時刻0900アトランタ村
ネクティスは森の入り口で待っていた。 ネクティス「うむ・・・まだか・・・サード、大丈夫かな?」 実はサードも念のためGセイバーたちに合流する事になった。0822時の事である。だがサードは無事にGセイバーたちに合流した。 Gセイバーたちを待つネクティスに兵士Jセイバーと戦士ヌーベルジムVが近づいてきた。 Jセイバー「心配ですか?」 ネクティス「ああ・・・援軍はまだだな・・・」 ヌーベルジムV「早く来て欲しいものだなぁ」 ネクティス「後1時間で来るんだな・・・その間に敵が来たら厄介だぞ・・・」 Jセイバー「敵は俺たちの倍の数・・・この村もあっという間に終わりだ・・・」 Jセイバーが悲観的になり始める。そう、既に敵はアトランタ村に向けて進撃を始めた。
その頃Gセイバーたちは・・・
マークW「あいつら・・・動く気だ・・・」 Gセイバー「な・・・」 フリーダム1「やばすぎる・・・」 フリーダム2「どうします?ここで止めようにも・・・」 リーナス「多勢に無勢・・・村にいったん戻って迎撃態勢を整えるとか・・・」 Gセイバー「そうしたいが奴等は回廊を使わずに木々の中からせめて来るぞ・・・」 サード「じゃあどうすれば・・・」 Gセイバー「こうなったら・・・俺が連中を足止めする」 一同「!?」 Gセイバー「俺だってスピード技が得意さ、ここが森である事を利用するのさ、奴等同様に」 サード「兄様・・・それはムチャですよ・・・」 フリーダム1「そ・・・そうですよ・・・それに敵は沢山いるんですよ・・・無茶苦茶ですって」 Gセイバー「俺が敵を撹乱して時間を稼ぐ、本国からの援軍到着までのな」 マークW「・・・多少ムチャな作戦だが面白そうだな・・・俺もGセイバーと共にやるぞ」 サード「マークWまで・・・」 マークW「まだ入りたてなんだ、役に立ってやるよ」 サード「それじゃあ・・・サードたちは村に報告しに行きます」 リーナス「待った、私も撹乱&足止めに参加する」 一同「え!?」 リーナス「私は敵にとっては重要な存在よ、何故かはわからないけど、私も囮になるよ」 マークW「お前・・・ムチャな奴だ、どっかの誰かさんみたいに」 Gセイバー「リーナス・・・危険な作戦だぞ」 リーナス「・・・私だって・・・何度も危ない目にあったよ・・・けど何度も生き延びたよ・・・Gセイバーのおかげでね」 Gセイバー「・・・リーナス・・・」 リーナス「私は自分が何者かわからないけど、そんな私をいつもあなたは助けてくれたよ、私だってGセイバーを助けたいよ」 Gセイバー「リーナス・・・お前・・・なんか成長したなぁ・・・」 リーナス「まあね・・・」 Gセイバーは今のリーナスは始めて会ったときと違って立派な感じがした。ファイズ島での邂逅時はまだ弱々しかった。 マークW「後続合流なのに悪いがサード、フリーダムたちを一緒に村へ後退して、報告、増援が到着したら、俺とGセイバー、リーナスの3名はポイントE99−11にて敵と交戦中って伝えてくれ」 サード「了解です!・・・3人とも・・・ご無事に!!」 サードは敬礼するとフリーダムたちと共に村方面に行った。 サード「3人とも・・・なないでくだせえ・・・」 Gセイバー「2人とも・・・生還率低そうだけど行くぞ!」 リーナス&マークW「了解!」 村を守るためのGセイバーたちの戦いが始まる!
続く
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