ただ今ガイア軍とグレムリー軍が決戦中だ。そしてレイブンに苦戦中のリーナスは切り札を使用しようとする。それはマギナスカリヴァーだ。
リーナス「アイツは手強い・・・かなり・・・今まで戦ってきた奴らとはわけが違うよ・・・もうコイツを使うしかない!」 リーナスはマギナスカリヴァーを使う事を決意し始める。 リーナス「使うしかない!」 Gセイバーとレイブンは剣を交える。戦闘中だ。 Gセイバー「くそっ!こいつ!」 レイブン「いい加減にしろ!おとなしく降参して・・・」 Gセイバー「嫌だね!」 レイブン「ならばくたばるがいい!」 レイブンが強力な魔法技を発動しようとする。だが隙を付いてリーナスがマギナスカリヴァーを振るった! リーナス「てええええい!!」 直撃した。レイブンにようやくダメージを与えた。 レイブン「ぐあああああ!!」 Gセイバー「おおお!!」 リーナス「やった・・・のね・・・!」 Gセイバー「流石だ!リーナス!」 リーナス「よし・・・一気に畳み掛ける!!」 Gセイバー「俺も!」 リーナスとGセイバーはダブル攻撃を行う。
その頃、デルタとレイドは・・・ レイド「てえい!」 デルタ「とりゃああ!」 二人の腕は互角だった。流石に王直属騎士と騎士団長と言う所だ。 レイド「なかなかやるな・・・しかし・・・疲れきっている様子だが?」 デルタ「まあな・・・」 デルタも流石に疲れ始めていた。強敵と戦っているのだから疲れるであろう。 レイド「ならば止めを刺してやる!嫌ならば降参しろ!」 デルタ「嫌だね・・・俺には譲れない物ってのがあるんだ」 レイド「譲れないものだと?」 デルタ「祖国のため、仲間のため・・・俺は戦うんだ!諦めないんだよ!」 デルタはそれでも戦う。デルタの気迫に押されたのかレイドは少し怯んだ。 レイド「国だと?仲間だと?私は王の為だけに・・・!」 それが一瞬の油断だった。デルタの剣がレイドを刺し貫いた。 デルタ「どうにか勝ったか・・・」 信念の違いが勝敗を決したのだろうか。疲れていてもデルタはそれでも戦い続ける。 マークW「団長・・・大丈夫か?」 マークWが疲れきったような表情のデルタを見て心配する。彼も何気に成長しているのだ。
マリオンとスカーレットキュベレイの戦いもまだ続く。 マリオン「いい加減にしてよ!」 スカーレットC「それはこっちの台詞!」 二人は1歩も譲ろうとしていない。マリオンの使い魔たちは二人の戦いを見守っていた。 シャドークゥエル「流石ご主人だ・・・頑張ってるな・・・」 ハーピージャジャ「でも・・・スカーレットも負けてないわよ・・・」 ビギナサンダー「俺はご主人に勝って欲しいね」
リーナスのGセイバーのダブル攻撃が炸裂した。レイブンはダメージを受けている。 リーナス「とどめ・・・行こうかな?」 Gセイバー「ああ・・・」 レイブン「くう・・・まだだ!まだ終わるか!」 リーナス「なんて奴!まだ!」 レイブン「どうしてもお前は私のものにはならんのか!」 リーナス「当たり前よ!私は・・・私!あなたの道具じゃないから・・・!」 レイブン「そうかい・・・頑固な所は元祖そっくりだな・・・そんなに嫌ならば失敗作として滅ぼすまで!」 Gセイバー「させるかよ!」 リーナス「私は・・・しなない!」 レイブン「こうなったら正体を見せるまでだ!久々に!」 レイブンが光った。禍々しい光だ。そしてその中から現れたレイブンはモンスターとなっていた。その姿はあの石盤に描かれていた通りの漆黒の鳥みたいな姿であった。 リーナス「それが・・・あなたの正体・・・ね」 レイブン「その通り・・・私の本当の名は魔道モンスターヴェルグレイブンだ!」
続く
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