グレムリー軍の足止めを兼ねたGセイバーたちの撹乱作戦が始まった。
リーナス「そう簡単には捕まらないよ!」 そう言い放ったリーナスにヴィッシュは。 ヴィッシュ「かっこつけるとは・・・やるようになったな」 兵士ブグ「・・・何が?」 リーナス「私だってとりあえずは出来るようになったわよ」 カプールはイラついた。 カプール「相手はたかが3人!ガンダム2人はリンチにしてしまえ!娘は捕縛しろ!」 エリアルド「それ俺が言う台詞なんだが・・・」 Gセイバー「やれるものならやってみろ!俺を捕捉出来たらの話だが!」 Gセイバーは木から木へと飛び移っていく。この動きに兵士達はついていけない。 戦士ドム「くっ!・・・コイツ早い!」 リーナスもどうにか応戦している。相手はマリオンとスカーレットキュベレイの法術部隊だ。 リーナス「くっ・・・相手は厄介な魔法使い・・・」 スカーレットC「大人しく捕まれば悪いようにはしないわよ〜」 マリオン「・・・ムービサーベ!」 マリオンが魔法攻撃を繰り出した。 リーナス「うきゃあっ!」 リーナスはすんでのところでかわした。 マリオン「う・・・運が良いのかしら・・・?」 どうやらリーナスの反応速度はかなりのようだ。 スカーレットC「良い反応ね」 リーナス「まあね・・・運が良いかもしれない・・・」 スカーレットC「ならば今度は私が行くわよ!」 スカーレットCが呪文を唱え始めた。 スカーレットC「ムービルフィラー!!」 スカーレットの杖から雷が放射された。 リーナス「キャッ!」 リーナスは横へ回避した。 リーナス「はぁ・・・はぁ・・・ドキドキするよ」 スカーレットC「やはり・・・反応速度が良いのかしら?」 リーナス「今度は私から行くよ!」 リーナスが呪文を詠唱する。そして攻撃。 リーナス「サイコミュ!」 サイコミュ。それは相手を混乱させる魔法だ。相手にウェーブみたいなのを照射し、相手の思考を混乱させる。標的はマリオンだ。 スカーレットC「・・・マリオン・・・ちゃん?」 マリオン「・・・あはは・・・」 スカーレットC「げ・・・やば」 マリオン「あははははは!!!」 マリオンがスカーレットたちを攻撃してきた。 僧侶ハーフキャノン1「うわああ!!こっち来ないで!!」 僧侶ハーフキャノン2「ちょ!・・・杖で叩くのはらめええええ!!」 マリオンが狂ったように杖を振り回してくる。味方に向かってだ。杖で味方を叩く気だろう。 マリオン「あはははは!あーははははは!」 スカーレットC「混乱しちゃってるよ・・・もう・・・」 ハーフキャノン1「杖は大切にーーー!!」 だがその直後、マリオンの混乱は解かれた。 マリオン「・・・あれ・・・?」 スカーレットC「・・・よかった・・・」 混乱した時間たった1分だ。 リーナス「ありゃりゃ・・・魔法使い相手じゃ短かったか・・・上手くいけば同士討ちに・・・」 だがリーナスは敵を殲滅するつもりは無い。と言うか3人では出来ないのだ。足を止めれば良い。援軍が来るまでの間、時間を稼ぐのだ。
その頃本隊は・・・
コアピジョンからの報告を受けて騎士デルタ率いる3個中隊がアデレードに向けて進軍中だ。 デルタ「まさかアデレードの森に奴等が来るとは・・・」 剣士マーク「盗賊退治のつもりなのに・・・災難だな・・・Gセイバーたち」 デルタ「だが助けに行かないとな・・・待ってろよ・・・」 デルタ達は急いだ。
リーナスたちの運命やいかに!
続く
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