GセイバーとマークW、リーナスの3名はグレムリー軍の村到達を阻止しつつ、増援到着の時間稼ぎのため撹乱作戦を開始する。
アデレードの森遺跡
グレムリーは再び進撃を始める。アトランタ村が目標だ。 エリアルド「さて・・・アトランタまでどのくらいかな・・・」 カプール「まぁこの遺跡は中間地点に位置しますからね・・・」 エリアルド「後半分か・・・」 そのときだ、サイクロフェンフに突如稲妻が当たったのは。 サイクロフェンフ「わああ!!何だ!?」 サイクロフェンフはダメージを受けた。その攻撃でグレムリーは混乱に陥った。 カプール「なんだ!?敵襲か!?」 エリアルド「のようだな・・・!」 今日は晴天だ、突然稲妻が落ちてくるなど、これはまさか。 スカーレットC「ま・・・魔法攻撃!」 マリオン「うん!・・・」 スカーレットキュベレイとマリオンは直にわかった。魔法使いだからだ。魔力の気配を感じたのだ。この気配はもしや・・・ マリオン「あの娘だわ・・・!きっと!」 その時、マリオンに何者かが襲ってきた。 マリオン「キャッ!」 マリオンの傷はかすり傷だ。彼女を襲ったのはGセイバーだ。素早い動きで木の上に立つ。 マリオン「あなたは!」 エリアルド「ガンダム!!」 Gセイバー「悪いがお前らの邪魔をさせてもらう」 ギラドーガC「ふざけやがって!ガンダム野郎!覚悟!」 ギラドーガCがナイフを投げつける。だがGセイバーをそれをかわすように別の木へジャンプする。 カプール「何をしている!ボーガンでやってしまえ!」 ブグがボーガンを構え、矢を発射する。Gセイバーはまた他の木に飛び移って、矢の集中攻撃をかわす。まるで鳥のようだ。 Gセイバー「スピードには自信があるんでね」 ギラドーガC「この野郎・・・!」 ギラドーガCがGセイバーに襲い掛かった。だがどこからか円盤状の鈍器がギラドーガCに向かって飛んできた。 ギラドーガC「うわっ!」 鈍器をくらったギラドーガCはそのまま吹っ飛ばされる。 ギラドーガC「な・・・なんだ!?」 マークW「俺だよ」 木の上から騎士ガンダムマークWが現れた。 ギラドーガC「お前は昨日の!」 マークW「ガンダムマークWだ、昨日の続きと行きたいな」 ギラドーガC「・・・またあえて嬉しいぜ・・・」 マークWとギラドーガCが戦闘を開始した。 マリオン「ヴィッシュ殿・・・あの木に・・・」 マリオンが回廊近くの木に指を刺す。 ヴィッシュ「うむ・・・そこにいるのはわかってるぞ!」 ヴィッシュが木に向かって叫び、槍を投げた。その木の後ろからリーナスが出てきた。 リーナス「ばれちゃったか・・・」 マリオン「やっぱり・・・あの雷はあなたの魔法ね」 リーナス「やっぱ魔法使いにはわかっちゃうのか・・・」 スカーレットC「なんかあの稲妻から魔力の気配がしたのよ・・・」 そう、さっきサイクロフェンフを襲った稲妻はリーナスの放った攻撃魔法ファンだったのだ。 サイクロフェンフ「てめえ・・・よくも俺を黒焦げにしようとしたな!」 サイクロフェンフがリーナスに迫る。だがリーナスは怖がらない。 リーナス「・・・かかってきなさい・・・私を捕まえてみなさい!」 サイクロフェンフ「ぬかせ!」 サイクロフェンフが剛腕を振るいながら襲い掛かる。リーナスはサイクロフェンフのパンチをかわす。パンチで木が粉々になった。そしてリーナスは剣をサイクロフェンフの頭部に突き刺した。 サイクロフェンフ「ぐぎゃああ」 リーナス「ふう・・・そう簡単には捕まらないよ!」 リーナスは敵軍に剣を向け、そう言った。
続く
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