リーナスとサードに部屋に撃ち込まれた矢。それには手紙がくくりつけてあった。 これは一体誰からのだろうか?
翌日、作戦室
リーナスとサードは皆を呼んで昨夜の事を話し、その矢と手紙を出した。 リーナス「昨夜、私の部屋に矢が打ち込まれ、その矢にこのようなものが・・・」 Gセイバー「手紙か?」 サード「確実にそうですね」 デルタ「これは恐らく・・・」 セカンド「グレムリー公国の仕業か・・・」 リーナス「・・・多分、まだ読んでないけど」 Gセイバー「ならば今この場で読むべきだな」 手紙にはこう書かれていた。
「リーナスへ、何時でもいいからベララベラ高原へ来い。そこで貴様と会いたい。貴様に関する事を喋ってやろう。なお同伴者がいてもいなくても構わないぞ。何時でも貴様を待っている。 グレムリー公国軍司令官レイブンより」
リーナス「い・・・以上・・・」 Gセイバー「なんだと・・・!?」 デルタ「レイブンだと!?」 この手紙はレイブンからのものだった。敵のリーダー格からの手紙とは。 セカンド「レイブンって・・・確か・・・」 Gセイバー「敵司令官の名前じゃないか!」 サード「何故そのような輩がリーちゃんを及びに・・・」 デルタ「それに奴がこの一連の事の首謀者らしい、リーナス追跡、キルケー奪取のな・・・」 リーナス「どうやら私の事を暴露したいみたいね・・・」 Gセイバー「リーナス、これは明らかに罠だ」 リーナス「そう・・・かもね・・・でも・・・!」 リーナスは強気で言おうとする。 リーナス「それでも・・・行って見る価値はあるかもしれない!奴の目的もわかるかもしれないしね・・・!」 ネクティス「・・・確かに・・・奴の名前はキルケーを潰したモンスターと同じ名だしな・・・それも気になる・・・」 Gセイバー「リーナス・・・お前・・・」 リーナス「私は行くわ・・・団長!お願いします!」 デルタ「ダメだ」 リーナス「で・・・でも・・・」 デルタ「同伴者無しではな」 リーナス「だ・・・団長・・・!」 デルタ「Gセイバー、頼むぞ」 Gセイバー「り・・・了解!」 デルタ「だが・・・敵の罠と言う可能性もありえるからな・・・気をつけないとな」 リーナス「はい!私には戦う事ができますから!」 Gセイバー「リーナス・・・何か強くなったような気がするな・・・」 デルタ「ならば・・・作戦会議と行くか・・・」
続く
|