リーナスたちが遺跡近くで交戦中の頃アトランタ村では・・・
アトランタ村
サード「現在敵は遺跡にまで来ております」 ネクティス「なんてこった・・・」 帰還したサードの報告を聞いてネクティスたちは少し不安に思った。 イリュージョン「そうか・・・」 ヌーベルジムV「い・・・イリュージョン殿!?」 剣士イリュージョンが身を引きずりながらやってきた。 サード「大丈夫ですか!?」 Jセイバー1「ええ・・・とりあえずは・・・ですが傷が・・・」 イリュージョン「こんな傷はどうってことじゃない!」 ヌーベルジムV「おいおい・・・無茶しなさんな・・・」 イリュージョン「だが連中は遺跡辺りまで来てるそうじゃないか・・・Gセイバーたちは?」 サード「遺跡近くのポイントE99−11にて敵と交戦中・・・3人だけで・・・」 ヌーベルジムV「何!?・・・アイツらだけで!?無茶だなあ・・・どこもかしこも・・・」 ネクティス「アイツらだって強いけど・・・あの凄い王子様がいるんだぞ・・・」 サード「いえ・・・敵を撹乱しつつ足止めするとの事です」 イリュージョン「足止め・・・大方本隊が来るまでの時間稼ぎか・・・放っておけん!」 ネクティス「落ち着けよ・・・お前怪我してるだろ・・・出撃なんて・・・」 そのときだった。駐屯地からJセイバーが走ってきた。 Jセイバー2「大変です!」 イリュージョン「どうした?・・・」 Jセイバー2「それが・・・驚かないでください・・・バーンドライセンが医務室から消えました・・・」 一同「えええええ!!??」 ネクティス「馬鹿な!あんな大怪我で・・・」 イリュージョン「まさか・・・アイツ・・・仕返しに行ったんじゃ・・・」 ヌーベルジムV「馬鹿な・・・」 イリュージョン「いや・・・ありえる、きっと部下の仇討ちに向かったんだ・・・」 サード「そうなんですか・・・」 イリュージョン「ああいう奴だが部下思いなんだよ、以前アイツの部下を捕まえた際に助けに来た事があるんだ・・・」 Jセイバー1「そういえば・・・」 Jセイバー2「アイツも隊長と似たような感じですね・・・盗賊だけど」 イリュージョン「・・・ったく・・・ますます行きたくなるぜ・・・」 ソルガンタンク「お・・・どうやら行けますよ・・・本国からの援軍が近づいてますよ」 アトランタ村の入り口の向こうからガイアの軍勢がやってくる。 デルタ「もうすぐアトランタ村に着くぞ・・・」
その頃バーンドライセンは・・・
バーンドライセン「痛たたたた・・・くそ・・・待ってろよ・・・青二才王子め・・・部下の落とし前、つけさせてもらうぞ・・・」 回廊を移動していた。 バーンドライセン「だが・・・アジトに戻って秘密兵器をとってこないとな・・・」 果たしてバーンドライセンの秘密兵器とは?
続く
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