リーナスはある事を考えたようだ。それは一体?
リーナス「よし・・・書いた・・・これをギレン王に渡せば・・・」 リーナスはギレン王に手紙を書いた。内容はレイブンの陰謀である。これを奴に差し出せば奴を孤立させる事が出来るかもしれない。だがギレンは信用しないかもしれないが一応ダメもとでやってみることにした。敵内部を混乱させることが出来そうだ。その混乱の中で奴と1VS1の戦いをやるのだ。 リーナス「やってみるだけやってみよう・・・」 リーナスは兵士のふりをしながら砦の出入り口へ向かった。その時、見張りの兵士ブグが声をかけてくる。 兵士ブグ「おい?どこへ行くんだ?」 兵士(実はリーナス)「ちょっと首都へおつかいに・・・」 兵士ブグ「おつかい?誰の命令でだ?」 兵士(実はリーナス)「ああ・・・司令官のです」 兵士ブグ「そうか・・・わかった・・・いいぞ」 兵士(実はリーナス)「それでは・・・」 兵士のふりをしたリーナスはどうにか砦を出られた。 リーナス「さて・・・」 後ろを向いて兵士が見えなくなった所で森の中に隠れた。そして兵士の変装を解き、旅人の変装をする。 リーナス「さて・・・あの兵士が見つかるかもしれない・・・このまま首都へ!」 リーナスは急いで首都へ向かった。
ペズン砦
ヴィッシュ「ふむ・・・自ら奴も出るのか・・・」 ヴィッシュは再編成の事でレイブンと話し合ったが、どうやら彼も大攻勢に参加すると言う。 ヴィッシュ「マリオンの穴埋めになるのだろうか?奴の実力など見たことが無いのだが・・・」 ヴィッシュは彼を何気に怪しんでいた。そう言えば彼の戦う所などあまり見たことが無いのだ。 ヴィッシュ「そう言えばあの兵士・・・どこかで・・・」 ヴィッシュはさっき見た兵士を思い出した。何かどこかで見たことのあるような顔だったが思い出す暇が無い。マリオンの事もあるのだ。 ヴィッシュ「あのマリオンが何故だ・・・?奴は何かを隠し、何かを調べていたとか・・・奴の身辺を洗いたい・・・だが今はそう言う暇が無いようだ・・・」 そしてヴィッシュは仕事をする。
首都
リーナス「遂にここまで来た・・・」 リーナスは城へ向かっている。そして城の近くへ向かった。だが警備が厳重なようだ。 リーナス「うわ・・・どうしよ・・・こんな事ならば兵士の変装を解くんじゃなかった・・・」 リーナスは告発文をどう届けるのだろうか?
続く
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