レイブンの秘密アジトに潜入したマリオンとシャドークゥエル。
マリオン「古代魔法に関する本があるなんて・・・」 シャドー「やはり奴は色々と怪しいです」 マリオンはアジトを突き進む。部屋をまた見つける。開けるとただの空き部屋だった。 マリオン「この部屋は・・・空き部屋・・・かな・・・」 確かに空き部屋のようだが部屋の隅に何かがある。 シャドー「あれは・・・」 近づいてみるとそれは骨であった。 マリオン「ひい!!」 シャドー「これは・・・しんでからかなりの時が経ってますね・・・」 マリオン「ええ・・・奴がやったわけじゃないのね・・・」 シャドー「行きましょう」 マリオンとシャドーは進んでいく。そして別の部屋を見つける。そこにも木箱があり中には薬草が沢山入っていた。 シャドー「これは・・・薬草か・・・」 シャドーとマリオンはその薬草の匂いを嗅ぐ。 マリオン「これはリグ地方特有の薬草ね。この地方に多数分布してる奴よ」 そして薬草の保管庫を出て二人はまた進んでいく。そして分かれ道に会った。 マリオン「どこへ行けば・・・」 シャドー「適当に・・・真っ直ぐ」 と言う事で直進する。途中で扉を見つけて覗いたがそこは多数のカプセルがある部屋だ。ヘビやらでかいカブトムシやら鳥やらがホルマリン漬けカプセルに入っていた。そして覗いた後、通路を真っ直ぐ行くと・・・ マリオン「ここは・・・」 大きな扉だ。研究室と言うプレートがある。 マリオン「奴の・・・研究室・・・」 シャドー「俺が忍びこんでみます・・・ご主人はどこかに・・・」 マリオン「分かったわよ・・・さっきの標本部屋に隠れるわ。頼んだわよ」 シャドー「了解。何か見つけたら知らせます」 シャドーは研究室へ忍びこんでいく。マリオンは後退していく。そしてさっきのカプセル部屋に入った。 マリオン「これはまるで標本ね・・・気持ち悪い・・・でもよく見かけるけどこんなに多数・・・」 マリオンは部屋の隅っこの箪笥みたいなのの裏に隠れた。
研究室
その研究室はフラスコやらビーカーやらが置かれており、壁には魔法陣の描かれたポスターのようなものが貼ってあり、本棚があったりしていた。 シャドー「魔法の研究かな・・・アイツも熱心みたいだな・・・」 シャドーは本棚を覗いてみた。そしてあるものを見つける。 シャドー「ん?これは・・・」 それは「ジオン族極秘計画 ホムンクルスR製造日誌」と書かれたノートだった。 シャドー「何だこれ・・・一応拝借するか・・・」 シャドーはそのノートを懐にしまった。そしてシャドーはあるものを見つける。 シャドー「ん?これって・・・」 それはリグ地方の地図であった。しかしかなり古いものだ。しかも地形やら地名やらが今と違っている。 シャドー「これって・・・昔のリグ地方か?」 文字もシャドーが知らないものである。これはきっと古い地図なのだろう。もしかすると古代キルケー時代の・・・ シャドー「まさかな・・・」 そしてシャドーはあるものを見つける。ノートだ。しかもそれは・・・レイブンの日記であった。 シャドー「!?日記!?・・・奴の日記帳か!?・・・」
続く
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