スリガナル海岸近く 古代語研究所
ビンソン湾に面したスリガナル海岸は砂浜から少し離れた位置にある。その近くにミガキ博士の古代語研究所がある。 ミガキ博士「ん・・・?誰だ?」 ミガキ博士は今日もキルケー文字の研究をしていた最中、玄関のドアを叩く音を聞く。そして玄関に行くとそこにはコアピジョンがいた。 ミガキ博士「む?御主は・・・」 コアピジョン「ネクティス殿からこれを預けにきました」 コアピジョンは博士に丸めた書類を渡す。マジカノンに刻まれていた文字が書かれている。 コアピジョン「これを解読を依頼したいと言うのです・・・」 ミガキ博士「うむ・・・わかった・・・今私は忙しいが4日待ってくれ」 コアピジョン「わかりました、ではこれで」 コアピジョンは飛び去っていく。 ミガキ博士「確かにこれはキルケー文字だな・・・ネクティスの奴・・・?何か発見したのか?」 博士はそう言いながら研究室へ戻る。 ミガキ博士「まぁどうでもいいか、コイツは面白いな・・・早く解読して、ネクティスの奴に教えてやらんとな・・・」
ガイア城
コアピジョンが帰還してきた。 コアピジョン「戻りました!」 ネクティスとリーナスが出迎えた。 ネクティス&リーナス「それで?」 コアピジョン「お二人とも・・・顔近づけすぎ・・・」 リーナス「ごめん・・・?」 ネクティス「んで?博士はどうだった?」 コアピジョン「あの人も忙しいので解読は4日はかかるとの事です」 リーナス「そう・・・」 ネクティス「まぁそう急かすなよ、俺も気になってるけどさ」 リーナス「うん・・・」 ネクティス「お前の手がかりになるかどうかは博士の解読次第だな・・・」 リーナス「そうね・・・これから何も起こらなければ良いけど・・・」 ネクティス「だな・・・」
ガイア軍演習場
演習場ではマークWとサードが模擬演習をしていた。 マークW「とおっ!」 サード「てええい!」 二人とも一歩譲ろうとしない。しかしサードがバランスを崩す。 サード「うおっ!」 マークW「貰ったな」 マークWがサードの顔に剣を向ける。 サード「参りましたよ・・・」 マークW「今日の演習はここまでだな」 サード「いやいや、まだまだ!」 マークW「またかよ・・・これで4回目だぞ」 サード「これで最後にしますよ」 マークW「俺に4連敗したのが悔しいのかよ・・・」 サード「まぁそれもありますがとりあえず鍛えるのも目的ですから!この演習!」 マークW「そうかい!それじゃあ・・・ファイト!」 また二人は模擬戦闘を始める。
続く
|