休日から次の日 ガイア軍演習場
今日もリーナスは連中に励んでいた。 リーナス「とりゃあ!」 Gセイバー「とお!」 今回もGセイバーが相手だ。 リーナス「えええい!」 Gセイバー「本気でかかって来い!!」 リーナス「了解!」 リーナスの攻撃も激しくなってくると同時にGセイバーもそれに合わせるかのごとく攻撃を激しくする。 Gセイバー「うおおお!」 その様子を見るものがいた。騎士ガンダムマークWである。 マークW「ほお・・・なんだかリーナスの奴が腕を上げたような気がするな」 彼は二人の演習を見る。その演習は決着が付いたようだ。 Gセイバー「・・・」 リーナス「・・・」 Gセイバーの剣がリーナスの顔の横に突き立てられていた。そしてリーナスの剣がGセイバーの腹部分に突き立てられていたのだ。 Gセイバー「どうやら腕を上げたようだな・・・」 リーナス「そうかしら?」 Gセイバー「だと思うな」 リーナス「確かにこのところ戦いが多かったからね・・・経験の積み重ね・・・かな?」 Gセイバー「だろうな・・・そうして成長していくものなんだよ」 マークW「おーい、次は俺と手合わせを・・・!」 マークWが何かを察した。そしてGセイバーも何かの気配に気づく。 Gセイバー「!・・・いるな・・・」 リーナス「どうしたの?二人とも」 マークW「リーナス、静かに・・・」 3人は黙る。そして周囲が静かになった。そして数秒・・・1分経った。マークWがインコムハンマーを空に投げつけた。 マークW「そこか!」 何もない空間でインコムハンマーが何かに当たった。 リーナス「!?」 そしてそれは徐々に姿を現す。モンスターバットドップだ。 バットドップ「きゅ〜〜〜〜」 リーナス「こ・・・これは?」 Gセイバー「やっぱり・・・何らかの方法で姿を消していたか」 リーナス「このモンスターが?」 バットドップ「魔法で姿を消していたのに・・・」 リーナスがバットドップを見つめるとバットドップの胸にグレムリーの紋章のバッチがあった。 リーナス「!コイツもグレムリー!」 Gセイバー「他にもいるようだぞ・・・出て来い!」 Gセイバーの言葉に呼応するようにグレムリーの兵士が数名現れる。 斥候アイザック「くっ・・・演習のほうに気が回っていたと思っていたが・・・」 敵の数は多くない。斥候アイザック3名、カメレアッグガイ4名だ。 アイザック「見つかったからにはもう戦うしかない!!」 アイザックたちが向かってくる。 Gセイバー「二人とも!応戦開始!」 リーナス「了解!」 マークW「とんだ演習だな!」 3人は敵偵察部隊と交戦状態に入る。 アイザック「とりゃああ!」 アイザックたちが短剣を突き出しながら突撃してきた。がGセイバーはそれをジャンプでかわすとアイザックに蹴りを入れた。 Gセイバー「とおお!!」 カメレアッグガイ1「しゃーーー!この娘を頂くぜえ!」 カメレアッグガイが舌でリーナスを捕らえようとする。がリーナスはそれをどうにかかわした。そしてリーナスは剣で舌を切断した。 カメレアッグガイ1「ぎゃああああ!」 そしてリーナスはそのままカメレアッグガイを切り裂く。 リーナス「ふう・・・」 カメレアッグガイ2「まだ安心するな!」 別のカメレアッグガイが襲ってきた。だがリーナスは冷静に魔法で攻撃する。 リーナス「ソーラ!」 カメレアッグガイ2「ぐああああ1」 敵は焼け焦げた。 マークW「とりゃああ!」 マークWは襲ってくるアイザックを蹴散らしていく。 マークW「腕がなまってたんでな!悪く思うなよ!」 こうして斥候たちは次々に撃破されていった。 残るはカメレアッグガイ1体だ。 Gセイバー「奴は姿を消しているな・・・!」 リーナス「まさか逃げた!?」 マークW「いや・・・まだこの場にいるぞ・・・」 再び沈黙するその場。そして・・・ Gセイバー「そこだ!!」 Gセイバーが剣を投げつける。そして剣が刺さった所にカメレアッグガイの姿が徐々に出てくる。 カメレアッグガイ3「ぐっ・・・」 リーナス&マークW「こいつ!」 リーナスとマークWはトドメを刺そうとするがGセイバーが止める。 Gセイバー「待て、コイツは捕虜にするぞ」 Gセイバーが弱ったカメレアッグガイに近寄ってくる。 Gセイバー「悪いがお前は生け捕りだ、色々と聞きたいことがある」 カメレアッグガイ3「お前らに捕まるよりはくたばったほうがマシだ!」 カメレアッグガイはどこからか出したナイフで首を切った。 一同「なっ!?」 カメレアッグガイの自決に3人は呆然とする・・・ リーナス「自分で・・・」 マークW「機密保持で自決かよ・・・おいおい」 Gセイバーはカメレアッグガイの亡骸に近寄った。 Gセイバー「敵の偵察部隊・・・か・・・」
続く
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