最終決戦はまだ続いている。
リーナス「強いなあ・・・こいつ・・・」 正体を現したヴェルグレイブンはやっぱり強い。 ヴェルグレイブン「どうだ!私は強いんだぞ!」 Gセイバー「どうすれば・・・!」 リーナス「うう・・・一体・・・どうすれば・・・」 その時、リーナスの耳にある声が聞こえた。 ?「ガンダムと力を合わせて・・・」 それは女性の声だったような気がした。 リーナス(!?私のオリジナル!?) 多分かつてのリーナス女王の声だ。そう言えばガンダム族は凄い力を持っているとか・・・ リーナス「ガンダム・・・Gセイバー・・・」 Gセイバー「何?」 リーナス「私とガンダムが力を合わせれば何とかなるんじゃないの?」 Gセイバー「ガンダム・・・か。俺のことか・・・後は・・・」 その時Gセイバーの耳に女性の声がした。 ?「リーナスとガンダム族が力を合わせれば・・・」 Gセイバー「今・・・声がしたぞ・・・」 リーナス「え?Gセイバーも?」 Gセイバー「お前も聞いたのか?」 リーナス「多分あれは私のオリジナル。昔の女王様だよ」
その頃ネクティスは・・・
ネクティス「ほほお・・・あれがレイブンの正体か・・・!まさに石盤に描かれていた通りの姿だ!」 ヴェルグレイブンの姿を見てネクティスは少し恐れを感じたが怯まなかった。あれに立ち向かおうとしていた。 ネクティス「さて・・・あいつと戦ってみるか・・・あの二人の加勢に向かうと」 その時、ネクティスの耳に誰かの声がした。女性の声だ。 ?「お願い・・・あの娘を・・・リーナスと一緒に・・・」 ネクティス「!?今の声は?・・・まあ言われなくても向かうんだがね・・・」
そしてデルタは・・・
デルタ「はあ・・・はあ・・・」 デルタは襲ってきた戦士ドムを倒した。 デルタ「リーナスとGセイバーは・・・!?」 デルタは黒いモンスターを見る。 デルタ「あのモンスターは!?」 キルケー遺跡で発見された石版で見た怪物にそっくりだ。その時、デルタの耳に女性の声がした。 ?「あれがレイブンの正体なの・・・」 デルタ「誰だ!?」 ?「あいつを野放しにしたらこの地方は滅ぶわ・・・だから・・・リーナスと他のガンダムと一緒に・・・アイツを倒して・・・かつてキルケーが存在したこの地を・・・守って」 デルタはその女性の声の主は誰なのかを悟っていた。リーナス・キルケニアス女王だと。 デルタ「・・・全く・・・色々とお願いしてくる幽霊だな・・・親友の援護に行くか」 デルタも二人の所へ向かう。
その頃、セカンドとサードは・・・
まだヴィッシュとエリアルドと交戦中だ。 セカンド「流石に手強いな・・・」 サード「それ何度目ですか。兄様」 ヴィッシュ「さて・・・王子・・・戦いが終わったどうします?レイブンをどう追求しますか?」 エリアルド「ああ・・・だが今はあのガンダム二人を潰すぞ」 父が亡くなったと言う言葉など今は信じている場合ではないようだ。 セカンド「まだ戦うのか・・・」 サード「ここでアイツの目的暴露してもきっと信じないでしょうね・・・」 その時、二人の耳に女性の声が聞こえた。 ?「あなた達のお兄さんを手伝って・・・あなた達3兄弟が仲間と力を合わせればレイブンを倒せるわ」 セカンド「今誰かの声がしたな・・・」 サード「おや・・・お兄様もですか・・・何やらレイブンを倒せと命令が出ているようですね」 セカンド「命令と言うか頼みのような気がするな」 サード「そうとも言いますね。サードたちが倒すべき真の敵はあの二人ではないのですよ」 セカンド「ああ・・・倒すべきは・・・!」 セカンドとサードはレイブンの方へ向かった。 エリアルド「あいつら!レイブンの方へ!」 ヴィッシュ「追いましょうか!」 サード「悪いですがサードが倒すべきはあなた達ではないのです!」 サードは煙幕爆弾を二人に向けて放り投げた。足止めだ。 ヴィッシュ「ぐほっ!ぐほっ・・・!煙幕・・・」 エリアルド「くそっ・・・!」 マークW「どうやら・・・あいつらの相手は俺みたいだな・・・」 マークWが二人の前に立ちはだかった。 マークW「あの王子は見かけに寄らずかなり手強いらしいがやってみるか!」
リーナス「あ・・・皆・・・!」 デルタ「声に導かれたよ」 ネクティス「俺もだよ」 セカンド「同じく・・・」 サード「どうやら昔の女王様のお導きのようです」 Gセイバー「ああ・・・そのようだ・・・アイツを倒すには・・・」 デルタ「俺たちガンダムの力とリーナスの力が合わさってこそか・・・」 リーナス「・・・やってみようよ!このままアイツにこの地方をやられたくない!」
続く
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