リーナスはイーズ山へ墓参りに行く許可を貰おうとしていた。
デルタの部屋
リーナス「・・・ダメでしょうか?」 リーナスは頭を下げていた。 デルタ「・・・」 デルタは黙ったままだった。そして数秒後。 デルタ「まあ良いぞ」 リーナス「いいのですか!?」 デルタ「ああ、丁度イーズ山駐屯部隊の戦士ジェムズガンがあるものを受け取って欲しいって報告があったからな、誰かに移送任務やらせようと思ってたんだよ。行きがてら墓参りに言って来いや」 リーナス「は・・・はっ!」 リーナスは敬礼をしながら言う。 リーナス「それで・・・私一人じゃないですよね・・・」 デルタ「当たり前だ、Gセイバーにも伝えてやろうとな」 リーナス「Gセイバー・・・まぁ私の上官兼保護者ですからね・・・」 デルタ「お前一人に任せるってワケにも行かないからな」 そしてGセイバーが部屋に入ってくる。 Gセイバー「お呼びでしょうか?デルタ団長・・・ってなんでリーナスが!?」 リーナス「また仕事よ」 デルタ「実はな」 デルタは今度の任務を話す。 Gセイバー「んでイーズ山へ墓参りがてら・・・駐屯部隊からあるものを受け取れと?」 デルタ「ああ、何でもキルケーと関係あるらしいぞ」 リーナス「!?」 リーナスは反応する。またしてもキルケー関係か? Gセイバー「またキルケーか・・・」 デルタ「それをこっちまで持ってきてくれってさ、コアピジョンじゃ運ぶのが心配だって言うんでファイタードラゴンを同行させるよ」 リーナス「ファイタードラゴンを使うのね・・・」 デルタ「リーナス、悪いけどファイタードラゴンにも任務の説明を頼むよ」 リーナス「了解!」 リーナスが部屋から出る。 Gセイバー「イーズ山へ墓参りか・・・良いんですか?」 デルタ「いいさ、あいつも色々と会ったんだろう・・・気分を変えさせてやろうよ」 Gセイバー「確かに・・・色々と大変だったからな」 デルタ「それに・・・これはあくまでも俺の仮説だがもしかしたらアイツ・・・」 Gセイバー「!!」 Gセイバーとデルタは予感していた。もしやリーナスはあそこで自分の正体を知ったのではないかと・・・ Gセイバー「今は・・・そっとしておきましょうか・・・」 デルタ「だな・・・いつか・・・アイツが話す時が来るだろう・・・」
続く
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