ペリリュー戦生還者の土田の講演 (730) |
- 日時:2015年03月22日 (日) 19時49分
名前:伝統
「いよいよ最後の時が来た」「玉砕も覚悟した」 ペリリュー戦生還者の土田さんが講演
*産経新聞2015年3月21日(土)19:42より
「玉砕も覚悟した」。 戦争の記憶を伝える講演会「大東亜戦争を語り継ぐ会」(産経新聞社雑誌「正論」主催)が 21日、東京都千代田区の靖国神社遊就館で行われ、
天皇、皇后両陛下が戦没者慰霊のため4月に訪問されるパラオ共和国ペリリュー島での 激戦から生還した元海軍上等水兵、土田喜代一(きよかず)さん(95)が 壮絶な体験を語った。
米軍は昭和19年9月、島への上陸作戦を開始。計約5万人の米軍に対し、 約1万人の日本軍は大半が■亡したが、険しい岩山を堀った陣地で 74日間の組織戦を展開した。
土田さんは当時24歳の見張り兵で、米艦隊が島を囲んだ光景を 「いよいよ最後の時が来たと玉砕も覚悟した」と振り返る。
上陸した米兵を少ない弾薬で1人ずつ倒したが、艦砲射撃などで包囲されていく。 地雷を手に敵戦車への突撃が計画され、「行くか行くまいかと迷っていると、 1等兵が『参ります。両親に■ぬときは潔く■と言われました』と手を挙げた」。 土田さんが銃の扱い方を教えた若い兵だった。
組織的戦闘は19年11月で終わったが生存者は潜伏。通信が途絶えた中、 20年8月の終戦も知らず、土田さんを含む34人が22年4月まで抵抗を続けた。 潜伏中は「あらゆることを語り尽くし、板に彫った将棋が一番の慰めだった」という。
土田さんは両陛下ご訪問に「亡くなった1万人はどんなに喜ぶかと思う」。 両陛下は22日、皇居・御所に土田さんら生還者2人を招き、話を聞かれる予定。
(http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif1503210038.html)
<感謝合掌 平成27年3月22日 頓首再拝>
|
|