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No.289 騎士ガンダム戦記 フェイズ127「消えたバーンドライセン」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年03月25日 (月) 21時42分 [返信]

リーナスたちが遺跡近くで交戦中の頃アトランタ村では・・・

アトランタ村

サード「現在敵は遺跡にまで来ております」
ネクティス「なんてこった・・・」
帰還したサードの報告を聞いてネクティスたちは少し不安に思った。
イリュージョン「そうか・・・」
ヌーベルジムV「い・・・イリュージョン殿!?」
剣士イリュージョンが身を引きずりながらやってきた。
サード「大丈夫ですか!?」
Jセイバー1「ええ・・・とりあえずは・・・ですが傷が・・・」
イリュージョン「こんな傷はどうってことじゃない!」
ヌーベルジムV「おいおい・・・無茶しなさんな・・・」
イリュージョン「だが連中は遺跡辺りまで来てるそうじゃないか・・・Gセイバーたちは?」
サード「遺跡近くのポイントE99−11にて敵と交戦中・・・3人だけで・・・」
ヌーベルジムV「何!?・・・アイツらだけで!?無茶だなあ・・・どこもかしこも・・・」
ネクティス「アイツらだって強いけど・・・あの凄い王子様がいるんだぞ・・・」
サード「いえ・・・敵を撹乱しつつ足止めするとの事です」
イリュージョン「足止め・・・大方本隊が来るまでの時間稼ぎか・・・放っておけん!」
ネクティス「落ち着けよ・・・お前怪我してるだろ・・・出撃なんて・・・」
そのときだった。駐屯地からJセイバーが走ってきた。
Jセイバー2「大変です!」
イリュージョン「どうした?・・・」
Jセイバー2「それが・・・驚かないでください・・・バーンドライセンが医務室から消えました・・・」
一同「えええええ!!??」
ネクティス「馬鹿な!あんな大怪我で・・・」
イリュージョン「まさか・・・アイツ・・・仕返しに行ったんじゃ・・・」
ヌーベルジムV「馬鹿な・・・」
イリュージョン「いや・・・ありえる、きっと部下の仇討ちに向かったんだ・・・」
サード「そうなんですか・・・」
イリュージョン「ああいう奴だが部下思いなんだよ、以前アイツの部下を捕まえた際に助けに来た事があるんだ・・・」
Jセイバー1「そういえば・・・」
Jセイバー2「アイツも隊長と似たような感じですね・・・盗賊だけど」
イリュージョン「・・・ったく・・・ますます行きたくなるぜ・・・」
ソルガンタンク「お・・・どうやら行けますよ・・・本国からの援軍が近づいてますよ」
アトランタ村の入り口の向こうからガイアの軍勢がやってくる。
デルタ「もうすぐアトランタ村に着くぞ・・・」

その頃バーンドライセンは・・・

バーンドライセン「痛たたたた・・・くそ・・・待ってろよ・・・青二才王子め・・・部下の落とし前、つけさせてもらうぞ・・・」
回廊を移動していた。
バーンドライセン「だが・・・アジトに戻って秘密兵器をとってこないとな・・・」
果たしてバーンドライセンの秘密兵器とは?

続く




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