Gセイバーはナイトシーカー隊と共にグレムリー国内へ潜入し始めた。
Gセイバー「大丈夫だよな・・・俺たち」 ナイトシーカーA「多分大丈夫だ」 ナイトシーカーB「そろそろ検問ですよ」 Gセイバー「ああ・・・」 検問の兵士が二人いる。 ナイトシーカーA「ただの旅人のふりをするぞ・・・」 ナイトシーカーB「了解・・・」 検問に到達した。 兵士ブグA「旅人・・・みたいだな・・・」 ナイトシーカーA「ええ・・・」 兵士ブグB「最近多いよなあ・・・観光客・・・この国の評判を聞いたからかな?」 兵士ブグA「ああ・・・何時間か前に女が来てたし・・・可愛い娘だったなあ」 Gセイバー(!!・・・女って・・・リーナス!?) 兵士ブグA「それじゃ、通ってもいいよ」 そして彼らは潜入する。だが変装したGセイバーを兵士二人は不審に思う。 ブグB「やけにでかい木箱を抱えてるよなあ。中身はなんだろ?」 ブグA「さあ・・・何でも行商人らしいが・・・あの中は商品か何かじゃないか?」 Gセイバー(リーナス・・・捕まっているんじゃないだろうな・・・?)
その頃リーナスは・・・
夕方 リーナス「さて・・・現れるかな?」 木の後ろからリーナスはレイブンが現れるのを待つ。彼女が今いるのはレイブンのアジトがある岩山の近くだ。 リーナス「まだ・・・来ないのかな・・・」 彼女は万全の体制でレイブンを待っている。別に強襲をかけるわけではない。そんな事をしたいが奴は増援を要請してくるかもしれない。今はそんなことをせずただ奴の行動を見つめようとしていた。 多分ストーカーと言うものかもしれないが・・・ リーナス「あ・・・来た!」 レイブンが現れる。そして彼はやってくる。 レイブン「さて・・・研究の続きでもするか・・・」 レイブンは岩山に止まると消えていった。秘密基地の中に入ったのだろう。 リーナス「どうしよ?アイツについていこうかしら?・・・やめとこ。逆に捕まりたくないから」
グレムリー城
その頃・・・ ギレン王「何だこれは・・・」 兵士「なぜか通路に落ちていました投書です・・・」 ギレン王「あのレイブンがこの国ごとガイアを滅ぼすだと?・・・やはり奴は飛んだ食わせ物か?それともこの投書がでたらめで誰かの陰謀か? 兵士「どうなさいますか?」 ギレン王「明日、奴を呼び出すとするか・・・にわかには信じられんが・・・誰だ?こんなものを送ったのは・・・」
続く
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