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No.287 騎士ガンダム戦記 フェイズ125「足止め撹乱」 投稿者:GX−9900   投稿日:2013年03月14日 (木) 22時40分 [返信]

GセイバーとマークW、リーナスの3名はグレムリー軍の村到達を阻止しつつ、増援到着の時間稼ぎのため撹乱作戦を開始する。

アデレードの森遺跡

グレムリーは再び進撃を始める。アトランタ村が目標だ。
エリアルド「さて・・・アトランタまでどのくらいかな・・・」
カプール「まぁこの遺跡は中間地点に位置しますからね・・・」
エリアルド「後半分か・・・」
そのときだ、サイクロフェンフに突如稲妻が当たったのは。
サイクロフェンフ「わああ!!何だ!?」
サイクロフェンフはダメージを受けた。その攻撃でグレムリーは混乱に陥った。
カプール「なんだ!?敵襲か!?」
エリアルド「のようだな・・・!」
今日は晴天だ、突然稲妻が落ちてくるなど、これはまさか。
スカーレットC「ま・・・魔法攻撃!」
マリオン「うん!・・・」
スカーレットキュベレイとマリオンは直にわかった。魔法使いだからだ。魔力の気配を感じたのだ。この気配はもしや・・・
マリオン「あの娘だわ・・・!きっと!」
その時、マリオンに何者かが襲ってきた。
マリオン「キャッ!」
マリオンの傷はかすり傷だ。彼女を襲ったのはGセイバーだ。素早い動きで木の上に立つ。
マリオン「あなたは!」
エリアルド「ガンダム!!」
Gセイバー「悪いがお前らの邪魔をさせてもらう」
ギラドーガC「ふざけやがって!ガンダム野郎!覚悟!」
ギラドーガCがナイフを投げつける。だがGセイバーをそれをかわすように別の木へジャンプする。
カプール「何をしている!ボーガンでやってしまえ!」
ブグがボーガンを構え、矢を発射する。Gセイバーはまた他の木に飛び移って、矢の集中攻撃をかわす。まるで鳥のようだ。
Gセイバー「スピードには自信があるんでね」
ギラドーガC「この野郎・・・!」
ギラドーガCがGセイバーに襲い掛かった。だがどこからか円盤状の鈍器がギラドーガCに向かって飛んできた。
ギラドーガC「うわっ!」
鈍器をくらったギラドーガCはそのまま吹っ飛ばされる。
ギラドーガC「な・・・なんだ!?」
マークW「俺だよ」
木の上から騎士ガンダムマークWが現れた。
ギラドーガC「お前は昨日の!」
マークW「ガンダムマークWだ、昨日の続きと行きたいな」
ギラドーガC「・・・またあえて嬉しいぜ・・・」
マークWとギラドーガCが戦闘を開始した。
マリオン「ヴィッシュ殿・・・あの木に・・・」
マリオンが回廊近くの木に指を刺す。
ヴィッシュ「うむ・・・そこにいるのはわかってるぞ!」
ヴィッシュが木に向かって叫び、槍を投げた。その木の後ろからリーナスが出てきた。
リーナス「ばれちゃったか・・・」
マリオン「やっぱり・・・あの雷はあなたの魔法ね」
リーナス「やっぱ魔法使いにはわかっちゃうのか・・・」
スカーレットC「なんかあの稲妻から魔力の気配がしたのよ・・・」
そう、さっきサイクロフェンフを襲った稲妻はリーナスの放った攻撃魔法ファンだったのだ。
サイクロフェンフ「てめえ・・・よくも俺を黒焦げにしようとしたな!」
サイクロフェンフがリーナスに迫る。だがリーナスは怖がらない。
リーナス「・・・かかってきなさい・・・私を捕まえてみなさい!」
サイクロフェンフ「ぬかせ!」
サイクロフェンフが剛腕を振るいながら襲い掛かる。リーナスはサイクロフェンフのパンチをかわす。パンチで木が粉々になった。そしてリーナスは剣をサイクロフェンフの頭部に突き刺した。
サイクロフェンフ「ぐぎゃああ」
リーナス「ふう・・・そう簡単には捕まらないよ!」
リーナスは敵軍に剣を向け、そう言った。

続く




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