リーナスはギレン王のいる城へレイブンの実態を書いた告発文を届けようとする。敵を混乱させるためだ。
リーナス「さて・・・どう届けようかしら・・・?」 その時、彼女はあることを思いつく。 リーナス「・・・ボーガンを使えば・・・」 リーナスは人気のない所へ向かった。そして誰もいないのを確認するとレスターの片身にして自分の主兵装となったボーガンに矢の代わりにきつく丸めた手紙をセットする。それを使って手紙を城に送ってやるのだ。 リーナス「ターゲット・・・あの穴・・・」 リーナスは手紙を発射した。見事、手紙は城の中に入った。リーナスは急いでボーガンをしまうとその場から離脱した。
グレムリー城
兵士「ん?何だこれ?」 兵士は手紙を拾った。とんでもない内容が書かれていることも知らず彼は読もうとする・・・
リーナス「さて・・・これからどうしようかしらね・・・」 リーナスはこのまま敵の混乱を待とうと思っていた。だがその間どうしようか悩んでいた。 リーナス「どこかに身を潜めるとしようかしら・・・とりあえずレイブンへの呼び出しの手紙も書いたし・・・あそこへ行って見張ろうかしら・・・?」 リーナスはある場所へ向かおうとする。それはレイブンの隠れ家のある場所だ。
その頃、ガイア軍は・・・ デルタ「ナイトシーカー隊、偵察よろしく」 ナイトシーカー「了解!」 侵攻に先駆けて斥候ナイトシーカーたちが先行して偵察活動をすることになった。 Gセイバー「俺もついていきたいんだが・・・良いか?」 ナイトシーカー「ええ・・・?あんたも・・・?まさかリーナスの奴が心配で・・・」 Gセイバー「まあな・・・」 デルタ「いいぞ。俺が許可するよ」 ナイトシーカー「でも団長・・・」 デルタ「いいんだ。それにリーナスの奴が何か敵の情報を知った可能性もある。接触すれば・・・」 ナイトシーカー「はあ・・・」 Gセイバー「すまないデルタ」 デルタ「いいさ、あとこれももって行け」 デルタはマギナスカリヴァーをGセイバーに渡す。 デルタ「これをあいつに渡して来いや。これはアイツにとって必要なものだ」 Gセイバー「了解」 そしてGセイバーとナイトシーカー隊は旅人のふりをしてグレムリーへ潜入した。
続く
|