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渡士正典のひとりごとU

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[124] 題名:詞124 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年03月15日 (火) 15時00分

「ほうこうおんち」

なんだよ
おいてけぼりで
日が暮れちゃって
僕はひとり

みちは未知
みちは道
歩いていくには遠すぎる
走っていくには遠すぎる

毎日はとても生きにくくて
金魚鉢の中の金魚のよう
アップアップ
誰か助けてよう

僕の行く道はどこにあるの
暗闇に続き消えていく道
遠いよ暗いよ怖いよ寂しいよ
未来はどっち?


そうだよ
ひとりぼっちで
誰も信用できなくて
僕はひとり

みちは未知
みちは道
生きていくには遠すぎる
死のうと思うには遠すぎる

毎日はとても生きにくくて
レントゲン室に取り残されたよう
アップアップ
誰か助けてよう

僕の行く道はどこにあるの
暗闇に続き消えていく道
遠いよ暗いよ怖いよ寂しいよ
未来はどっち?


[123] 題名:詞123 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年03月15日 (火) 14時59分

「家族」

過去は過去
そう何度も言い聞かせてきた
でも消えぬこのココロの傷
このままどこまで行けば良い?

血の繋がった存在だから
だから特別だから
信じてた
信じてこれた

それなのにどうして
そんなナイフのような言葉を吐くの?
私のココロを傷つけないで
家族だから分かって欲しいのに

誰にも理解されず孤独感
「独り」の言葉の意味を知った
家族だからと最後まで信じてた
あなたがあの言葉口にするまでは

今 私は風上を向いて立っている
風になびく髪
私はだいじょうぶ
きっと飛びたてるから

今 私は空を見上げて立っている
満天の星空
私はだいじょうぶ
きっと飛びたてるから


過去は過去
そう だから赦そうと心に決めてきた
今も癒えぬこのココロの傷
このまま愛はどこへ向かうの?

血の繋がった存在だから
だから特別だから
信じてた
信じ続けられる

分かったふりをしていても
時に私の胸をえぐり取って行く
私を独りにしないで
家族だから分かって欲しいの!

誰かに気付いて欲しくて傷つけた
私の孤独を理解しようとして欲しかった
家族だからと最後まで信じよう
もうすべてを赦してあの頃に戻ろう

今 私は風上を向いて立っている
風になびく髪
私はだいじょうぶ
きっと飛びたてるから

今 私は空を見上げて立っている
満天の星空
私はだいじょうぶ
きっと飛びたてるから


[122] 題名:詞122 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年03月10日 (木) 15時24分

「遠距離」

気になるあの子の
メアドをなんとか
第3者経由で
ようやくゲットした

初めて打つメールは
悩みに悩んで
妙によそよそしい文になった
それでも着たよ 返信が

君の戸惑いに気付かないほど
僕は浮かれていたんだね
「ウチ好きな人おるもん!」
一気にテンション下がったよ

僕は自分の気持ち押し殺して
君を応援する
告白なんて卑怯だと思うから
君を苦しめたくないよ

だから応援
電波に乗せて
君の応援団長
遠距離射撃


君は向日葵
太陽みたいで
周りにいつも人の輪が
僕は近づけない

今でも打つメールは
悩みに悩んで
明るくお兄ちゃん気取りだよ
それでも着たよ 返信が

僕のショックに気付かないほど
君は恋に夢中なんだね
「ウチ好きな人おるもん!」
君なら絶対大丈夫だよ!

君のメガネと笑顔を想像し
君を応援する
告白なんて卑怯だと思うから
君を苦しめたくないよ

だから応援
電波に乗せて
君の応援団長
遠距離射撃


[121] 題名:詞121 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年02月28日 (月) 13時06分

「さよならしても、キミはともだち」

最後の言葉は「サヨナラ」じゃなく
振り向いて「じゃーね」だった
僕は君を失いはしない
キミは僕のともだち

カフェテラス呼び出されて
彼氏の誕生日プレゼント選ぶ
陽だまりにわっかができて
キミは僕のともだち

街のショウウインドウ
早足で歩く人並みに
時々、息切れするけれど
この街は僕の街

高層ビルから吹き降ろす風が
僕の行く手を阻む
でも大丈夫
この足は明日へ向かって歩いてく

キミはともだち
キミはともだち
サヨナラしても
キミはともだち


別れは悲しい物語ではなく
新しい恋への出発点なんだね
僕は君を失いはしない
キミは僕のともだち

真夜中コールに起こされて
また別れ話を聞かされる
ベッドに腰掛けて
キミは僕のともだち

山積みのカンパニーワーク
擦り切れた人たちが行き交う
たまにはランチでもしてみない?
この街の片隅で

高層ビルから吹き降ろす風が
僕の行く手を阻む
でも大丈夫
この足は明日へ向かって歩いてく

キミはともだち
キミはともだち
サヨナラしても
キミはともだち


[120] 題名:詞120 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年02月23日 (水) 18時08分

「愛∞してやまない」

ふと目覚めると
健やかな寝息
君の寝顔に少し笑みをこぼす
安らかな朝

柔らかい毛が
心地よく
滑らかで
ボクを魅了する

目を覚ませば
その潤んだ瞳に釘付け
抱きしめて
キスをする

君がいるだけで
ボクは強くなれる
ありがとう
ボクの愛犬


散歩に出かけると
早足の元気
君の好奇心に少し安らいでみる
さわやかな朝

しなやかな足が
リズム良く
コミカルで
ボクを魅了する

抱き上げれば
不思議そうな顔で見つめる
抱きしめて
キスをする

君がいるだけで
ボクは強くなれる
ありがとう
ボクの愛犬


[119] 題名:詞119 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年02月23日 (水) 18時07分

「セツナイお・も・い」

ドラマの三角関係
私には羨ましい
私には好きな人の背中しか見えない
直線関係

クリスマスの次はヴァレンタイン
あなたの優しさに甘えてしまう
あなたの残酷なほど優しい
だから愛しい

あなたに触れていたい
あなたの横顔を見つめていたい
あなたの側にいたい
あなたを独り占めにしたい

こんなのにもツライ恋を
どうして私は選んだのだろう
あきらめるきっかけなんてない
ただ想いは深まるばかり


社内の諸事情
私には棘のよう
私の好きな人には好きな人がいる
直線関係

メールをしてみたり真夜中の電話
あなたの優しさに甘えてしまう
あなたの残酷なほど優しい
だから愛しい

あなたに抱きしめられたい
あなたの隣に並んでいたい
あなたの胸で泣きたい
あなたを独り占めにしたい

こんなのにもツライ恋を
どうして私は選んだのだろう
あきらめるきっかけなんてない
ただ想いは深まるばかり


[118] 題名:詞118 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年02月22日 (火) 16時13分

「ラブジェネレーション」

少し慣れた
友人から届く葉書
結婚式への招待状
少しのジェラシーと羨望

綺麗な花嫁姿
幸せを額におさめたみたい
少し醒めた私がいる
グラスの中に自分映してみる

小さな頃の計画じゃ
今頃は2人のママ
でも実際には
独り寂しいまま

恋する世代過ぎ去ろうとしてる
誰もが安泰と安らかな笑顔求める
私の恋は空に霧散したまま
誰かの元へ風に乗って飛んで行け

愛する人よ
側にいて
私の肩を抱いて欲しい
何も言わなくていいから


少しあせた
卒業アルバム
ふざけあった仲間達
今はみんな違う名前

少し老いた父の横顔
親孝行なんてしたことないよね
少し卑屈な私がいる
鏡の前で自分演じてみる

夢見ていた家族は
優しい二重のパパ
でも彼さえいない
独り寂しいまま

恋する世代過ぎ去ろうとしてる
誰もが安泰と安らかな笑顔求める
私の恋は空に霧散したまま
誰かの元へ風に乗って飛んで行け

愛する人よ
側にいて
私の肩を抱いて欲しい
何も言わなくていいから


[117] 題名:詞117 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年02月20日 (日) 01時09分

「ハチミツ」
 
あなたの好きなゲームセンター
私が欲しがるものは
クマのぬいぐるみ
いつも一緒

あなたの真剣な眼差し
その横顔
あなたで良かったと思う
何気ないデートが好き

毎日は圧力で
時に潰されそうになるけど
あなたの腕の中なら安心できる
私だけの場所

クマのぬいぐるみ
手に持つポッドの中身はあま〜いハチミツ
だけど二人の恋はもっと甘い
大好きな腕の中

 
あなたの好きなカレーライス
私が作るのは
お子様好み味
いつも一緒

あなたの優しい笑顔
その暖かさ
あなたで良かったと思う
何気ない仕草が好き

毎日は突風で
時に飛ばされそうになるけど
あなたの腕の中なら安心できる
私だけの場所

特性カレーライス
隠し味の秘密は単にあま〜いハチミツ
だけど二人の恋はもっと甘い
大好きな腕の中

大好きな腕の中
これからもいさせてね


[116] 題名:詞116 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年02月20日 (日) 00時47分

「ラブメール」

真夜中 布団の中に着信音
君からのメール
眠る前の大事な習慣
言葉 ディスプレーから飛び出してくる

それは素敵なメール
小さな幸せ運ぶ
それは素敵なメール
いつもありがとう

愛だとか恋だとか
そんなものよりももっと深い
健やかな眠り呼ぶラブメール
大好きだよ

ずっとずっといつまでも
このままだよ
変わらずに
ラブメール


頑張り屋 走りすぎてブレイクダウン
君からのSOS
僕には何もしてあげられ何だけど
祈り 電波に乗せて飛ばしてみる

それは素敵なメール
小さな笑顔運ぶ
それは素敵なメール
いつもありがとう

愛だとか恋だとか
そんなものよりももっと深い
暖かな心呼ぶラブメール
大好きだよ

ずっとずっといつまでも
このままだよ
変わらずに
ラブメール

ずっとずっといつまでも
このままだよ
変わらずに
ラブメール


[115] 題名:詞115 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年02月18日 (金) 23時55分

「見えないものを見る力」

うちの前に続く道
崖道 砂利道 コンクリート
舗装された道路は安全だけど遠回り
崖道に進む勇気はない

砂利道だって時間がかかる
どの道がうちの進む道?
どの道がうちの未来なの?
教えて神様 力をください

見えないものが行く道を遮り
時に足に手をかけ引きずられる
ひざ小僧 血だらけにして
うちはうちらしく歩いていく

負けない
負けられない
うちには夢がある
大丈夫
うちの進む道が正解だから


うちの側にあるハート
ドクター 先生 負けない気持ち
いつも暗闇に灯をともして導いてくれる
人生は回り道

立ち止まらなきゃ見えないものもある
どの道がうちのアオイトリ?
どの道がうちの希望なの?
教えて神様 力をください

見えないものが闇のカーテンを引き
深淵へとうちを誘い込もうとする
北極星 見上げながら
うちはうちらしく歩いていく

負けない
負けられない
うちには夢がある
大丈夫
うちの進む道が正解だから


[114] 題名:詞114 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年02月18日 (金) 23時28分

「かわいい人」

教室の片隅でヘッドフォン
視線はいつも窓の外
気になる人は遠い人
あなたはいつも無口な人

片想い7ヶ月
交わした言葉は4度だけ
あなたの答えはいつも「おぅ」
あなたはいつも無口な人

あの朝 
冷たい雨の降る通学路
あなたは震える子猫抱いていた
豆腐屋の軒の下

「大丈夫だからな。冷たいなぁ。よしよし」
あなたの口から飛び出した単語の数よりも
あなたの優しさに驚いた
教室とまるで違う顔

私の好きな人は無口だけど
ホントはかわいい人
空ばっかり眺めては
口ずさむ80'Sジャズ

私の好きな人は無口だけど
ホントはかわいい人
机に足投げ出して
何を想うの?


唐突のチャレンジはヴァレンタイン
あなたを待った豆腐屋の隣
気になる人は遠い人
あなたはいつも無口な人

片想い7ヶ月
重ねた想いは恋の味
あなたの答えは今日も「おぅ」
あなたはいつも無口な人

その時 
チョコレートを受け取って
あなたはうつむいてつぶやいた
ただひと言「ありがとう」

「あの・・・好き、好きなんです。あなたが」
私の口から飛び出した鼓動の数よりも
あなたの顔見て驚いた
教室とまるで違う顔

私の好きな人は無口だけど
ホントはかわいい人
耳まで真っ赤にして
口からは何にも出てこない

私の好きな人は無口だけど
ホントはかわいい人
歩き出したその背中に
少しだけ投げKISS


[113] 題名:詞113 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年01月26日 (水) 00時51分

「詞の書けない夜」

僕が酔っ払って詞を書こうとした夜に
君は手首を傷つけて
ひとりぼっちで泣いている
なんでだろう

歌う気分でもないのに
メロディーが流れてきて
君を守りたいけど
無力さが僕を責める

神様 僕に力を下さい
誰も傷つかないように
誰も傷つけないように
笑顔が戻りますように

今夜は悪酔い
ビールの炭酸の向こうに
あの真っ暗な稜線が見える
あの頃独りで登っていた

もう誰も傷つかないで
僕は君を守りたい
詞の書けない夜もある
詞の書けない夜もある


君が無意識に無実の呵責に苛んだ夜
君は辛さから逃れ
ひとりぼっちで泣いている
なんでだろう

僕には何の権利もないのに
君のハートを受け止めたくて
君を包みたいけど
無力さが僕を責める

神様 僕に力を下さい
誰も傷つかないように
誰も傷つけないように
笑顔が戻りますように

深夜の電話
何度コールし続けても
君は僕の届かないところ
牢獄の中に繋がれている

もう誰も傷つかないで
僕は君を守りたい
詞の書けない夜もある
詞の書けない夜もある


[112] 題名:詞112 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年01月20日 (木) 14時28分

「朝の来ない夜はない」

ひとりきりの夜が寂しくて
冷たい布団が悲しくて
また夜が来る
眠れない夜が来る

アルコールの滴に浮かんでは消える
面影と思い出
また朝が来る
いつもと変わらない朝が来る

闇の中で彷徨い光を探す
君のためにできること
僕はいつも探してる
大丈夫だよ

朝の来ない夜はないように
暗闇はいつか明ける
燦燦と輝く君の朝陽のために
僕は君の陰になる

ああ こんなにも切実な想い
取りとめも無く零れ落ちていく
大丈夫だよ
朝の来ない夜はない


北風吹く道が侘しくて
鳴らないケータイが空しくて
また夜が来る
眠れない夜が来る

強がりと自棄の心模様に浮き沈み
追憶の涙たち
また朝が来る
いつもと変わらない朝が来る

ひとっりぼっちの勇気を探して歩く
君のためにできること
僕はいつも探してる
大丈夫だよ

朝の来ない夜はないように
暗闇はいつか明ける
燦燦と輝く君の朝陽のために
僕は君の陰になる

ああ こんなにも空回りの想い
何もできない僕が苛立たしい
大丈夫だよ
朝の来ない夜はない


[111] 題名:詞111 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年01月10日 (月) 11時27分

「追憶の闇の中で」

あの頃 僕は
肉欲の愛に溺れて
大切なものを見失い
暗闇を彷徨っていた

アルコールを注ぎ込む身体は
空っぽの精神に
黒い悪魔が棲みついて
滲み出す魔性の権化

地下鉄の風に吹かれながら
最後の携帯を見つめてた
メールして返事を待たずに
ただ暗がりを見つめてた

僕は飛べる
天使になれる
そうさ いつだって
僕は天使になれる

僕は逝く
サヨナラも言わないで
君は行け
光射すあの広場へ

僕は飛べる
天使になれる
そうさ いつだって
僕は天使になれる


今頃 僕は
無様な姿に形を変えて
栄えある命を授けられ
深淵から這い出した

突如 光の閉ざされる空間は
張りぼての紙切れに
まるでジーザス・クライスト
浮き上がる自己顕示欲

地下鉄の風に吹かれながら
最後の人生を眺めてた
レールの上に散らばって
ただ暗がりを見つめてた

僕は飛べる
天使になれる
そうさ いつだって
僕は天使になれる

僕は逝く
サヨナラも言わないで
君は行け
光射すあの広場へ

僕は飛べる
天使になれる
そうさ いつだって
僕は天使になれる


[110] 題名:詞110 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年01月02日 (日) 15時23分

「やまない雨はない」

氷雨の窓際で飲むホットミルク
この恋は上手くいくと信じてた
2人の未来描いてた
理由すら分からない別れが来るまでは

クリスマスは特別なものじゃなく
ありきたりに仕事に追われ
あなたの背中すら見えなかった
あなたの気持ちすら見えなかった

今は切ない雨が降る
心に刺さる雨が降る
でもやまない雨はない
いつか青空に虹がかかる

後悔はしない
過去は振り向かない
私は強く生きていく
前を向いて顔を上げて

強く気高く美しく
私を怖気づかせるものは何もない
やまない雨はない
新しい一歩踏み出していく


実家の食卓に並ぶ笑顔
家族には助けられないと思ってた
ひとりで生きていけると思ってた
理由すら分からない別れが来るまでは

プレゼントはお返しが目的じゃなく
あるがままの笑顔が見たかった
あなたの憤りすら見えなかった
あなたの気持ちすら見えなかった

今は切ない雨が降る
心に刺さる雨が降る
でもやまない雨はない
いつか青空に虹がかかる

懺悔はしない
誰にもすがらない
私は強く生きていく
前を向いて顔を上げて

強く気高く美しく
私を怖気づかせるものは何もない
やまない雨はない
新しい一歩踏み出していく


[109] 題名:詞109 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年01月02日 (日) 15時22分

「心の海」

小さな幸せは
大きな不安の波に飲まれ
息もできないほどに
私を崖っぷちにおいやる

うさぎの時計は早回りして
幸せの密度が薄くなっていく
どれだけ求めても追いつかない離岸流
角膜を覆う深いブルー

目を閉じれば
流れ込む心の海
この海はあなたにつながっている
暖かな海流はあなたへと向かう


かすかな真実は
猛りくる猜疑心の波に飲まれ
足下を確かめられないほどに
私を海の底へと誘い込む

誓いのジュエリーは輝きなくし
幸せの旋律が鈍くなっていく
どれだけあがいても届かないソプラノのハーモニー
大脳を支配するブルー

目を閉じれば
流れ込む心の海
この海はあなたにつながっている
暖かな海流はあなたへと向かう

目を閉じれば
流れ込む心の海
この海はあなたにつながっている
暖かな海流はあなたへと向かう

信じることが愛だから
この愛を抱きしめてあなたの元へと漂流する
信じることが愛だから

目を閉じれば
流れ込む心の海
この海はあなたにつながっている
暖かな海流はあなたへと向かう


[108] 題名:詞108 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2005年01月02日 (日) 15時22分

「青信号」

痛みや苦しみに立ち止まって
何かも投げ出したくなる
明日なんか来なければいい
どうして自分だけ…

現実は歪み迫り
逼迫した悪魔が踊りだす
ボクは進みたい
ボクは前に進みたい

空が青い
空が青い
青信号は進めだよ
スクランブル交差点

どこまでも登り行く空に
浄化され
ボクは歩き出す
小さな命のために


幸せを落っことした天使たち
何がボクの未来を決めるの
明日なんか来なければいい
なんとなくこのまままで…

激昂は狂い迫り
緊縛した涙が壊れだす
ボクは進みたい
ボクは前に進みたい

空が青い
空が青い
青信号は進めだよ
スクランブル交差点

どこまでも登り行く空に
浄化され
ボクは歩き出す
小さな命のために


[107] 題名:詞105 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年12月18日 (土) 11時11分

「樹々にそよぐ光」

柔らかな光がそよぐ
何気ない日曜日
かけがえのない時間が
煌き 消えていく

黒い悪魔が喉に手をかけ
私を脅す
暗い暗い深淵に
引き込もうとする

怖い
怖いよ
でも ひとりじゃない
樹々にそよぐ光が私を照らす
だから歩いていける

夢があるから大丈夫
負けないよ
光を受けながら
あの場所に立つまでは

サララ
ふわり
光に揺らめきながら
あたしは歩いていく

サララ
ふわり
光に揺らめきながら
あたしは歩いていく


優しげな風が光る
あなたからのメール
その一文字一文字が
煌き 融けていく

黒い悪魔が喉に手をかけ
私を壊す
暗い暗い箴言に
引き込もうとする

怖い
怖いよ
でも ひとりじゃない
樹々にそよぐ光が私を照らす
だから歩いていける

暖かい腕が包むから
負けないよ
頂を見据えながら
あの場所に立つまでは

サララ
ふわり
光に揺らめきながら
あたしは歩いていく

サララ
ふわり
光に揺らめきながら
あたしは歩いていく


[106] 題名:詞106 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年11月17日 (水) 00時51分

「The beautiful picture」

ねえ 聞いて
うちには夢があるの
だから笑顔だよ
冷たい風に打たれても

ねえ 聞いて
うちには友達いるの
だから笑顔だよ
いつも見守っててね

明るく元気に前向きに
ため息は禁止
1日1回メールする
無理はしない

約束守ってるよ
時々 弱気になるけど大丈夫
だって 先生のメールに書いてあるもん
「大丈夫だよ」

うちの描くおっきな絵空に
負けないくらいの元気をください
美しい空に描く夢の写真
だから ありがとう


ねえ 聞いて
うちには秘密あるの
誰にも内緒だよ
例え何があったとしても

ねえ 聞いて
うちには先生がいるの
だから元気だよ
いつも見守っててね

明るく元気に前向きに
ため息は禁止
1日1回メールする
無理はしない

約束守り続けるよ
たまには泣いちゃうけど大丈夫
だって 先生のメールに書いてあるもん
「大丈夫だよ」

うちの描くおっきな絵空に
負けないくらいの元気をください
美しい空に描く夢の写真
だから ありがとう


[105] 題名:詞105 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年11月16日 (火) 23時28分

「散歩道」

落ち葉舞い降りる遊歩道
思い出が降り注ぐ
寂寥感が満ちる
僕だけの散歩道

もう1度君と手を繋いで
歩きたいんだよ
でも もう繋ぐ手がないんだ
右手がないからね

左手じゃ君が車道側
だから腕組んで歩こうか
なんて有り得ない空想
僕はヒトリボッチさ

あの頃 君の辛さも知らずに
僕は頼ってばかりで
ふたりの散歩道
いつも先に歩いてた

もたれ合い共倒れ
だから二人は別れを選んだ
君は僕を卒業していった
複雑な感情のわだかまりとともに

ふたりだから分かる卒業の意味
学生気分に別れを告げて
君は歩みだす
人生行路に君の足で

散歩道 光射す
またふたりで歩ける日が来たら良いね
いつまでもふたりで歩こう
ジジババになっても腕を組んで

散歩道 光射す
またふたりで歩ける日が来たら良いね
いつまでもふたりで歩こう
ホントは伝えたいこの思い


後悔振り返る遊歩道
チクチクと降り注ぐ
心の空洞が響く
僕だけの散歩道

もう1度君の左側を
歩きたいんだよ
でも もう時がずれたのかも
距離があるからね

左手じゃ君を包めないよ
だからまた甘えさせてよ
なんて有り得ない空想
僕はヒトリボッチさ

あの頃 君の言葉を聴かずに
僕は転んでばかりで
ふたりの散歩道
いつもじゃれあってた

お互いをダメにする
だから二人は別れを選んだ
君は僕を卒業していった
複雑な感情のわだかまりとともに

ふたりだから分かるその心
あのフィールドに蹴りつけて
僕は歩みだす
まとまな人生設計 僕の足で

散歩道 光射す
またふたりで歩ける日が来たら良いね
いつまでもふたりで歩こう
ジジババになっても腕を組んで

散歩道 光射す
またふたりで歩ける日が来たら良いね
いつまでもふたりで歩こう
ホントは伝えたいこの思い

願いがかなったら君に伝えるよ
もう1度一緒に歩こうって
だから応援してね




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