我みずからにては何事をも為し得ず (400) |
- 日時:2015年02月21日 (土) 03時57分
名前:伝統
*「神と偕に生きる真理365章」(P290)より
イエスは「我みずからにては何事をも為し得ず、 天の父われに在(いま)して御業(みわざ)をなさしめ給うなり」と訓(おし)えている。
諸君は、自分が生まれて来ようと努力して、母親の胎内でその栄養分を自分で整理し 排列して自分の人体を造ったのではないのである。
「われみずからにては何事をも為し得ず、天の父われにいまして、この人体を造り 給うたのである。」
それならば、私たちが母親の胎内から出て来てからも「われみずからにては何事をも 為し得ず」であって、自分の力では胃液を製造することも、各種のホルモンを製造する ことも、そのホルモンの精妙なバランスを得させることもできないし、 自分の力では腎臓で不浄物を択(よ)り分けて排泄することもできないのである。
これらの働きは悉く神授(しんじゅ)のものであるのである。
この真理が理解できるならば、私たちが病いに罹ったとき、自己の内に宿っている この無限の智慧の御(おん)はたらきに全托して「神よ、み心の如くならしめ給え」と、 人間的心配を棄て去ったとき、神癒の力がこんこんと内部より湧き出でて 速やかに癒される理由がわかると思うのである。
<感謝合掌 平成27年2月21日 頓首再拝>
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