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No.381 騎士ガンダム戦記 フェイズ214「再び遺跡内部へGO」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年07月07日 (月) 21時43分 [返信]

アデレードの森の中にある遺跡の調査が行われていた。リーナスとGセイバーは考古学者ハヤミ博士らと共に再び遺跡内部へと足を踏み入れた。

ネクティス「え!?敵が!?」
セカンド「ああ・・・偵察部隊を送り込んできた」
セカンドはさっきのマリオンの偵察部隊の事を話した。
ネクティス「それで?」
セカンド「立ち去った、あのままやり合っていたら遺跡に被害が出るかもしれないからな、あっちも遺跡を傷つけたくなかったみたいだし」
ネクティス「うむ・・・やっぱり遺跡目当てか・・・」
サード「ですがまた敵が攻めてくるかもしれませんよ」
ネクティス「確かに・・・敵は一旦撤退したが・・・」
ネクティスは不安になった。また敵がやってくるかもしれないと。念のため本国へ援軍要請をしなければならないかもしれない。
ネクティス「せめて来なきゃいいんだが・・・」

その頃遺跡内部では

リーナス「と・・・まぁ」
ハヤミ「ほお・・・そうか」
Gセイバー「と言う事で彼女はキルケーとなんらかの関係があるんです」
遺跡内を歩きながら二人はハヤミ博士にリーナスの事を話した。
リーナス「どういうわけか私の身体にキルケー文字が刻まれているのか・・・博士、何か心当たりありませんか?」
ハヤミ「ふむ・・・」
リーナス「多分もしかしたら私は王家であるキルケニアスの血を引いているんじゃないかと・・・」
ハヤミ「待て!ストップ!」
一同は足を止める。彼らの前にはあの階段があった。行くのを断念したあの下り階段である。
リーナス「まさか・・・ここを行くんですか?」
ハヤミ「うむ、今は梯子を持ってきているからな」
調査隊員1「あの穴の下へ?」
ハヤミ「そうだ」
ハヤミ博士は梯子を穴にかけようとする。だが穴を覗いた瞬間、博士の表情が変わった。
ハヤミ「なんと!・・・」
調査隊員1「どうしました?博士・・・」
Gセイバーや調査隊員達は穴を覗いて我が目を疑った。なんと穴の底には大量のトゲが生えていた。この穴に落ちたら最期、確実にあの世行きだ。
ハヤミ「覗かねばわからなかったがこんな罠が・・・部屋があるのかと思っていた・・・私としたことが!」
リーナス「と言うことは・・・」
博士は梯子を橋のように穴の上にかけ、そして大きな釘を数本出し、引っ掛けた。
ハヤミ「これならば先へ通れるぞ」
Gセイバー「おお」
調査隊員2「でも不安だな」
ハヤミ「だが進まねば!」
そう言って博士は進む。
リーナス「大丈夫かな・・・?」
そう言いながらも皆無事に通過できた。

その頃マリオンたちは

エリアルド「んで・・・遺跡では調査が・・・」
マリオン「はい」
ここはアデレードの森から少し南に位置するポイント。グレムリーはここに陣取っていた。彼らはまたアデレードへ攻め込もうとしていたのだった。
レイ「そうか、それでどうしますか?」
エリアルド「ふむ・・・ならば土産にあいつらの調査資料でも奪い取ってみるか・・・そのまま待つか」
レイ「はっ!」
レイは敬礼しながら思う。
レイ(土産か・・・あのジオン族司令官への土産だな・・・だがそう言えば司令官の狙いがなんなのかわからん・・・何を企んでいるのやら・・・)
エリアルド(アイツはキルケーに関係するものを欲している・・・奴は魔法文明の力でも利用しようとしているのか?)
エリアルドもレイもジオン族部隊の司令官の事は何もわかっていない。敗走してきたジオン族部隊を引き連れてグレムリー公国にやってきた。いつも黒いローブに身を包んでおり、そのローブをとった姿を誰一人として見ていない。リグ地方侵略の時からあの姿らしい。
レイ(だが・・・何を考えていようが謀反を企んでいたら消せばいい・・・)
レイは心の奥底でそう考える。今はリグ地方制覇に利用させてもらうだけだと。

遺跡B1F

調査隊は遺跡の地下1階(暫定)へ突入した。そこは多数の罠が待ち構えていた。だがそれらはハヤミ博士の勘で事前に突破した。博士もさすがと言うか・・・凄いような・・・
リーナス「・・・ここは・・・」
横には多数の扉があった。まるでここは居住区のような所である。
調査隊員1「1つ1つ調べますか?多分開かないかもしれませんが」
ハヤミ「うむ・・・気をつけるんだぞ・・・」
隊員は扉を開けようとする。扉は思っていたよりも開いた。鍵もかけられていなかったようである。もしくはロックが劣化したのかもしれない。
リーナス「簡単に開いたわね・・・」
だが部屋の中は机らしきものがあるだけで何も無かった。どこの部屋もこんな感じで収穫は無かった。と思いきや、最後の部屋に剣の様な物が刺さっていた。
リーナス「何かしら?この剣」
Gセイバー「さあな」
Gセイバーが手で触ろうとした。だが・・・
ばしぃ!
リーナス「うあ!」
Gセイバーが手で触れようとした途端、電撃のようなもので防がれた。Gセイバーは3歩下がる。どうやら結界らしきものがはられているようだ。
Gセイバー「ダメだ、触れない」
リーナス「何なのこれ・・・」
ハヤミ「ん?これは・・・まさか・・・」
ハヤミ博士は剣を見る。何か知っていそうだ。
調査隊員1「博士・・・まさか!これは」
調査隊員2「そんな!・・・こんな所にあったのか!」
調査隊員達も驚く。
リーナス「まさか・・・これも・・・キルケーの遺物?」
Gセイバー「博士、これ知っているんですか?」
ハヤミ「恐らくだ・・・これはマギナスカリヴァーではないかと・・・」
リーナス「マギナス・・・カリヴァー・・・?」

続く




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