遺跡から出てきたリーナスたち。だがその直後にエリアルドが部隊を率いて現れた!
ハヤミ「どうしたのかね?」 Gセイバー「敵ですよ・・・!」 ハヤミ「何!?こんな時にまで襲ってくるか!」 リーナス「やっかいったらありゃしないね・・・」 セカンド「しかし・・・敵の数は多くないような・・・」 そう、セカンドの言うとおり敵の構成はエリアルドを含め14名だ。ダークウィッチマリオン、兵士ブグ×6、スパイダーディアス×3、戦士ザク×2、スライムアッザム×2、少ない感じの戦力だ。 エリアルド「悪かったな、こっちは遺跡を傷つけたくないんでね、それに・・・」 サード「何ですか?」 エリアルド「お前さん方の資料を頂くぜ!」 ハヤミ&ミガキ「な!?何い!」 学者達調査隊はそんな声を上げた。こいつらはキルケーの研究を独り占めする気かと。ふざけている。彼らはそう思って怒った。 ハヤミ「お前達!何を考えているんだ!」 ミガキ「最近聞けばお前達はキルケー関係の遺跡を襲ったそうじゃないか!」 エリアルド「ああ、そんなことを部下から聞いた事はある」 マリオン「・・・」 マリオンは以前使い魔のハーピージャジャからハービック村の事は聞いていた。しかしすぐにガイア軍に解放された。 ネクティス「一つ聞きたい!」 ネクティスがエリアルドに近寄り、尋ねる。 エリアルド「何だ?」 ネクティス「お前達グレムリー公国は何故にキルケー文明に関係しているものを欲しがる?」 エリアルド「何?」 ネクティス「それにお前達がどういうわけか狙うリーナスも何やらキルケー、それも中枢に関係している可能性が出てきた・・・」 その場の全員が息を飲む。そしてハヤミ博士が呟いた。 ハヤミ「・・・!キルケーは高度な文明だ・・・まさかお前達は・・・!キルケーの謎を独占してそれを・・・!」 ネクティス「よからぬ事に使う・・・そうじゃないのか!?」 ネクティスが問い詰めた。 リーナス「まさか・・・あなた達は・・・!私の事を何か知っているの!?」 ネクティス「お前ら・・・彼女が何者か知っているのか!?」 エリアルドが答える・・・ エリアルド「確かに我が国はキルケーの力を欲している・・・だがその娘が何者かは俺も知らない・・・なんでその娘を欲しがるのか・・・あの男の教唆だよ」 マリオン(王子!?・・・司令官の事を!?) ネクティス&リーナス「あの男・・・誰だ!?」 エリアルド「教えられないな!これ以上はな!」 エリアルドが剣を構えた。 リーナス「あくまでも戦うのね・・・!」 リーナスが常備している剣を構える。ネクティスも杖を持って戦闘配備だ。 Gセイバー「総員!戦闘配備!!」 Gセイバーの掛け声と共に戦闘員達は戦闘態勢に入った。 エリアルド「こっちから行くぞ!」 エリアルドが来る。ネクティスと鍔迫り合いだ。 ネクティス「くっ・・・流石に強いな・・・俺こういうの苦手なんだよな・・・」 エリアルド「流石に魔法使いは力が弱いみたいだな!」 そこに横からエリアルド目掛けてリーナスの矢が飛んできた! エリアルド「うおっと!」 矢を回避する為にエリアルドはジャンプしてネクティスから離れた。 リーナス「大丈夫!?」 ネクティス「大丈夫だが・・・俺に当たったらどうするんだよ・・・!」 リーナス「ごめん・・・援護攻撃のつもりで・・・」 ネクティス「ありがとな、だが・・・そうも言ってられないな・・・!」
再び遺跡付近で戦いが始まってしまった。
続く
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