ガイア軍演習場
遺跡調査を明日に控えた日・・・リーナスは剣の練習と平行してボーガンの練習もしていた。 だん!と矢が的に当たる。命中したのは中央ではない。だが的に当たってはいる。 リーナス「うーん・・・まだまだかな」 リーナスは的を見ながら呟く。 リーナス「もう1発・・・」 そのリーナスの姿をマークWとGセイバーが見守る。 マークW「アイツは独学でボーガンの使い方を?」 Gセイバー「いや、レスターの自宅に残っていたボーガンの説明書を見ながら学んだらしい」 マークW「説明書って」 だん!二人が話している間にボーガンの矢が的に命中した。しかし中央には当たっていない。 リーナス「うーん・・・当たっているには当たっているけど・・・やっぱ中央に当てないとなあ・・・」 Gセイバー「でも前よりは命中精度上がってる様な気がするな」 リーナス「・・・確かに・・・たまにしか外さなくなったかも・・・」 その時だった。フリーダムがやってきたのは。 フリーダム「失礼します!騎士団長殿がお呼びです!」 Gセイバー「ん?デルタが?・・・何のようだろ?」
ガイア城作戦室
Gセイバー、リーナス、マークWはデルタの待つ作戦室へ到着した。 Gセイバー「お呼びですか?」 Gセイバーは珍しくデルタに敬語を使ってみた。 デルタ「ああ、実は明日遺跡調査が行われるアデレードの森なんだが・・・」 リーナス「アデレードの森に何か?」 デルタ「森の近辺にグレムリー軍が現れたらしい」 Gセイバー&マークW「なにぃ!?」 リーナス「何ですって!?」 またしてもグレムリーはアデレードに現れたのか。リーナスたちは敵の目的がわかっていた。狙いは古代キルケーの遺跡だ。 デルタ「イリュージョンからの連絡だ、どうやら奴らは遺跡を制圧するつもりらしい」 リーナス「うう〜・・・あいつら・・・!」 Gセイバー「どうする?」 デルタ「決まっているだろう・・・連中をたたき出す!」 Gセイバー「それまでは調査は延期か?」 デルタ「・・・そういうことになる」 リーナス「なら・・・早めに叩いちゃおう!」 Gセイバー「焦りは禁物だぞ、リーナス」 リーナス「わかってるよ・・・これには私の秘密がかかっているんだから」 デルタ「すぐに出撃準備だ!」 一同「了解!!」
アデレードの森近辺
エリアルド「見えたぞ、もうすぐでアデレードの森だ」 エリアルド率いるグレムリー軍の軍勢が今まさにアデレードの森に近づこうとしていた。その中にはサンドレオンも加わっている サンドレオン「さてさて・・・あの遺跡とやらには何があるのやら・・・」 再びアデレードの森に戦火が・・・
続く
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