吸血鬼ギルティとその手下サンドレオンとの戦いで大変な事が起きた。サンドレオンの必殺技でリーナスとレスターが飛ばされた!
リーナス「ひゃああああああ・・・・・」 レスター「うあああああああ・・・・・」 竜巻に巻き込まれたリーナスとレスターは空を飛ばされていた。そして落ちた。 ずぼっ!と音がした。地面が雪に覆われていてクッション代わりになったため二人とも無事だった。が二人とも頭から地面に突き刺さっていた。 レスター「・・・っ!」 レスターが出てきた。そして辺りを見渡した。 レスター「どうやら山のふもとからかなり離れたな・・・ここから近いのは・・・俺ん家だな・・・」 そしてリーナスも目を覚まし、出てきた。 リーナス「・・・んんっ!!」 レスター「?・・・!!」 リーナス「う!!」 また二人はお互いの顔を見るなり顔を赤らめた。 レスター(こ・・・この娘まで・・・飛ばされてきたか・・・) リーナス(・・・コイツと・・・二人きりだ・・・ど・・・どうしよう) 二人はついつい心の中で考え事をしてしまう。二人とも惹かれあってしまっているのだ。 レスター(どうする・・・?コイツも家に連れて行くべき・・・か?・・・) リーナス(コイツに付いていくべきかな・・・?それともこのまま村に戻ろうかしら?・・・) リーナスはこのまま村に戻ろうかと思っていたがここがどこなのかわからない。そもそもこの辺りの事など知らないのだ。 レスター(そろそろ暗くなるな・・・夜はますます寒くなるし、吹雪もたまに発生する・・・このまま置いていく訳にも行かないか・・・) 結局彼女を放っておく事にするわけにいかなくなった。この辺りにはモンスターが生息しているが彼女にはそれなりの戦闘力を有しているようだから大丈夫だが、吹雪に関してはどうだろうか。もし放って置けば彼女は村に戻ろうとする。だが仲間と合流する前にぬ可能性が高い。凍する。 レスター「な・・・なぁ・・・」 リーナス「な・・・何よ・・・」 レスター「お前・・・これからどうする気だ?」 リーナス「それは・・・村に一旦戻るよ・・・仲間と合流しないと・・・」 レスターの予感したとおりだった。 レスター「ま・・・待てよ・・・!そろそろ暗くなるぞ・・・それに吹雪だって発生する・・・危険だぞ・・・」 リーナス「だ・・・大丈夫だよ!・・・って寒っ!」 レスター「吹雪いて来たな・・・早くしないとな・・・来いよ・・」 リーナス「ん?」 レスター「ここから近いのは俺ん家だ・・・」 リーナス「わ・・・わかったわ・・・」 リーナスはレスターについていく事にした。彼は地元の人間だ。ここらに詳しい。村へのルートも知っているはずだ。 レスター「なぁ・・・お前・・・名前は?」 リーナス「私?・・・リーナス・・・魔道騎士見習いリーナスよ・・・ガイア軍所属のね・・・」 レスター「リーナス・・・かいい名前だな・・・」 リーナス「・・・そう・・・」 二人は雪の中を突き進んでいく。
その頃Gセイバーたちはと言うと・・・
Gセイバー「なんてこった・・・リーナス・・・!くそっ!!」 デルタ「お前のせいじゃない・・・」 ジェムズガン「しかし・・・まさかレスターの奴がバンパイアハンターとはな・・・何度か会っていたが・・・」 セカンド「どうやら奴も吹き飛ばされたみたいだけど・・・」 デルタ「大丈夫だ・・・あいつはきっと無事だ・・・」 Gセイバー「・・・そうだな・・・!信じてみるか!!」 デルタ「そんな事より一旦後退するぞ・・・夜には吹雪いて来るって話だ」 ガイア軍は村へ帰っていく。 Gセイバー(リーナス・・・無事でいろよ・・・あのレスターって奴・・・そういえばリーナス・・・今回はなんか様子が変だったような・・・) ジェムズガン(レスターの奴・・・自分の正体を隠していやがって・・・だが今日レスターは様子が変だったような・・・あのリーナスって奴を見てから・・・よもや・・・)
続く
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