アデレード付近で交戦中のガイア王国軍とグレムリー公国軍&ジオン族残党軍の連合軍。 その戦いに参戦(?)した盗賊王戦士バーンドライセン、彼女はリーナスを利用して秘密兵器マジカノンを発動させ、エリアルド王子抹殺を画策するもカプールの援護防御により失敗する。
リーナス「んで・・・どうするの?・・・」 バーンドライセン「むむむ・・・」 リーナスがバーンドライセンに剣を向ける。 リーナス「私はこのまま友軍と合流したいんだけど・・・あなたを連れてね・・・私を誘拐した罪も含めて色々とやばいよ・・・あなた」 バーンドライセン「こうなったら・・・」 リーナス「ん?」 バーンドライセンがどこからか出した金棒と斧を構えた。 リーナス「あなた・・・まさか!」 バーンドライセン「男にゃあ・・・やらなきゃならん事がある・・・」 リーナス「ちょ!・・・怪我してるのに・・・!」 バーンドライセン「当たって砕けろーーー!!」
エリアルド「くそっ・・・!いったい誰が!・・・ 」 Jセイバー「今凄い轟音がしたんだが・・・」 デルタ「今のは何だ!?」 Gセイバー「さあ?・・・」 ネクティス「あれは・・・攻撃魔法みたいだったが・・・・」 スカーレットC「いったい何がどうなってんのやら・・・」 マリオン「魔法っぽかったけど・・・」 ヴィッシュ「王子・・・大丈夫ですか?」 エリアルド「・・・まあな・・・」 その時だ、光弾が発射された方角からバーンドライセンが飛び出してきた。 バーンドライセン「うおりゃあああ!!」 イリュージョン「な!?バーンドライセン!?」 Gセイバー「まさかあいつか!?」 バーンドライセンはエリアルド目掛けて遅い来る。 エリアルド「・・・っ!また貴様か!」 バーンドライセン「部下の落とし前!付けさせて貰う!」 バーンドライセンは我武者羅に斧と金棒を振りかざす。だがエリアルドも攻撃態勢に戻る。悲しんでいる余裕は無いのだ。 エリアルド「俺も落とし前を付けさせて貰う!」 エリアルドとバーンドライセンが交錯した。果たして勝負の結末は・・・ バーンドライセン「ぐお・・・」 バーンドライセンの腹部にエリアルドの剣が刺さっている。エリアルドの勝ちだ。 リーナス「ああ・・・やっぱり・・・」 リーナスがその光景を目の当たりにする。やっぱりそうなるなと心で思っていたのだ。 イリュージョン「バーンドライセン・・・!お前・・・」 イリュージョンがバーンドライセンに駆け寄る。 バーンドライセン「・・・イリュージョンか・・・ははは・・・情けねえよなあ・・・盗賊が・・・あんな青二才にやられるなんて・・・」 イリュージョン「あいつは強すぎる・・・お前等なんかじゃ相手にならん・・・」 バーンドライセン「ったく・・・お前との決着も付けられずにぬとは・・・俺も堕ち・・・たな・・・」 バーンドライセンはそのまま息を引き取った。 リーナス「あいつ・・・」
続く
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