リーナスたちと吸血鬼ガンダムギルティの戦いに介入して来たバンパイアハンターレスター。だがリーナスとレスターはどうやら恋に落ちたようだ・・・
セカンド「おーい二人とも?・・・どした?」 リーナスとレスターは見つめ合ったままだ。顔を赤くしている。 リーナス「・・・」 レスター「・・・」 Gセイバー「・・・ふ・・・二人とも?・・・おーい・・・」 周囲が声をかけるも二人には聞こえない・・・ リーナス(や・・・やっぱかっこいいかも・・・てか何なの?この感じは・・・) レスター(この娘見るだけで胸が・・・まさかやっぱり・・・恋・・・なのか!?) リーナス(・・・これって・・・やっぱり・・・恋・・・なのかな?) そう思った二人はまるで沸騰しているように顔が赤い。 Gセイバー「どうしたんだ?・・・二人とも・・・」 その光景にギルティさえも見とれていたが・・・ ギルティ「・・・!隙あり!逃げるが勝ち!」 ガンダムギルティが隙を見て逃げ出した。 ジェムズガン「おい!奴が逃げるぞ!!」 ジェムズガンの声で二人は我に帰った。 レスター「!!しまった逃がすか!!」 レスターはギルティを追いかける。 デルタ「俺たちも追いかけるぞ!!」 一同「はっ!」 ガイア軍も追撃に入る。 Gセイバー「おい!リーナス、どうしたんだ?」 リーナス「・・い・・・いや!・・・なんでも無いよ!!・・・」 リーナスも追撃へすぐさま向かった。Gセイバーはリーナスの挙動に不審を抱いた。 Gセイバー「あいつ・・・どうしたんだ?・・・顔が赤かったが・・・はうあ!・・・まさか!」 Gセイバーは直感した。もしやと。だが今はそれどころではない。吸血鬼を追いかけねば。
イーズ山ふもとから20メートル地点
ギルティは逃げていた。 ギルティ「ふう・・・まさかハンターに出くわすとは・・・」 そこに矢が飛んできた。ギルティの羽根に直撃した。 ギルティ「ひゃっ!」 羽根を傷つけられたギルティは墜落していく。 ギルティ「くっ!!キラーアロー・・・!」 レスター「当たったか!!」 レスターの放った矢キラーアローである。キラーアローは対吸血鬼用に作られた特殊な矢である。矢の先端は吸血鬼が嫌う特殊金属で出来ており、しかも吸血鬼にしか効かない毒物まで塗っているという。 ギルティはかんかんに怒っていた。 ギルティ「ほぉ・・・よくも私の羽根に傷を付けてくれたわね!」 レスター「よく言う!人を殺しまくっておいて!!その罪をんで償え!!」 またギルティとレスターの戦いが始まった!ギルティの鎌がレスターに襲い掛かるがレスターは剣で応戦する。 レスター「とりゃ!」 レスターは今度はボーガンで攻撃する。だがギルティはとっさでそれを避ける。 ギルティ「甘いわね!」 ギルティは頭で頭突きをした。がきん!と大きな音がした。 レスター「くおおお・・・」 ギルティ「うううううぅぅ・・・」 頭突きを食らったレスターも頭突きをしたギルティも倒れて頭を抑えながらもだえる。相当痛かったようだ。 デルタ「いたぞ!」 ガイア軍が追いついてきたようだ。 レスター「ガイア軍か!」 Gセイバーとジェムズガンが駆け寄る。 ジェムズガン「レスター!お前が何者かはわからんが加勢してやる!」 レスター「ジェムズガンか・・・かたじけないけど奴は俺の獲物なんだけど・・・」 Gセイバー「獲物がどうとか言ってる場合かよ」 ギルティ「これは多勢に無勢って奴?」 ギルティは一人だ。それに対してガイア軍は20人くらいだ。 だがギルティの後方から誰かが来る。 ギルティ「!・・・あれは!」 少し鈍重な感じがする茶色のガンダム。ギルティの手下である氷獣戦士ガンダムサンドレオンだ。 サンドレオン「ギルティ様!大丈夫でっすかー!?」 ギルティ「おお!サンドレオン!いいところに!!」 サンドレオン「ったく世話のかかるお方だなあ・・・」 レスター「あいつは!」 Gセイバー「敵の増援か!!」 ジェムズガン「何奴!」 サンドレオン「この人の従者の氷獣戦士ガンダムサンドレオン、以後見知り置きをな」
続く
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