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No.435 騎士ガンダム戦記 フェイズ267「変身能力で攻撃だ!?」 投稿者:GX−9900   投稿日:2015年05月08日 (金) 22時06分 [返信]

ガイア城に潜入したモンスタードッペルゲムを探す為に城内は混乱中だった。

フリーダム1「くそっ!奴はどこだ!?」
フリーダム2「誰かに化けているとか?」
フリーダム3「お前じゃないよな・・・」
フリーダム1「バカ言え!お前じゃないのか!?」
フリーダム2「そんなバカな!」

Jセイバー1「誰が奴なのかわからん・・・」
Jセイバー2「最悪のかくれんぼだな・・・」
Jセイバー3「何かお前らが信じられなくなる・・・」
Jセイバー1「俺も・・・誰も信用できそうに無い・・・」
Jセイバー2「奇遇だな・・・俺もだ」

ジムUA「いたか!?」
ジムUB「いや・・・」
ジムUC「こっちもダメだ!あっちの部屋もさっき見てきたが・・・」
ジムUA「奴は誰かに化けているかもしれない・・・」
ジムUB「俺の影は普通だぜ」
ジムUC「俺もだ・・・」
ジムUA「影は違う・・・一体どこに・・・?」

とまあ城内はこう言う感じで混乱中だ。

城内

城の中に入り込んだハヤミ博士とセカンドはその混乱を見る。
ハヤミ「ああ・・・なんて事だ・・・」
セカンド「皆パニックになってるな・・・」
そこにサードが現れる。
サード「おお!兄様!戻ってこられたのですか!・・・ってハヤミ博士!?」
セカンド「ああ・・・帰り道で助けたんだ・・・事情は聞いたぞ、敵が白昼堂々と潜入したようだ」
サード「ええ・・・博士に化けてね・・・むぅ〜〜〜」
サードはハヤミ博士をじい〜っと見つめる。まるで疑うかのように。
ハヤミ「な・・・何かね?」
サード「いえ・・・博士が本物かを見極めてまして・・・」
ハヤミ「私は本物だ!」
セカンド「サード・・・疑うのはわかるがこの人は正真正銘ハヤミ博士だ」
サード「ええ・・・本物と断定しました」
セカンド「・・・皆誰が敵の擬態か疑いあっているのかよ・・・ったく・・・」
ハヤミ「嫌な奴だな・・・あいつ・・・」

ガイア城見張り台

見張り台にマークWがいた。ドッペルゲムを探しているのだ。
マークW「さあて・・・敵さんはどこだ?」
見張り台には見張り役の兵士ジムUしかいなかった。そのジムUは腰に袋をぶら下げていた。なんだろうか・・・
マークW「おい、ここに誰か来てないか?」
ジムU「いえ・・・誰も・・・」
マークW「そうか・・・ん?」
マークWはあることに気づいた。影が変だ。そう言えば聞いた変身する敵の特徴は影が変だということだ。
ジムU「どうしました?」
マークW「なんでもない、俺も見張りを手伝おうか?」
ジムU「いっ・・・いいですよ・・・!!別に一人でも出来ますって!!」
マークW「そうか・・・」
マークWは見張り台の中を調べていた。
ジムU「あの・・・異常は無いですから・・・!」
そしてあるものを発見する。部屋の隅に大きな袋があった。
マークW「これは・・・」
ジムU「ああ!触らないでくださいよ!それはイザと言う時の火薬の入った袋で・・・」
マークWは忠告を無視して袋を開ける。そしてその中身はジムUの死体だった!
マークW「!!やっぱりお前かああああ!!」
大声を出したマークWは振り向くと同時に剣を抜く。そしてジムUはいつの間にかどこからか出した槍で防御した。
ジムU「ちっ・・・ばれたか・・・」
見張りのジムUはその正体を現した。やっぱりドッペルゲムだ。見張り台のジムUを殺害して成りすましていたのだ。
マークW「槍の扱いには慣れているようだな・・・」
ドッペルゲム「ふふふふ・・・まあな!」
マークW「その腰にぶら下げた袋には盗んだ品が入っているのか?」
ドッペルゲム「まあね!」
ドッペルゲムは見張り台から飛び降りた。
マークW「何!?」
だがドッペルゲムはジャムルバーンに変身した!
ジャムルバーン(ドッペルゲム)「ははははは!!残念だったな!それじゃあおさらばといき・・・」
だがその時だった。どこからか多数の矢がジャムルバーンに向けて放たれた。そしてその内の1本がジャムルバーンの翼に刺さった。
ジャムルバーン(ドッペルゲム)「ぎゃっ!」
ジャムルバーンは落下していった。そして多数の兵達が取り囲んだ。
ドッペルゲム「何・・・!?何故・・・!?」
変身が解けたドッペルゲムは我が目を疑った。何故こんなに多数の敵がこっちにやってきたのか。
ドッペルゲム「!!あいつの声か!!」
ドッペルゲムは気づいた。あの時か。さっきのマークWの大声だ。アレで皆ここにやってきたのか。
マークW「どうだった?俺の声」
ネクティス「ばっちり聞こえてたぜ。城中に聞こえたみたいだ」
マークW「そうか・・・」
ドッペルゲム「やられたな・・・」
リーナス「私と弓部隊の矢の味はどうかしら?」
さっきの矢はリーナスと弓部隊が放ったものだ。
Gセイバー&ネクティス「覚悟しろ!スパイ野郎!!」
リーナス「これは返してもらうわ!」
リーナスは冠(仮称:キルケクラウン)を奪還した。
ドッペルゲム「くそ・・・ならばこの変身能力で貴様らを叩き潰す!・・・チェーーンジ!」
ドッペルゲムはそう叫ぶと変身した。ドッペルゲムはモンスターヤクトドラゴンに変身した。
Gセイバー「他のモンスターに変身!?」
ヤクトドラゴン(ドッペルゲム)「食らえ!ブレス!」
ヤクトドラゴンは双頭の口からブレスを吐き出した。火と氷のブレスだ。
ネクティス「うお!!」
Gセイバー「ぐああっ!」
リーナス「うわっ!二人とも!」
ヤクトドラゴン(ドッペルゲム)「続いてチェンジ!」
また変身した。バウンドウルフに変身したのだ。バウンドウルフはGセイバーの剣に噛み付いた。
Gセイバー「くっ・・・違うモンスターに変身して攻撃するのか・・・」
バウンドウルフ(ドッペルゲム)「こんなのまだまだ序の口さ!」
またしても変身する。今度はジャイアントジオングだ。ジャイアントジオングはその巨体でGセイバーを潰そうとする。
Gセイバー「ぐああああああ・・・・」
リーナス「いやあ!Gセイバーが!!」
ネクティス「やめろお!」
ネクティスとリーナスが攻撃する。だがまた別のモンスターに変身した。メデューサキュベレイだ。
メデューサキュベレイ(ドッペルゲム)「くらえ!」
メデューサキュベレイの放ったビームを食らう二人。
リーナス&ネクティス「ぎゃほっ!」
フリーダム1「こ・・・コイツ強いな!」
フリーダム2「怯むな!突撃!」
兵士数名が飛び掛ったがあっさりとやられる。
メデューサキュベレイ「甘い!」
兵士達「うああああ!」
リーナス「こいつ・・・何気に強いかも・・・」

続く




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