Gセイバーたちが演習場で戦っているその頃・・・
シドニィ港町
ジムストライカー「あの〜〜・・・団長・・・」 デルタ「なんだよ」 ジムストライカー「団長自ら港町へパトロールに行かなくても・・・」 デルタ「いいじゃないか、パトロールぐらいで」 騎士デルタと戦士ジムストライカーはフリーダム6名と共に港町シドニィにパトロールに出ていた。だがこれはデルタの気まぐれである。最近デルタは港町に行っていないのだと言う。 デルタ「久々に行きたくてな、市民の声も聞きたいし」 ジムストライカー「はあ・・・」 ?「おーい!そこの騎士さんー!」 後ろから若者が声をかけてきた。 デルタ「ん?どうした?」 若者「実はさ・・・昨日から俺の家の裏から誰かが通るような誰かの話し声が聞こえたんだよ・・・ひそひそと誰かが・・・」 デルタ「え?」 若者「ちょっと怖いんで・・・調べてくれない?」 ストライカー「聞き間違いじゃないのか?」 デルタ「あー・・・いいよ」 ストライカー「あ、聞くのね」 フリーダム1「さすが団長だなぁ」
若者の家
その若者の家は海辺の近くにあった。裏は海へ続く砂浜だ。そこから数mには岩場がある。 デルタ「なるほど・・・海から何者かが上陸していたんだな」 ストライカー「確かに、しかもこの足跡・・・もしや・・・」 デルタたちは近くの岩場を見つめる。そこには洞窟があった。その洞窟は長さ10mと言う短いものでその奥には何も無いと言う。あそこに何者かがいるかもしれない。 デルタ「行ってみるか・・・」 デルタたちはその洞窟へ向かう。 フリーダム1「いやだなあ・・・洞窟・・・」 フリーダム2「短いから大丈夫だって」 ストライカー「短いからって油断するなよ、洞窟内部に何かがいるんだぞ」 その時だった洞窟からモンスターが現れた! タートルゴッグ「ちぃ!見つかっちまった!」 キラーズゴック「なんてこった!」 タートルゴッグ、キラーズゴック、クラーケンハンブラビだ。 ストライカー「げ!モンスター!」 デルタ「ジオンのモンスターだな!」 クラーケンハンブラビ「いかにも!」 キラーズゴック「悪いが消えてもらうぜ!」 デルタ「いきなり攻撃かよ!」 クラーケンハンブラビが長い腕でフリーダム一人を締め付ける。 フリーダム3「うわああ!」 デルタ「やめろ!」 デルタの剣でフリーダムを絡め取っていた腕は切断された。 クラーケンハンブラビ「ぐあああ!」 フリーダム3「助かりました!」 クラーケンハンブラビが悲鳴を上げた。 キラーズゴック「この野郎!」 キラーズゴックとタートルゴッグが爪でデルタたちに襲い掛かる。だがタートルゴッグに対してストライカーがツインスピアで応戦する。 ストライカー「ちょろい!」 ストライカーの攻撃でよろめくタートルゴッグ。そこに煥発いれずスピアを突く。刺さった。 タートルゴッグ「ぐほっ!」 タートルゴッグは倒れた。 キラーズゴックはフリーダムたちに襲い掛かった。フリーダムたちは集団先方でキラーズゴックと戦う。 キラーズゴック「束になっても所詮は雑魚だ!」 キラーズゴックがフリーダム2名を払い倒す。二人は海へ飛ばされた。 フリーダム1「よくも!」 フリーダムたちの剣がキラーズゴックを刺した。 キラーズゴック「ぐああっ!」 フリーダム1「やった!勝ったぞ!」 ストライカー「大丈夫か?」 ジムストライカーが海に落とされた二人に向かう。 フリーダム4「大丈夫です・・・」 フリーダム5「海でよかった・・・」 そしてデルタはと言うと。 デルタ「とおお!」 次々とクラーケンハンブラビの腕を切りまくった。 クラーケンハンブラビ「ぎえええええ!」 悲鳴を上げるクラーケンハンブラビ。それは痛みからなのか、それとも恐怖からあげた悲鳴なのかわからなかった。そしてクラーケンハンブラビはデルタたちに囲まれていた。 デルタ「さて・・・お前達はここで何をしている!」 デルタが剣をクラーケンハンブラビの顔に突きつけながら言う。 クラーケンハンブラビ「さ・・・さあな!」 デルタ「言え!」 クラーケンハンブラビ「くっ・・・わかったよ・・・俺達の目的はガイア内のていさ・・・」 そのとき、ハンブラビに向かってナイフが投げつけられた。 クラーケンハンブラビ「ぎゃっ!」 デルタ「!?」 デルタ達がナイフが放たれた方向を見た。海からだった。ナイフを投げた何者かはばしゃばしゃと水しぶきを立てて逃げ去った。 ストライカー「くそ!口封じか!」 フリーダム1「こいつ・・・ていさって言ってましたね・・・まさか偵察でしょうか?」 デルタ「・・・恐らくな・・・」 デルタは思う。またしてもジオンとグレムリーが動き出すのかと・・・ デルタ(奴等の狙いは本当に何だ?)
続く
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