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No.361 騎士ガンダム戦記 フェイズ195「アトランタ村再び」 投稿者:GX−9900   投稿日:2014年04月10日 (木) 22時25分 [返信]

アトランタ村警備隊駐屯地

剣士イリュージョンは警備隊の駐屯地で待機していた。前の戦いで受けた傷は既に癒えている。
Jセイバー「隊長!」
兵士Jセイバーがかけてきた。
イリュージョン「お、本国からの援軍が来たな」
Jセイバー「ええ、来ましたよ、Gセイバーやリーナスって娘もね」
イリュージョン「ほお、またか・・・」

アトランタ村

デルタたちガイア軍はアトランタ村へ到着した。そして彼らの前にイリュージョンらが来た。
デルタ「おお、イリュージョン」
イリュージョン「お久しぶりでございます!」
デルタ「こちらこそ!」
二人は互いに敬礼した。
ちなみにアトランタ村に駐留する警備隊の現在の戦力は相変わらず2個小隊だ。
イリュージョンにJセイバー×10、リザードジェガン×4だ。
Jセイバー「まぁ少ないけど・・・」
イリュージョン「まぁどうにかしてみるさ、できる限りの支援はしてやるよ」
デルタ「すまんな、少ない戦力なのに・・・村の守備もしなきゃならんのに・・・」
イリュージョン「またあの森に連中がやってくるのならまた追い払ってやるさ!」
デルタ「また無理はするなよ」
リーナス「デルタ団長の言う通りね・・・」
そう小声で呟くとリーナスは村の入り口へふらっと向かう。Gセイバーはそれに気づく
Gセイバー「待て、どこいく気だ」
リーナス「あいつの墓へね」
Gセイバー「あいつ・・・ああ・・・バーンドライセンか」
バーンドライセン、以前アデレードの森でリーナスたちと交戦した盗賊の頭でイリュージョンの宿敵だ。だがグレムリー公国王子エリアルドの攻撃で戦死した。彼の墓標が村の入り口付近に設置されている。
Gセイバー「一応墓参り・・・だな」
リーナス「うん」
二人はバーンドライセンの墓に敬礼した。そして仲間達の下へ戻っていく。
リーナス(けどアイツのおかげで私に関する秘密が分かったわ)
バーンドライセンはキルケーの遺産であるマジカノンを保有していた。彼の死後マジカノンは接収され、分析に回された。その結果マジカノンに刻まれた文字はリーナスの体に刻まれた文字と同じであると見なされ、それをミガキ博士に解読を以来、結果文字にはキルケーの王家である「キルケニアス」と言う言葉があった。このことからリーナスは王家キルケニアスの人間ではないかと思われ始めた。
Gセイバー「リーナス、そろそろ行くぞ!」
リーナス「うん!」
リーナスは向かう、戦地へ。またこの森が戦場となる時がきた。
リーナス(遺跡・・・絶対守って見せる!皆の為にも!私のためにも!)

アデレードの森南側

エリアルドらグレムリー軍は森へ侵入した。
ヴィッシュ「王子」
エリアルド「何だ」
ヴィッシュ「遺跡までの道は覚えていますか?」
エリアルド「覚えているさ、全員付いて来い!」
ヴィッシュ「はっ!」
マリオン「確かにこの道は何となく覚えてる」
スカーレットC「私も」
サンドレオン「さて・・・遺跡をゲットしてやるとするか・・・」
グレムリー軍は刻一刻と遺跡に近づいていた。
バットキュベレイ「エリアルド王子様!」
エリアルド「どうした?」
バットキュベレイ「アトランタ村にガイア軍が!どうやら我々の行動を察知したみたいです!」
エリアルド「なるほど・・・だが遺跡を先に制圧すればいいが奴らが邪魔になる・・・」
ヴィッシュ「ここは・・・徹底抗戦ですね・・・」
エリアルド「ああ・・・遺跡をなるべく傷つけたくは無いからな・・・」
サンドレオン「ガイア軍・・・まさか・・・」
戦いの時が刻一刻と迫っていた。

続く




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