リーナスとGセイバーは合流した。そして一旦本隊と合流することとなった。
リーナス「予想外・・・もう二度と会えないって思ってたのに・・・」 Gセイバー「そんな事を言うな・・・お前は一人でしにに行く気だったか」 リーナス「そんなつもりは無いわよ・・・私は・・・絶対に生きる・・・勝ってね・・・」 Gセイバー「お前がたった一人で突っかかって奴に勝てる確率は無いぞ」 リーナス「・・・まあ・・・そうかも・・・」 Gセイバー「それにマギナスカリヴァーが無いと倒すことは不可能だと思うぞ」 リーナス「む・・・そうかも・・・」 Gセイバー「何も考えずに突っ込むと大変だぞ」 リーナス「はい・・・」
レイブンのアジト
レイブン「むむむむ・・・どうしたものか・・・」 レイブンは予想外のリーナス登場にどうしたものかと少し考えていた。ガイア軍の事を王様にどう報告するかと悩んでいた。 レイブン「うむ・・・まさか奴がこんなところに・・・」 レイブンはあることを考えた。もしやギレン王にあの手紙を出したのはリーナスかGセイバーたちじゃないのかと。だが彼はすぐに否定した。何で奴等が自分の企んでいる事を知っているのか。 レイブン「ありえんか・・・だが誰が私の事を暴露したんだ?Gセイバーでもリーナスでもないな」 ガイアの奴等が侵入し、迎撃した事をギレン王に報告すれば謹慎が解除されるような気がした。それにガイアに総攻撃をかける時期が早まる。いずれにしても報告しておこうかと思っていた。 レイブン「ふむ・・・ダメ元で城に行くか・・・」 レイブンの予定ではリーナスを生物兵器として利用して、ガイアを潰した後にギレン王を暗殺してグレムリーを乗っ取り、そのままグレムリーを地方ごと滅ぼすつもりなのだ。 レイブン「まあリーナスはこれを機に奪回してやろう・・・」
ガイア本隊
Gセイバーたちは無事、本隊に帰還した。 サード「よくぞご無事で!」 セカンド「ったく何やってんだか・・・」 ネクティス「無茶苦茶な奴だな・・・自分の命を何だと思ってるんだ・・・」 マークW「仲間を思って出て行ったようだが・・・」 リーナスは皆から色々と言われた。喜びの声やら叱責やら。 デルタ「全く・・・ガイアを巻き込まないように単独で出たようだな・・・」 リーナス「すみません・・・」 デルタ「無茶をする・・・何かGセイバーみたいだな・・・奴の影響だな・・・それに一人でレイブンを倒すのは無理だぞ。おそらく」 リーナス「はい・・・同じ事をGセイバーに言われましたよ」 デルタ「反省してるか?それにアイツはガイアごとこの地方を全滅させようって言うじゃないか・・・これは俺達ガイア王国とリグ地方の危機だ。お前だけの問題じゃないんだ」 リーナス「でも・・・何でそんな事を知ってるんですか?あいつの目的」 デルタ「実は信じられないことだけど・・・幽霊がな・・・」 リーナス「幽霊!?」 デルタはリーナス・キルケニアスの幽霊の事を話した。 リーナス「あの人・・・皆に色々と・・・」 デルタ「そ・・・それにマリオンがこっちに来てレイブンの危険性を話したんだ。多分本当の事だろう」 リーナス「マリオンが!」 Gセイバー「そうだ。どうやらレイブンを倒さないとやばい事になるぞ」 デルタ「リーナス、と言うわけでまた一緒に戦おうぜ・・・お前はホムンクルスだろうが何だろうが関係無い。お前は俺たちの仲間だ」 リーナス「団長・・・!」 Gセイバー「リーナス・・・俺はお前の事を妹みたいに思ってるんだ・・・俺は弟しかいないものでな・・・でも・・・お前は大事な仲間だ!」 リーナス「Gセイバー・・・!ありがと・・・!」 リーナスは涙を流しながら敬礼した。 リーナス「あ・・・そうだ・・・やばい情報を掴みました・・・実はグレムリー軍が近々ガイアに総攻撃をかけるって言う情報を聞いちゃったんです・・・」 デルタ&Gセイバー「何!?」 リーナス「ただそれだけですが・・・軍を動かしたのは多分正解だと思いますよ・・・」 デルタ「ぐ・・・偶然だったな・・・」 Gセイバー「あいつら・・・本気でガイアを征服する気か!」 デルタ「これは・・・決戦になるぞ・・・」 リーナス「決戦が近いかも・・・」
続く
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