決戦の最中、リーナスとGセイバー正体を現したレイブンことヴェルグレイブンと戦っていた。
ヴェルグレイブン「いい加減に滅びされ!ギレン王のようにな!」 Gセイバー「ギレン王のようにだと?」 ヴェルグレイブン「まあな!実はこの戦いの前に王には消えてもらった!」 リーナス「何ですって!?」 ヴェルグレイブン「そろそろこの戦いで貴様を手に入れるつもりだったのでな・・・それに私の野望もばれつつあったからな」 レイブンは堂々と自分のやったことを吐いていた。近くにギレンの息子がいると言うのに・・・ エリアルド「今・・・凄い事を聞いたんだが・・・」 ヴィッシュ「確かに・・・」 エリアルドとヴィッシュはレイブンの言っていることを聞いてしまった。レイブンは二人が近くにいる事に気づいていない。 サード「どうやら奴はとんでもない事をとんでもない人の近くで暴露しちゃってますね・・・」 セカンド「ドジなモンスターだな・・・」 エリアルド「だが・・・今は奴を責める場合ではない!」 それでも二人はセカンドとサードに襲い掛かる。 サード「まだ戦うのですか!?真の敵はレイブンなのかもしれませんよ!?」 エリアルド「俺達にだって譲れないものがあるんだよ!」 セカンド「譲れないものか・・・!あいつらも同じか・・・!」 またしてもタッグマッチが始まる。 リーナス「こいつ!!」 リーナスは少し怒っていた。いくら利用していたとは言え上司にして仲間を殺害したレイブンの行動に怒る。 リーナス「ムービムナグマ!!」 攻撃魔法を撃ちかます。だがレイブンには通用しなかった。 Gセイバー「なんて頑丈な奴だ・・・!どうすれば・・・」
グレムリー首都
その頃、グレムリー首都では・・・ レオポルド「城が何やら騒がしいような・・・」 元将校レオポルドが城の混乱を外から見た。何かあったに違いない。近くにした兵士ブグに聞いてみた。 レオポルド「どうしたんだ?」 兵士ブグ「あんた・・・レオポルドさんか?あんた確かやめたんじゃ・・・」 レオポルド「それより城が騒がしいような気がしたんだ。何が起きた?」 兵士ブグ「相変わらず見抜くのがお上手で・・・ここだけの話なんですが・・・ギレンが何者かに殺害されました・・・」 レオポルド「え!?」 兵士ブグ「ガイア侵攻が開始されたって矢先に・・・王子など多くの者達は前線にいますが・・・」 レオポルド「そうか・・・今戦ってるんだな・・・」 兵士ブグ「この事は・・・内緒にしてください・・・戦場へ伝令を送りたいのですが皆パニックになってる上にショックを受けてまともには・・・」 レオポルド「俺が代わりに行って来るよ」 兵士ブグ「え?」 レオポルド「俺はこう見えても斥候だったんだ、伝えることくらいは出来る」 兵士ブグ「で・・・でも・・・」 レオポルド「国民には伝えないさ。俺が行って来るよ」 レオポルドはそう言ってそそくさといってしまった。 レオポルド「もしかしたら戦いをやめさせられるかもしれないな・・・」
続く
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