【広告】楽天市場にて 母の日向けギフト値引きクーポン配布中

小説掲示板

ホームページへ戻る

名前
タイトル
本文
e-mail
URL
文字色
削除キー 項目の保存

このレスは下記の投稿への返信になります。戻る

No.382 騎士ガンダム戦記 フェイズ215「マギナスカリヴァーって何だ?」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年07月08日 (火) 21時37分 [返信]

アデレードの遺跡において剣のような物を発見したリーナスたち。剣にはバリアーが張られていて誰も触れない。だが何やらハヤミ博士たちはこの剣を知っているようだが・・・

Gセイバー「マギナスカリヴァー・・・?何だそれ?」
ハヤミ「君らは知らんだろうね・・・この剣の事を・・・」
リーナス「ご存知なのですか?」
ハヤミ「マギナスカリヴァーとはキルケニアス王家の者しか使えぬ伝説の魔法剣だと言う」
Gセイバー「キルケニアス王家だって!?」
リーナス「なんですって!?」
ハヤミ「過去の調査でその存在はわかっていたが当然、未だに誰も実物を見たことは無い・・・」
だがそのマギナスカリヴァーと思しき者が目の前にある。
ハヤミ「壁画で見たのを似ているが・・・だがこれがマギナスカリヴァーとは限らん・・・と思っているが・・・」
リーナス「確かに・・・この剣から何かを感じる・・・」
Gセイバー「わかるのか?リーナスよ」
リーナス「ええ、私だって魔法使えるんだよ、魔力みたいなものなら察知できる」
Gセイバー「魔力か?」
Gセイバーはここにネクティスがいたらわかるかもしれないと内心思った。
ハヤミ「そう言えば、マギナスカリヴァーは強力な魔力が秘められており、それを使えるのは強大な魔力を持つキルケニアス王家しかいない・・・と言われていた・・・」
リーナス「!!」
リーナスは心の中で「私ならば使えるかもしれない」と思った。だがやめておくことにした。しかし・・・
リーナス(うう〜・・・私が触れれば・・・)
その時Gセイバーが肩を軽く叩く。
Gセイバー「リーナス?」
リーナス「あ・・・ごめん・・・」
Gセイバー「それで・・・これはどうしますか?」
ハヤミ「誰にも触れない以上、このままにしておくしかない」
調査隊員1「放置ですか!?」
ハヤミ「仮に触れれたとしても罠だ、何かの罠が発動しかねん」
調査隊員2「そ・・・それはやばいですね・・・」
ハヤミ「別の所も行こう」
調査隊員達は部屋から出て行く。だがリーナスはマギナスカリヴァーを見つめる。
リーナス「・・・」
もしかしたら自分ならば触れる事が出来るかもしれない。リーナスはそう感じた。と言うかあの剣が彼女を求めている様な感じであった。
Gセイバー「リーナス・・・行くぞ」
リーナス「え・・ええ・・・」
Gセイバー「もしかしてお前・・・あれを抜こうと思ってるんじゃないのか?」
リーナス「ぎくり・・・!」
Gセイバー「やっぱりな・・・やめておけよ・・・なんかやばい事が起きかねないぞ」
リーナス「でもなんか私を呼んでいる気がするのよ・・・あの剣・・・」
Gセイバー「リーナス・・・気持ちはわかるけど・・・」
リーナス「私がここに来たのは私の過去を探す為なの」
Gセイバー「それはわかっているがな・・・」
リーナス「でも・・・」
リーナスはさらにあの剣から感じた。「我を抜いてくれ!」とか「お前しかいない!」とか言っているような気がしていた。
リーナス「あああ〜・・・我慢できない!」
リーナスは剣の方へ向かった。
Gセイバー「ちょ!?・・・おま・・・!リーナス!」
Gセイバーたちも後を追った。
リーナス「私に触れられるのかな・・・?」
リーナスはマギナスカリヴァーに触れようとする。
Gセイバー「待て!やめろ!」
ハヤミ「やめるんだ!トラップが発動しかねんぞ!」
Gセイバーたちの声をリーナスは聴かなかった。そして・・・触れられた。
Gセイバー「え?・・・」
ハヤミ「何・・・!?」
Gセイバーたちは我が目を疑った。リーナスはマギナスカリヴァーに触れられた。結界にも無反応だった。
リーナス「触れられた・・・みたい」
一同「・・・」
皆唖然としていた。それはリーナスも同じであった。
リーナス「あ・・・あははは・・・」
Gセイバー「り・・・リーナス・・・?大丈夫か?・・・電撃が・・・」
リーナス「まあね、大丈夫・・・電撃なんて無い・・・このまま引っこ抜いちゃおうかな・・・」
ハヤミ「ま・・・待て!それこそトラップが!」
Gセイバー「やめろ!それにお前には引っこ抜けられるか?!それ!!」
リーナスは静止を聞かずに剣を床から引っこ抜こうとする。
リーナス「え・・・ええい!」
ずぼっ!と言う音を立てて剣は床から引っこ抜かれた。
一同「な・・・!?ぬ・・・抜けた!?」
リーナス「あ・・・抜け・・・た・・・!?」
Gセイバー「どういうことだ・・・?」
Gセイバーもリーナスも皆再び唖然とした。
ハヤミ「皆!気をつけろ!罠が発動するかもしれん!」
皆、博士の言葉を聞き、警戒した。だが3分経っても何も起こらなかった。
調査隊員1「・・・何も起こらない・・・?」
調査隊員2「みたいですね・・・」
ハヤミ「うむ・・・」
ハヤミはリーナスの方を見る。彼女は伝説のマギナスカリヴァーを持っているのだ。
ハヤミ(まさかな・・・彼女が王家の血を引いた末裔・・・だったり・・・)
Gセイバー「リーナス・・・お前って奴は・・・!」
Gセイバーがリーナスを叱った。
リーナス「ごめん・・・でも・・・私は・・・これを持てるって事は・・・」
Gセイバー「・・・」
Gセイバーも少し確信するのだった。博士の言うとおり、彼女はキルケー王家の末裔ではないかと。
リーナス本人も心の底で確信した。自分はキルケーの、それも王家の末裔であると・・・
Gセイバー(馬鹿な・・・ありえないよな・・・)
リーナス(私は・・・もしかしたら本当に・・・)

続く




Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】楽天市場にて 母の日向けギフト値引きクーポン配布中
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板