットC「良い反応ね」
リーナス「まあね・・・運が良いかもしれない・・・」
スカーレットC「ならば今度は私が行くわよ!」
スカーレットCが呪文を唱え始めた。
スカーレットC「ムービルフィラー!!」
スカーレットの杖から雷が放射された。
リーナス「キャッ!」
リーナスは横へ回避した。
リーナス「はぁ・・・はぁ・・・ドキドキするよ」
スカーレットC「やはり・・・反応速度が良いのかしら?」
リーナス「今度は私から行くよ!」
リーナスが呪文を詠唱する。そして攻撃。
リーナス「サイコミュ!」
サイコミュ。それは相手を混乱させる魔法だ。相手にウェーブみたいなのを照射し、相手の思考を混乱させる。標的はマリオンだ。
スカーレットC「・・・マリオン・・・ちゃん?」
マリオン「・・・あはは・・・」
スカーレットC「げ・・・やば」
マリオン「あははははは!!!」
マリオンがスカーレットたちを攻撃してきた。
僧侶ハーフキャノン1「うわああ!!こっち来ないで!!」
僧侶ハーフキャノン2「ちょ!・・・杖で叩くのはらめええええ!!」
マリオンが狂ったように杖を振り回してくる。味方に向かってだ。杖で味方を叩く気だろう。
マリオン「あはははは!あーははははは!」
スカーレットC「混乱しちゃってるよ・・・もう・・・」
ハーフキャノン1「杖は大切にーーー!!」
だがその直後、マリオンの混乱は解かれた。
マリオン「・・・あれ・・・?」
スカーレットC「・・・よかった・・・」
混乱した時間たった1分だ。
リーナス「ありゃりゃ・・・魔法使い相手じゃ短かったか・・・上手くいけば同士討ちに・・・」
だがリーナスは敵を殲滅するつもりは無い。と言うか3人では出来ないのだ。足を止めれば良い。援軍が来るまでの間、時間を稼ぐのだ。

その頃本隊は・・・

コアピジョンからの報告を受けて騎士デルタ率いる3個中隊がアデレードに向けて進軍中だ。
デルタ「まさかアデレードの森に奴等が来るとは・・・」
剣士マーク「盗賊退治のつもりなのに・・・災難だな・・・Gセイバーたち」
デルタ「だが助けに行かないとな・・・待ってろよ・・・」
デルタ達は急いだ。

リーナスたちの運命やいかに!

続く


No.287 騎士ガンダム戦記 フェイズ125「足止め撹乱」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年03月14日 (木) 22時40分 [返信]

GセイバーとマークW、リーナスの3名はグレムリー軍の村到達を阻止しつつ、増援到着の時間稼ぎのため撹乱作戦を開始する。

アデレードの森遺跡

グレムリーは再び進撃を始める。アトランタ村が目標だ。
エリアルド「さて・・・アトランタまでどのくらいかな・・・」
カプール「まぁこの遺跡は中間地点に位置しますからね・・・」
エリアルド「後半分か・・・」
そのときだ、サイクロフェンフに突如稲妻が当たったのは。
サイクロフェンフ「わああ!!何だ!?」
サイクロフェンフはダメージを受けた。その攻撃でグレムリーは混乱に陥った。
カプール「なんだ!?敵襲か!?」
エリアルド「のようだな・・・!」
今日は晴天だ、突然稲妻が落ちてくるなど、これはまさか。
スカーレットC「ま・・・魔法攻撃!」
マリオン「うん!・・・」
スカーレットキュベレイとマリオンは直にわかった。魔法使いだからだ。魔力の気配を感じたのだ。この気配はもしや・・・
マリオン「あの娘だわ・・・!きっと!」
その時、マリオンに何者かが襲ってきた。
マリオン「キャッ!」
マリオンの傷はかすり傷だ。彼女を襲ったのはGセイバーだ。素早い動きで木の上に立つ。
マリオン「あなたは!」
エリアルド「ガンダム!!」
Gセイバー「悪いがお前らの邪魔をさせてもらう」
ギラドーガC「ふざけやがって!ガンダム野郎!覚悟!」
ギラドーガCがナイフを投げつける。だがGセイバーをそれをかわすように別の木へジャンプする。
カプール「何をしている!ボーガンでやってしまえ!」
ブグがボーガンを構え、矢を発射する。Gセイバーはまた他の木に飛び移って、矢の集中攻撃をかわす。まるで鳥のようだ。
Gセイバー「スピードには自信があるんでね」
ギラドーガC「この野郎・・・!」
ギラドーガCがGセイバーに襲い掛かった。だがどこからか円盤状の鈍器がギラドーガCに向かって飛んできた。
ギラドーガC「うわっ!」
鈍器をくらったギラドーガCはそのまま吹っ飛ばされる。
ギラドーガC「な・・・なんだ!?」
マークW「俺だよ」
木の上から騎士ガンダムマークWが現れた。
ギラドーガC「お前は昨日の!」
マークW「ガンダムマークWだ、昨日の続きと行きたいな」
ギラドーガC「・・・またあえて嬉しいぜ・・・」
マークWとギラドーガCが戦闘を開始した。
マリオン「ヴィッシュ殿・・・あの木に・・・」
マリオンが回廊近くの木に指を刺す。
ヴィッシュ「うむ・・・そこにいるのはわかってるぞ!」
ヴィッシュが木に向かって叫び、槍を投げた。その木の後ろからリーナスが出てきた。
リーナス「ばれちゃったか・・・」
マリオン「やっぱり・・・あの雷はあなたの魔法ね」
リーナス「やっぱ魔法使いにはわかっちゃうのか・・・」
スカーレットC「なんかあの稲妻から魔力の気配がしたのよ・・・」
そう、さっきサイクロフェンフを襲った稲妻はリーナスの放った攻撃魔法ファンだったのだ。
サイクロフェンフ「てめえ・・・よくも俺を黒焦げにしようとしたな!」
サイクロフェンフがリーナスに迫る。だがリーナスは怖がらない。
リーナス「・・・かかってきなさい・・・私を捕まえてみなさい!」
サイクロフェンフ「ぬかせ!」
サイクロフェンフが剛腕を振るいながら襲い掛かる。リーナスはサイクロフェンフのパンチをかわす。パンチで木が粉々になった。そしてリーナスは剣をサイクロフェンフの頭部に突き刺した。
サイクロフェンフ「ぐぎゃああ」
リーナス「ふう・・・そう簡単には捕まらないよ!」
リーナスは敵軍に剣を向け、そう言った。

続く


No.285 騎士ガンダム戦記 フェイズ124「」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年03月12日 (火) 22時07分 [返信]

時刻0900アトランタ村

ネクティスは森の入り口で待っていた。
ネクティス「うむ・・・まだか・・・サード、大丈夫かな?」
実はサードも念のためGセイバーたちに合流する事になった。0822時の事である。だがサードは無事にGセイバーたちに合流した。
Gセイバーたちを待つネクティスに兵士Jセイバーと戦士ヌーベルジムVが近づいてきた。
Jセイバー「心配ですか?」
ネクティス「ああ・・・援軍はまだだな・・・」
ヌーベルジムV「早く来て欲しいものだなぁ」
ネクティス「後1時間で来るんだな・・・その間に敵が来たら厄介だぞ・・・」
Jセイバー「敵は俺たちの倍の数・・・この村もあっという間に終わりだ・・・」
Jセイバーが悲観的になり始める。そう、既に敵はアトランタ村に向けて進撃を始めた。

その頃Gセイバーたちは・・・

マークW「あいつら・・・動く気だ・・・」
Gセイバー「な・・・」
フリーダム1「やばすぎる・・・」
フリーダム2「どうします?ここで止めようにも・・・」
リーナス「多勢に無勢・・・村にいったん戻って迎撃態勢を整えるとか・・・」
Gセイバー「そうしたいが奴等は回廊を使わずに木々の中からせめて来るぞ・・・」
サード「じゃあどうすれば・・・」
Gセイバー「こうなったら・・・俺が連中を足止めする」
一同「!?」
Gセイバー「俺だってスピード技が得意さ、ここが森である事を利用するのさ、奴等同様に」
サード「兄様・・・それはムチャですよ・・・」
フリーダム1「そ・・・そうですよ・・・それに敵は沢山いるんですよ・・・無茶苦茶ですって」
Gセイバー「俺が敵を撹乱して時間を稼ぐ、本国からの援軍到着までのな」
マークW「・・・多少ムチャな作戦だが面白そうだな・・・俺もGセイバーと共にやるぞ」
サード「マークWまで・・・」
マークW「まだ入りたてなんだ、役に立ってやるよ」
サード「それじゃあ・・・サードたちは村に報告しに行きます」
リーナス「待った、私も撹乱&足止めに参加する」
一同「え!?」
リーナス「私は敵にとっては重要な存在よ、何故かはわからないけど、私も囮になるよ」
マークW「お前・・・ムチャな奴だ、どっかの誰かさんみたいに」
Gセイバー「リーナス・・・危険な作戦だぞ」
リーナス「・・・私だって・・・何度も危ない目にあったよ・・・けど何度も生き延びたよ・・・Gセイバーのおかげでね」
Gセイバー「・・・リーナス・・・」
リーナス「私は自分が何者かわからないけど、そんな私をいつもあなたは助けてくれたよ、私だってGセイバーを助けたいよ」
Gセイバー「リーナス・・・お前・・・なんか成長したなぁ・・・」
リーナス「まあね・・・」
Gセイバーは今のリーナスは始めて会ったときと違って立派な感じがした。ファイズ島での邂逅時はまだ弱々しかった。
マークW「後続合流なのに悪いがサード、フリーダムたちを一緒に村へ後退して、報告、増援が到着したら、俺とGセイバー、リーナスの3名はポイントE99−11にて敵と交戦中って伝えてくれ」
サード「了解です!・・・3人とも・・・ご無事に!!」
サードは敬礼するとフリーダムたちと共に村方面に行った。
サード「3人とも・・・なないでくだせえ・・・」
Gセイバー「2人とも・・・生還率低そうだけど行くぞ!」
リーナス&マークW「了解!」
村を守るためのGセイバーたちの戦いが始まる!

続く

No.286 サブタイトルを忘れてた・・・ 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年03月12日 (火) 22時07分

サブタイトルは「Gセイバーの作戦」です。


No.284 騎士ガンダム戦記 フェイズ123「遺跡近くに敵発見」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年03月07日 (木) 22時36分 [返信]

アデレードの森をめぐり、再びガイア軍と連合軍が激突せんとしていた。

時刻0855アデレードの森アデレード回廊

Gセイバーたちの小隊は昨日、盗賊たちと遭遇・戦闘した地点に着いた。
そこは戦いの後が生々しい場所だ。昨日のままだ。屍やらが転がり、剣や矢が地面や木に刺さっている。
Gセイバー「・・・虚しいな・・・」
Gセイバーが周囲を見ながら言う。
マークW「こんな所にまた来て・・・」
Gセイバー「しょうがないだろ、ここしかまともに通れるルートが無いんだ」
リーナス「それもそうだけど・・・」
リーナスは戦果の傷跡生々しい周囲を見渡した。別に戦いの傷跡を見ているのではない。あの遺跡が無いか気になっているのだ。この辺りのはずだ。
サード「リーちゃん、どうしたのですか?」
リーナス「あっ・・・いや、別に・・・敵がいないか見つめているだけで」
サード「かくれんぼじゃないのですよ」
リーナス「はいはい」
Gセイバー「どうせお前のことだから遺跡の事が気になるんじゃないのか?」
リーナス「う・・・」
Gセイバー「図星だな」
リーナス「いや・・・気になっててさ・・・」
マークW「今は目の前の事に集中しろ、俺たちは偵察しに来たんだ」
リーナス「もし万が一敵を発見したら?」
Gセイバー「敵に気付かれないように速攻で撤退し、本隊へ向かう」
サード「交戦は避けるべきです」
リーナス「戦力温存って奴?」
Gセイバー「それもある」
マークW「待て、静かに・・・」
サード「どうしたのです?」
マークW「聞こえないか?・・・足音だ」
一同「!!」
Gセイバーの小隊は木の上、木陰にそれぞれ隠れる。なにやら誰かの話し声が聞こえてくる。
リーナス「聞こえる・・・ダークウィッチマリオンの声だわ・・・」
リーナスは小声で話す。リーナスも何度かマリオンと矛を構えている。だから声もわかる。
どうやら回廊の外、森の中から聞こえてくる。
Gセイバー「奴等・・・回廊からではなく森の中から攻める気か・・・」
Gセイバーは推測する。
マークW「なるほど、だが何を・・・見てくる・・・」
サード「見つからないように頼むぜ」
マークW「はいはい、こう見えても昔はかくれんぼは得意だったんだよ」
マークWが声のした方へ音を立てずに向かう。そして木の後ろに隠れる。
マークW「ん・・・あれは・・・?」
マークWは見た。小さな城の様な建物を。なるほど、これがキルケーとか言う古代文明の遺跡か。その近くにグレムリーの軍勢も確認した。
マークW「動いていたか・・・奴等・・・」
マークWはすぐさま後退した。

遺跡付近

エリアルド「ほお・・・大きいような・・・」
エリアルドがキルケー遺跡を見つめる。
遺跡の大きさは13m前後のサイズだ。大きいほうだがエリアルドはもっと大きなものと思っていた。
カプール「王子、我々は観光に来たんじゃありませんよ、何故こんな所に・・・」
エリアルド「おう、すまんすまん、いずれ占領する遺跡がどんなものか見てみたくてな・・・」
マリオン「だからって・・・」
エリアルド「それに基地をこの辺りに建設しようかと思ってな」
カプール「ええ・・・!?遺跡の近くに!?」
エリアルド「何か問題あるか?」
カプール「ここは古代遺跡!古代人の魂が眠っているかも知れないこんな場所に基地を建てたらたたりに・・・」
カプールのうるさい反対にエリアルドはしぶしぶ返事をする。
エリアルド「はいはい・・・」
スカーレットC「それも良いかもしれないけど罰が当たるのは怖いわ〜・・・アイツじゃないけど神の怒りって奴?」
スカーレットの言うアイツとはデスシスタールシフェルの事である。
ヴィッシュ「だが敵がまだ我々の存在に気付いてないと良いのだが・・・」
エリアルド「よし・・・進軍再開!」
グレムリー軍は再び進撃を始める。目標はアトランタ村だ。

続く


No.283 騎士ガンダム戦記 フェイズ122「再び森へ」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年03月01日 (金) 22時16分 [返信]

盗賊退治のつもりでアデレードの森に来たリーナスたちガイア軍と森に基地を建設せんとするエリアルド王子率いるジオン・グレムリー連合軍部隊。
再びアデレードでの彼らの戦いは起ころうとする。

時刻0800時アデレードの森南側入り口連合軍野戦キャンプ

ジオン族・グレムリー連合軍が出撃しようとする。ブリュタール基地に援軍要請すら出さずにアトランタ村を制圧するつもりなのだ。邪魔な敵部隊を一気に潰し、敵の援軍が来る前に森も村も制圧するのが狙いだ。
エリアルド「諸君!我々はこの森を手に入れるつもりだ!」
エリアルドが部隊に向けて演説じみた事を言っている。
エリアルド「この戦いは絶対負けられない!一気にやるぞ!」
一同「おおーーー!!!」
エリアルド「総員出撃!目標はアトランタ村だ!」
一同「おおーーー!!」
グレムリー軍が出撃していく。
カプール「見事な演説でしたな」
エリアルド「・・・まぁな・・・ちょっと恥ずかしかったぞ・・・お前がやれって言うからやった・・・」
カプール「ここは王子として兵達に活を入れんと戦には勝てないものです」
エリアルド「そうなのか?」
ヴィッシュ「まあ兵の士気を上げるのも手だからなぁ」
エリアルド「うむ・・・」
エリアルドは心の中で思った。集団のリーダーと言うものは大変なんだと。下の者に指示したりと色々とする事がある。だが国王はもっと大変だと言う。それもそうだ、国政を預かる身なのだ。色々とプレッシャーもあるかもしれん。だがそれでも彼は未来の国王として祖国の為に戦うつもりだ。

時刻0804アトランタ村

同じ頃ガイア軍も出動しようとしていた。いつ敵が攻めてくるかわからない。Gセイバーの小隊(Gセイバー、マークW、リーナス、フリーダム4名)が斥候代わりに出撃する事にした。ちなみにGセイバーは自分だけがやろうとしていたがリーナスとマークW、及びフリーダムまでも小隊全員が偵察役を買って出てきた。
Gセイバー「良いのか?危険だぞ」
フリーダム「構いませんよ!アンタといると」
マークW「やれやれ・・・お前だけじゃ不安な気がしてくるよ」
リーナス「私も森に行きたい」
Gセイバー(リーナスのことだ、遺跡に行きたいんだろ・・・)
Gセイバーは心の中で呟く。
Gセイバー「だが敵はこっちの倍だぞ・・・かなりヤバイ」
マークW「数じゃあっちが上・・・厄介な話だ・・・」
リーナス「けど・・・GセイバーにマークW、2人ともかなり強いと思うね・・・私としては」
Gセイバー「そうか?」
マークW「お前もやるようにはなったみたいだってな」
リーナス「な・・・何よ・・・」
リーナスは頬を赤くした。
Gセイバー「よし、発進するぞ」
Gセイバーの小隊が森へ出発する。
リーナス「もしかしたら・・・あの遺跡に到着しちゃったり?・・・」
リーナスは心の中でそう考えた。

アトランタ村警備隊駐屯地医務室

負傷中の剣士イリュージョンが窓からGセイバーたちの出撃を見送る。
イリュージョン「まずはあいつらが行くのか・・・」
兵士Jセイバー「ええ・・・斥候として・・・」
イリュージョン「俺も行きたいがなぁ・・・」
Jセイバー「ダメですよ!まだ寝てないと!」
イリュージョン「すまないな・・・」
イリュージョンはしぶしぶベッドに戻っていった。

続く


No.282 騎士ガンダム戦記 キャラのモチーフ紹介3 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年02月26日 (火) 21時50分 [返信]

久々に騎士ガンダム戦記登場キャラのモチーフ紹介です。現時点のオリジナルキャラたちのですけど。

ガイア軍サイド

剣士イリュージョン=イリュージョンことIセイバー(G−SAVIOURより)
兵士Jセイバー=Jセイバー(G−SAVIOURより)
リザードジェガン=RGM−89ジェガン(機動戦士ガンダム 逆襲のシャアより)
戦士ネモU=MSA−004ネモU(機動戦士ガンダムギレンの野望 アクシズの脅威Vより)

ジオン・グレムリー連合軍サイド

エリアルド王子=エリアルド・ハンター(ADVANCEOFZ ティターンズの旗のもとにより)
凶剣士ギラドーガカスタム=AMS−119Sギラドーガ改(逆襲のシャアMSVより)
闘士カプール=AMX−109カプール(機動戦士ガンダムZZより)
キョンシージム=RGM−79CRジム改T3使用(ADVANCEOFZ ティターンズの旗のもとにより)
闘士キハール=NRX−044プロトアッシマー・キハール(ADVANCEOFZ ティターンズの旗のもとにより)
僧侶ハーフキャノン=MS−06JKザクハーフキャノン(MSV−Rより)

盗賊サイド

盗賊王戦士バーンドライセン=AMX−009ドライセン バーン・フィクゼス機(機動戦士ガンダムZZ外伝 ジオンの幻陽より)
盗賊剣士キャプリコーン=キャプリコーン(新機動戦記ガンダムW ティエルの衝動より)
盗賊兵ガザW=AMX−016ガザW(ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダムより)
盗賊戦士ハイザック0=YRMS−106先行量産型ハイザック(ADVANCEOFZ ティターンズの旗のもとにより)
バッファロートラゴス=OZ−07MSトラゴス(新機動戦記ガンダムWより)
族剣士リーオー=OZ−06MSリーオー(新機動戦記ガンダムWより)
族騎兵メッサー+馬のギャルセゾン=Me2Rメッサー+SFSギャルセゾン(機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイより)
盗賊戦士レイダージム=鹵獲ジム(機動戦士ガンダム 連邦VSジオンDXより)
ジャッカルケンプファー=YMS−18プロトタイプケンプファー(ガンダム0080MSV、機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエルより)
サラミスザウルス=宇宙巡洋艦サラミス改(機動戦士Zガンダムより)

これからも騎士ガンダム戦記をよろしく・・・と言っても誰も読んでないのかも・・・


No.281 騎士ガンダム戦記 フェイズ121「グレムリーの野戦キャンプ」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年02月21日 (木) 22時07分 [返信]

ガイア軍がアトランタ村にいるその頃、撤退したグレムリー軍はと言うと・・・

アデレードの森南側入り口

エリアルド王子負傷で撤退したグレムリーは再度森に攻め込むつもりで野戦キャンプを設営した。
闘士カプール「ふう・・・よかった・・・軽傷で・・・」
エリアルド「はぁ・・・だから大丈夫だって言っただろ」
エリアルドとカプールがテントの中で会話していた。幸いエリアルドの傷はかすった、どうにか軽いものですんだ。カプールも同じだ。
エリアルド「たかが軽傷で撤退するなんて大げさにもほどがある!」
カプール「しかし、王子はグレムリー公国を受け継ぐお方!何かあったら大変です!!」
エリアルド「・・・それはそうだが・・・」
テントにはヴィッシュやスカーレットキュベレイもいる。
ヴィッシュ「それで王子、これからどうなさるおつもりですか?」
エリアルド「そりゃあ作戦は続行だ、また森に攻め込む」
スカーレットC「ですが・・・盗賊は殺っちゃったけどガイア軍が残ってますよ〜それも一挙にやるって言うんですか?」
エリアルド「そのつもり、だが敵も本国から増援をよこす可能性もありえる」
ヴィッシュ「こっちも援軍を要請するべきですな・・・今からなら間に合うかどうか・・・」
この辺りで最寄のグレムリー軍の拠点はブリュタール基地ぐらいだ。
マリオン「今から間に合うのかしら?」
カプール「うむ・・・」
エリアルド「援軍が到着次第、ガイアの奴らを一気にやっつけてしまうか・・・」
マリオン「疑問点があります・・・ガイア軍はどこを拠点にここで活動を?」
エリアルドはカプールに話しかける。
エリアルド「・・・アデレードの森近くにガイア軍の拠点ってあったか?」
カプール「さぁ?・・・確か北のほうに村があったはずです」
エリアルド「ふむ・・・」
ヴィッシュ「そこを攻め落とすべきですね」
エリアルド「そうしたいね・・・だが敵の援軍が来る前に落とすべきだな・・・」
カプール「では?出発時刻は・・・」
エリアルド「明日の早朝!0800時!」
ヴィッシュ「はっ!」
エリアルド「さてと・・・明日に備えて寝るとしますか・・・」

それから数分後

ギラドーガカスタムは眠れずにいた。森を眺めていた。見張りをしていたキハールが彼に近づく。
闘士キハール「あ、まだ起きてたんすか」
ギラドーガC「まあな・・・」
ギラドーガCは森を見る。
キハール「・・・なんか気味が悪いな・・・」
ギラドーガC「ああ・・・そのようだな・・・あの森の中には遺跡があるって話だぜ」
キハール「ふーん・・・でもなんでお偉いさん方は古代の遺物なんぞに固執するんだか・・・」
ギラドーガC「さあな・・・」
その夜アデレードの森は静かだった。嵐の前の静けさとはこの事である。

続く


No.280 騎士ガンダム戦記 フェイズ120「アトランタ村での作戦会議」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年02月19日 (火) 22時16分 [返信]

アデレードの森でのガイアVSグレムリーの戦いは指揮官であるエリアルド王子の撤退(ただし闘士カプールによる強制的な)でいったん幕を閉じた。しかしグレムリーは森の南側の入り口まで後退しただけに過ぎなかった。
また攻めてくるに違いない。Gセイバーたちはいったんアトランタ村へ戻った。こっちも本国から援軍を要請し、迎撃するのだ。既にコアピジョンが本国へ連絡に向かった。

その日の夜 アトランタ村警備隊駐屯地

サード「さて・・・連中がまた来る可能性ありますね、どう考えても」
Gセイバーご一行は警備隊駐屯地の作戦室にいた。グレムリーへの対策を練っている所だ。
マークW「うむ・・・態勢を立て直すのに時間がかかる、明日出撃するべきかな」
Jセイバー「ええ・・・増援が来るのは遅くても明日の10時くらいかと・・・」
Gセイバー「うむ・・・だがいつ奴等が森にやってくるか・・・」
リーナス「むぅ・・・」
作戦会議の中、リーナスは少しあることが気になっていた。
それに気付いたネクティスが話しかける。
ネクティス「どした?」
リーナス「いや・・・実はあの遺跡の事が気になってね・・・」
ネクティス「まさか・・・遺跡を見たのか?」
リーナス「まあね・・・」
リーナスは盗賊との戦いで遺跡近くに来たのだ。そのときは敵を撃破し、その敵の墓を作った後、そそくさと戦場に戻ったので遺跡どころではなかった。
だが今になって遺跡の事が気になってしまった。
ネクティス「・・・今はグレムリーへの対処だ・・・俺も遺跡は気になるが今はそれどころじゃない・・・」
リーナス「・・・そうだね・・・」
リーナスは作戦会議に戻る。
リーナス(けど私は・・・私が何なのかを知りたい・・・私はどこで生まれ育ったの?何故ファイズ島で眠っていたの?私の親は?・・・まぁ今は作戦だ、遺跡の事は後回しにしよう・・・)
リーナスは心の中でそう考えた。

警備隊駐屯地イリュージョン私室

戦いで負傷した剣士イリュージョンは私室のベッドに横たわっていた。どうにか命に別状は無いが絶対安静だ。
イリュージョン「むう・・・」
ソルガンタンク「大丈夫っすか?」
イリュージョン「まあね・・・で現在の状況は?」
ソルガンタンク「敵は撤退しました、けどまた攻めてくる可能性が高いです・・・」
イリュージョン「そうか・・・痛っ・・・」
ソルガンタンク「無理しなさんな・・・今夜絶対安静です!」
イリュージョン「そうはいかんよ・・・」
そしてイリュージョンは話を続ける。
イリュージョン「しかも・・・あいつも助けたそうじゃないか・・・」

警備隊駐屯地医務室

医務室のベッドに包帯グルグル巻きの一人の戦士がいた。バーンドライセンだ。
バーンドライセン「まさかこの俺様が・・・敵に・・・」
ガイア軍がアトランタ村に帰るときに回収したのだ。
Gセイバーとイリュージョンが入ってきた。
Gセイバー「失礼するよー」
バーンドライセン「おうおう・・・イリュージョン、お前も良い様だな」
イリュージョン「うるさいよ・・・んで・・・結局こいつも助けたのか・・・」
Gセイバー「まあね・・・けど無理するなよ・・・」
イリュージョンは部屋にいたソルガンタンクを通じ、Gセイバーに頼んで医務室に連れてきてもらった。
バーンドライセン「何の様だ」
イリュージョン「もういい加減に盗賊なんかやめちまえよ・・・お前も今回の事で分かっただろ・・・ろくな目に会わんと・・・」
バーンドライセン「ああ・・・俺は甘く見てた・・・王子様があんなに強かったとは・・・おかげで手下達もみんな殺されちまった・・・けどよ・・・一糸報いないと気が済まねえ!」
Gセイバー「そんな身体でどうする気だ!イリュージョン同様に絶対安静だそうだ」
イリュージョン「俺も気持ちはわかるがな・・・」
Gセイバー「お前さんは傷が治り次第、本国へ護送する・・・色々裁判受けてもらわんとな・・・」
バーンドライセン「・・・言いたい事はそれだけか?」
イリュージョン「ああ・・・そうだな・・・もうこの村に迷惑かけるな・・・」
Gセイバー「じゃ・・・行くか・・・」
イリュージョンはGセイバーに担がれつつ医務室を後にする。

続く


No.279 騎士ガンダム戦記 フェイズ119「グレムリー撤退」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年02月14日 (木) 22時20分 [返信]

アデレードの森の戦いはガイアと盗賊とグレムリーの三つ巴バトルからいつも通り(?)のガイアVSグレムリーの戦いに発展(?)する。

リーナスとネクティスは敵の王子に叩きのめされた盗賊王戦士バーンドライセンを見る。彼は生きているが動けそうに無い。
リーナス「やっぱ助ける?」
ネクティス「今は戦闘中だ・・・助ける余裕は・・・」
ネクティスに向けて矢が放たれた。だがネクティスはそれを回避する。
リーナス「だね・・・」
ギラドーガカスタムと騎士マークWの戦いは続く。
ギラドーガC「おらああ!!」
ギラドーガCが剣を振るう。マークWはそれを剣で受け止める。鍔迫り合いに持ち込む。
マークW「むぐぐぐぐぐ・・・」
ギラドーガC「ぐぬぬぬぬぬ・・・」
Gセイバー「アイツ・・・なかなかやるな・・・」
Gセイバーがブグを切り裂いた後につぶやく。だがGセイバーにエリアルドが襲ってきた。Gセイバーはエリアルドに対し臨機応変に対処する。
Gセイバー「うおっと!」
エリアルド「おお、俺の攻撃をかわすとはな・・・良い反応速度だこと」
Gセイバー「貴様こそ・・・王子さまのくせしてわりと強いな」
エリアルド「王子様が強くて悪いか?」
Gセイバー「別に悪くは無い・・・」
Gセイバーとエリアルドの戦いが始まった。
Gセイバー「とりゃああ!」
Gセイバーは突きを繰り出す。しかしエリアルドは盾でガードした。エリアルドはカウンターとばかりに剣をGセイバーの顔目掛けて突き刺そうとする。
エリアルド「命貰ったぞ!」
Gセイバー絶体絶命!だが・・・
リーナス「サーベ!」
リーナスの魔法攻撃がエリアルドに向けて放たれた。
エリアルド「うおっと!」
エリアルドはそれをどうにかかわす。後2.19秒遅れていたらエリアルドの背中は切り裂かれていただろう。
Gセイバー「おお!リーナス!」
エリアルド「危なかった・・・だがあのガンダムに逃げられた・・・」
リーナスの支援攻撃が無ければGセイバーの顔にエリアルドの剣が突き刺さっていただろう。
カプール「エリアルド王子!!大丈夫ですか!!」
闘士カプールがエリアルドに駆け寄る。
エリアルド「カプールか・・・なんとか・・・」
カプールはかなり怒っていた。ガイア軍に対して。
カプール「おのれ・・・よくも王子を!」
闘士カプールはエリアルド直属の部下である。幼い頃から彼の警護をしていた。エリアルドが修行の旅に出る際カプールは同行を願ったが、エリアルドに拒否された。エリアルドはカプールを信頼はしているが彼に自分の警護を任せきりでは彼がかわいそうだ。いざと言う時に自分の身は自分で守れるように、自分の国を守れるようにとあえて剣の腕を徹底的に磨くために修行に出たのだ。エリアルドにとっては修行は独り立ちのようなものであった。
カプールは彼がグレムリー本国に帰還したのを誰よりも一番喜んだ。そして彼が立派になったのを誰よりも喜んだのだ。そして今エリアルドに攻撃を加えようとしたリーナスに怒っている。それ程カプールはエリアルドに忠誠を誓っているのだ。
リーナス「・・・なんか・・・怒ってる?」
カプール「こんのぉ小娘!!」
カプールが腕のクローでリーナスに襲い掛かる。
カプール「あたたたたた!!!」
リーナス「うひゃあああ!!凄く怒ってる!この青い球!」
リーナスはそれを盾で防御していたが、盾で防げない足に引っかき攻撃をくらっていた。
リーナス「こっちも反撃・・・したいけど・・・」
カプール「うおおおお!!!」
ヴィッシュの声がカプールを止めた。
ヴィッシュ「おいカプール!その娘は余り傷つけるな!我々にとっては重要な・・・」
カプール「あ・・・そうだった・・・」
カプールはリーナスへの攻撃を止める。
エリアルド「そういえば何故皆してあの女の子を・・・?」
カプール「さあ?・・・」
エリアルドもカプールも何故グレムリー軍とジオン族がリーナスを狙っているのかはわからない。ただ彼女は強力な魔法を駆使すると言う情報しか聞かされていない。
リーナス「やっぱアイツ・・・カッコ良いなあ・・・けど!許して!」
リーナスは呪文を唱える。
リーナス「ファンネル!!」
ファンネル、それは複数の敵を雷で攻撃する魔法だ。エリアルドとカプールは咄嗟にかわしたが、少しあたった。
エリアルド「くっ・・・」
カプール「ああ・・・エリアルド様っ!ぐう!!」
ヴィッシュ「げ!エリアルド様が!」
マリオン「ど・・・どうなさいます?」
カプール「いかん!エリアルド様が負傷なされた!いったん撤退だ!」
エリアルド「おいおいカプール・・・俺はまだ・・・」
カプール「いえいえ!このままエリアルド様に何かあったら・・・!!」
そしてグレムリー軍は撤退を始める。
マークW「ん?なんか撤退し始めたぞ?・・・」
ギラドーガC「ちっ!・・・もう撤退か・・・」
マークWとの戦いに夢中だったギラドーガCも距離を詰めて撤退する。
サード「あらら・・・逃げましたね・・・」
グレムリーはやって来た方向へと去っていった。森には静けさが戻った。

続く




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