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No.318 騎士ガンダム戦記 フェイズ154「ギルティとサンドレオン」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年08月29日 (木) 22時21分 [返信]

イーズ山山頂近くの洞窟

ギルティとサンドレオンは一旦アジトへ後退し、体勢を立て直そうとしていた。
ギルティ「くぅ・・・ガンダムか・・・厄介ね・・・」
サンドレオン「むぅ・・・」
ギルティ「サンドレオン、傷はどう?」
サンドレオン「大丈夫でっす、治るの早いですから、リペアリキッドのおかげで」
ギルティ「村からちょこっと盗んできた甲斐があったかしら」
サンドレオンはリペアリキッドを傷口にかけていた。リペアリキッドはリグ地方ではごくありふれた薬品だ。回復薬で、傷口に塗ればわずか数分くらいで感知できると言う優れものだ。ギルティたちが持っているこれは村から盗んできたものらしい。
ギルティ「まぁバンパイアハンターがまだ存在している事は驚きだわ」
サンドレオン「まぁあのガンダムどもも問題ですよ、どうやら腕が立つみたいですね」
ギルティ「確かに・・・私が捕まえようとしたあのGセイバーとか言うガンダムの顔・・・あいつに似てる・・・」
サンドレオン「あいつ・・・ってまさか俺たちを封じた・・・」
ギルティ「そう・・・もしかしたらあいつの子孫かもしれないわ・・・」
サンドレオン「確かに・・・」
ギルティとサンドレオンはガイア軍への対策を話し合っていた。そしてバンパイアハンターレスターへの対策も。

その頃リーナスとレスターはと言うと・・・

リーナス「なんか雪の降りが激しくなってきた・・・」
リーナスはがたがた震えつつ雪の中を歩いていた。
それに比べてレスターはと言うとガタガタ震えることなく進んでいる。地元の人間だからかこれくらいの寒さは慣れているのだろう。
レスター「大丈夫か?」
リーナス「ま、まぁ・・・ね・・・」
レスター「ガタガタ震えてるじゃないか・・・無理するな・・・慣れてないんだろ」
リーナス「うん・・・そもそも雪原なんて始めてだもん」
レスター「そうか・・・それはご苦労・・・」
どれくらい歩いただろうか・・・小屋が見えてきた。どうやらあれがレスターの自宅らしい。
レスター「お、見えてきた見えてきた・・・」
リーナス「着いた・・・」
二人は小屋へ転がり込んだ。
レスター「ふう・・・後数分送れてたら吹雪にあってたろうな・・・」
リーナス「のようね・・・」
リーナスは相変わらずガタガタ震えていた。

続く




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