リーナスはグレムリーが総攻撃を企んでいる事を報告した。決戦が近いとデルタは呟いた。
リーナスは同行しているマリオンと会ってみた。 リーナス「マリオン、また会ったわね・・・」 マリオン「こちらこそ・・・ご無事で・・・」 リーナス「皆に伝えたんだね。あいつの事を」 マリオン「ええ・・・おかげでガイア軍が出動よ・・・偉い事になっちゃったね」 Gセイバー「実はお前に聞きたかったが・・・グレムリー軍が総攻撃を企んでいるって・・・」 マリオン「総攻撃ですって?そんな話は聞いてないわ・・・」 シャドークゥエル「俺も今初耳ですよ」 Gセイバー「どうやらお前達には知らされていなかったのかもしれないな。それを知る前にお前達は密告を試みたんだな」 マリオン「きっと・・・情報が外部に漏れないように段階的に告げられるんでしょうね・・・」 シャドークゥエル「なるほど」 Gセイバー「もうこうなったらこのまま奴らと戦う事になるかもしれないな」 リーナス「だね・・・」 マリオン「私も参加させてもらうわ」 Gセイバー「いいのか?」 マリオン「私もグレムリーに加担してきた・・・その責任を取るつもりだから」 シャドークゥエル「俺もお供しますぜ」 ハーピージャジャ「私も!」 ビギナサンダー「俺も戦いますよ!」 マリオン「あなた達まで・・・わかった」 リーナス「何か頼もしいのが仲間になったね」 Gセイバー「そのようだ」
グレムリー城
レイブンはその日の内に城へやってきた。ちょうど入り口辺りにエリアルドがいた。 エリアルド「何のようだ?」 レイブン「色々と伝えたい事がありましてな」 エリアルド「それは何だ?」 レイブン「良ければ王子に聞いてもらいます。それでギレン王様へお伝えしたいのですが・・・」 エリアルド「一体何なんだ!」 レイブン「落ち着きなさい。実はガイアのGセイバー及びリーナスと遭遇し、交戦しました。謹慎中でしたが」 エリアルド「何だと!?」 レイブン「敵が潜入している。もしかすると敵が我々の事を探り始めたのだと思います・・・ちょっと厄介ですよ」 エリアルド「確かに厄介だな・・・総攻撃開始を早める事になるぞ・・・俺から父上に伝えてくるよ」 レイブン「はっ!」 エリアルド「ただ・・・お前の謹慎が解除されるかどうかはわからんがな。まさか謹慎解除のために伝えたデマじゃないだろうな?」 レイブン「いやいや!事実です!」 エリアルド「だといいがな・・・」 エリアルドは城の中へと入っていった。 レイブン(大丈夫か・・・?もしかすると決戦になるかもしれんな・・・) レイブンは心の中でそんな事を考える。 エリアルド(攻勢開始の時期が早まる・・・のか・・・何か胸騒ぎがするが・・・)
決戦が近いのかもしれない・・・
続く
|