リーナスがペズン砦に潜入しているその頃ガイア軍は・・・
デルタ「このまま1時間くらいで国境に近いな・・・」 Gセイバー「リーナスの奴・・・無事か?」 セカンド「やっぱ心配だよな、敵地だしな・・・もしかしたら・・・」 サード「セカンド兄様!変な事言わないでくださいよ!」 セカンド「分かっちゃいるが・・・」 Gセイバー「俺もやばい予想をしてしまう・・・だが無事であることは祈りたいね!」 セカンド「俺も・・・そう祈ってる・・・」 サード「サードも不安ですが無事であることを祈ってます」 マリオンは3兄弟の会話を聞いていた。 マリオン「どうやら・・・騎士Gセイバーはあの娘の事を大切に思っているのかしら」 隣にいたマークWが答える。 マークW「まあな、何でも奴はリーナスの保護者兼上司だったからな」 マリオン「へえ・・・」 マークW「あいつらはいいコンビだったな」 シャドークゥエル「いいコンビ・・・ねえ」 マークW「そう言えば何かグレムリーに関して他にも情報は無いか?」 マリオン「あるけど既にデルタに言ったわ・・・何か大掛かりな作戦をやると言う噂を聞いたわ。詳細は不明だけど」 マークW「・・・そうか・・・先手を打ったのが正解かもしれないな」 マークWはその大掛かりな作戦と言うのが少し気がかりであった。
その頃リーナスは・・・
兵士(実はリーナス)「ああ・・・あ・・・本当です!本当にグレムリー軍の兵士です!」 レイブン「本当か?」 レイブンは目の前にいる女性兵士を怪しげにじぃ〜と見つめる。その兵士は汗だくだった。それもそのはず。その兵士こそレイブンが奪おうとしているクローン人間リーナスであった。 兵士(実はリーナス)(このままではばれかねない・・・どうしよう・・・ここで正体を明かしたらやばいし・・・) 正体がばれたら大量の敵が押し寄せてくるかもしれないし、レイブンに敗れて、そのままお縄に頂戴されてしまう。やばい。 兵士(実はリーナス)「あの・・・司令官様・・・そんなに見られると・・・恥ずかしいです・・・」 レイブン「いや・・・お前はやっぱり私の知っている人物に似ているような・・・」 兵士(実はリーナス)(終わったかな・・・私・・・) その時、ヴィッシュがやってくる。 ヴィッシュ「あの・・・司令官」 レイブン「どうした?ヴィッシュ」 ヴィッシュ「実はマリオンの件で魔法部隊の再編成を行う事にしましたが・・・その事とマリオンの事で話が・・・」 レイブン「ああ・・・わかったよ」 レイブンはヴィッシュと共に司令室へと入っていった。 リーナス「はあ・・・助かった・・・」 リーナスは安心して大きく息を吐いた。 リーナス「さて・・・ここから離れねば・・・」
ペズン砦倉庫
リーナス「さて・・・これからどうやって奴を誘い出そうかしら・・・」 リーナスは倉庫の中に隠れていた。 リーナス「やっぱり・・・果たし状かしら・・・でもダメかも・・・」 リーナスは目の前に紙の入った箱を見つける。また鉛筆の入った箱もある。 リーナス「ここに手紙書けるものがあるけど・・・いや・・・待って・・・いい事思いついた」 リーナスは何を思いついたのだろうか?
続く
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