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渡士正典のひとりごとU

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[64] 題名:詞64 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月19日 (日) 09時56分

「ダイナミックテロリスト」

今日も最前線で弁当食うぜ
敵は自分の言葉に酔っている
今がチャンスだ
サンミーに食らいつけ

ここは戦場
自分らしさを奪う敵国
かったるい形式に
次々に沈没する仲間達

俺は負けない
教科書の影で
革命を起こすんだ
チョコのにおいを撒き散らすぜ

学歴社会の階段に
爆弾仕掛けて吹っ飛ばす
テロリズムテロリズム
ドカンと弾けちまえ!


今日もノートに歌言葉書き付ける
無意味な板書の言葉に溶かし込み
今がパラダイス
授業は聞き流せ

ここは戦場
均一化を図る敵国
催眠術師の言葉に
次々に沈没する仲間達

俺は負けない
教科書の影で
革命を起こすんだ
チョコのにおいを撒き散らすぜ

学歴社会の階段に
爆弾仕掛けて吹っ飛ばす
テロリズムテロリズム
ドカンと弾けちまえ!

学歴社会の階段に
爆弾仕掛けて吹っ飛ばす
テロリズムテロリズム
ドカンと弾けちまえ!


[63] 題名:詞63 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月19日 (日) 09時12分

「愉快なバス」

おい!乗って行きなよ
お嬢さんたち
おいらのバスはジュークボックス
ダンスミュージックでリズムに弾けろよ

さあ!はじめようぜ
お子ちゃまたち
おいらのバスはキャンピングカー
バーベキューででっかいお肉をほおばれよ

人生は超特急
乗り遅れるなよ
でも降車は自由さ
いつでも飛び降りな

そら6連続ホップだ
お次は3連続ステップ
ここで落っこちるのもありだぜ?
続いて3連続ジャンプ

最後は4連パンチでノックダウン
こっから先は
バスじゃ行けねー
忘れ物していくんじゃねーぞ
あばよ!


おい!海でも渡るか?
セーラー服よ
おいらのバスは水陸両用
ミニスカルーズで人魚と踊れ

さあ!笑わそうぜ!
お子ちゃまたち
おいらのバスはプラネタリウム
望遠鏡ででっかいお星を捕まえるよ

人生は相乗りバス
誰とでも乗れる
でもチェンジは自由さ
いつでも恋をしな

そら6連続ホップだ
お次は3連続ステップ
ここで落っこちるのもありだぜ?
続いて3連続ジャンプ

最後は4連パンチでノックダウン
こっから先は
バスじゃ行けねー
忘れ物していくんじゃねーぞ
あばよ!

じゃあ、あばよ!
人生は楽しめよ!


[62] 題名:詞62 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月19日 (日) 07時36分

「バナナ」

アメリカナイズされたこの街で
疑問もなく育った俺たち
わけ分かんねー英語教えられ
劣等性のレッテル貼られた

この国は半分横文字で
何か分からないものに操作されてる
俺らは操り人形で
黒幕はどっか遠くに潜んでる

ジャンクフードにラップにダンス
みんな猿真似
教え込まれた文化
俺らは意志をも剥奪されてる

黄色い肌して
中身は白人
誰も気付かず
誰も気付かず

黄色い肌して
中身は白人
誰も気付かず
誰も気付かず


だぼだぼのズボン引っ掛けたまま
ファッションさえ猿真似さ
世界の中心は白人社会さ
パワーで押し切られようとしている

この国は半分アメリカで
何か分からないものに操作されてる
俺らは頭悪いから
真相なんて分かるはずもない

アメリカ映画に教育に政治
みんな受容
刷り込まれた文化
俺らは文明をも剥奪されてる

黄色い肌して
中身は白人
誰も気付かず
誰も気付かず

黄色い肌して
中身は白人
誰も気付かず
誰も気付かず


[61] 題名:詞61 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月16日 (木) 12時46分

「木々を溶かし込む青い空」

ある朝のこと
歩いていると
突然
緑の木々と
青空のコントラストが
僕を凌駕し
魂を撃ち抜かれた

透き通るほどの青き空
ざわめくほどの深き緑
大自然の集約が
僕に生命を感じさせた
命のコントラスト
圧倒的なエネルギー
僕の存在を嘲笑うかのように

コントラスト
対照的な色の上に
僕らは人生を重ね
そしてなぜか生きている

なぜだか分からないけれど
生きている
見えない手に導かれるように
僕は生きている


あの頃の僕は
不自由な自由に
忽然と
生きる世界と
死滅へのコントラストの
不安定な稜線を
フラフラとただ登っていた

僕を呼ぶ邪悪な罪の声
透明になって行く現実世界
2つの終末が
僕は転がり落ちた
命のコントラスト
何も抵抗でいないままに
僕の存在が消えて亡くなるかのように

コントラスト
奈落の底へ落下すると
僕を囲む仲間がいた
そこは優しさに満ち溢れていた

なぜか分からないけれど
生きている
見えない手に導かれるように
僕は生きている

なぜか分からないけれど
生きている
見えない手に導かれるように
僕は生きている

でもあの暗い稜線は
もう僕には見えない


[60] 題名:詞60 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月14日 (火) 23時20分

「Green field」

昨日より
一歩
遠くへ
一歩ずつ
遠くへ
やがて
遥か彼方へ

僕はあきらめない
緑の芝に
続く道がある
足がある
待っている仲間がいる

僕は歩く
時にゆっくり
時に休んで
それでも
少しずつ
遠くへ
遠くへ


確実に
一歩
遠くへ
一歩ずつ
遠くへ
やがて
遥か彼方へ

僕は忘れない
この胸に
たくさんの想いがある
夢がある
待っているピッチがある

僕は歩く
時にゆっくり
時に休んで
それでも
少しずつ
遠くへ
遠くへ

遠くを見つめて
僕は笑う


[59] 題名:詞59 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月12日 (日) 10時50分

「May the wish is fulfilled some day!」

いつか願いがかないますように
それが彼女の口癖で
かわいいなって思う
控えめなところがね

かならうなら今すぐが良いのに
彼女はそんな贅沢は言わない
願いに向けて自分で努力すから
それを人に隠すところも可愛らしい

人との出会いは大事だとも言う
確かに世の中の人の数考えたら
奇跡的な偶然だからね
巡り合わせって素晴らしい

僕はこれからも歩いてく
青空の照らす道を
口笛吹いて
子どもみたいにね

僕はこれからも歩いてく
青空の照らす道を
口笛吹いて
子どもみたいにね


いつか願いがかないますように
それが彼女の信念だって
強いなって思う
前向きで力強い

達成するエネルギーがあるから
彼女はなにもあわてない
願いに向けて地道に前進すから
それを笑えるとこがカッコイイ

人との出会いは大事だとも言う
確かに世の中の人の数考えたら
奇跡的な偶然だからね
巡り合わせって素晴らしい

僕はこれからも歩いてく
青空の照らす道を
口笛吹いて
子どもみたいにね

僕はこれからも歩いてく
青空の照らす道を
口笛吹いて
子どもみたいにね



[58] 題名:詞58 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月12日 (日) 08時42分

「APATY」

僕が13歳の時に
生きる意味は何って
親に聞いたら
人それぞれだって言われた

それならアンタの意見を聞かせてよ
意味が色々じゃ
世の中混乱するよ
ドライヤーの意味がそれぞれだったら危ないよ?

生きるこには意味があるはずだ
プラトンさんも言ってた気がするし
難しいことは分からないけどね
意味なく生きてるって矛盾だ

Life is beautiful
生きる事に意味なんてないんだね
きっと そうだろう
大人はみんなあくせく生きている

考えることを放棄して
悲しいけど
快楽だけにすがって生きる
それが一般の人生だ

人生は空虚だね
楽しくないわけじゃないけれど
楽しいだけの人生って
希薄で怖いや


僕がガッコの先生に
生きる意味は何ですか
敬語で聞いたら
余計なことは考えらるなって言われた

分からないな正直に言えば良いのにね
意味が分からない
生きている意味がねぇ
妻のためになんて言われたら吹き出すよ

生きるこには意味があるはずだ
哲学なんて興味ないけどさ
難しいことは大人に聞いてみる
意味なく生きてるって矛盾だ

Life is beautiful
生きる事に意味なんてないんだね
きっと そうだろう
大人は馬鹿みたいに遊んでいる

考えることを放棄して
悲しいけど
快楽だけにすがって生きる
それが一般の人生だ

人生は空虚だね
楽くないわけじゃないけれど
楽しいだけの人生って
希薄で怖いや


[57] 題名:詞57 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月11日 (土) 21時42分

「散文詩的に歌う」

天網恢恢 粗にして漏らさず
疾風怒濤 一片の雲なき晴天
僕は生きています
大好きなシュークリーム食べながら

生クリームなめて
ガラガラのバスの
わざわざ優先座席座ってみる
眺めがちょっと良い感じ

優先されることは
嬉しいことなのかなぁ?
ケンリとギムって
意外と別人のようで似てる

バスを降りる時
キンパツケバケバ女子高生が
運転手さんに
「どうもありがとう」って言った

僕はちょっぴり得した気分
彼女のケータイ
ストラップの方が重そうだけど
世の中逆転してるもの多いよね

大人は子どもを子どものくせにって言う
子どもが大人をバカにしたら怒られる
大人だからって偉いわけじゃないんだけどね
そういう僕は偉そうだ

空気って見たことないけど
すごく大切なもの
幸福もそんなもんじゃないかなぁ
きっと身近にあるんだね
いつも


心頭滅却 火の扱い注意
完全無欠 空色って何色なんだろう
僕は生きています
大好きなアイドルに会う夢を見ながら

ブランドス−ツびっしと
決めたサラリーマンの
開いた傘の骨が一本折れていた
眺めがちょっと良い感じ

出世することは
嬉しいことなのかなぁ?
ジッカンとリソウ
意外と隣人のようで違う

骨の折れた傘
仕事一筋一直線のサラリーマンは
雨の歩道に
紫陽花の葉が綺麗なことに気付くかな

僕はちょっぴり優しい気分
彼のスーツケース
見た目の何倍も重そうだけど
人生みんなカバンを持って歩いてる

お前のカバンを開けって大人は言う
あなたのを見せろって言うと逃げられる
大人だからってみんな無能じゃないんだけどね
そういう僕はどうだろう

空気って見たことないけど
すごく大切なもの
幸福もそんなもんじゃないかなぁ
きっと身近にあるんだね
いつも


[56] 題名:詞56 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月08日 (水) 01時31分

「武装」

僕は臆病だから
難しい言葉で武装する
孤独なふりして
逃走する
暗闇の深淵へと

背後から優しい言葉が
僕を撃ち抜く
お前は孤独じゃないと
追い詰める
僕は血まみれであえぐ

血まみれであえぐ
血まみれであえぐ
血まみれであえぐ
血まみれであえぐ

人生に悲観なく
将来に絶望なく
現在に意味はなく
生きる意味が分からない

だから僕は武装して逃走する
言葉なんて要らない
空虚な幻影も要らない
ただ「意味」が欲しい
ただ「意味」が欲しい


僕はナルシストだから
死のいめーじに酔っている
孤独なふりして
消え去る
暗がりの輪廻へと

空から降る思いが
僕を叩きのめす
お前は孤独じゃないと
追い詰める
僕は血まみれであえぐ

血まみれであえぐ
血まみれであえぐ
血まみれであえぐ
血まみれであえぐ

過去に挫折なく
経験に疑問なく
生命に意味はなく
生きる意味が分からない

だから僕は武装して逃走する
言葉なんて要らない
空虚な幻影も要らない
ただ「意味」が欲しい


[55] 題名:詞55 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月07日 (火) 21時51分

「ひとりの夜」

週末の深夜番組
光が闇に映る
布団を蹴り上げ
見つめる液晶

アドレス聞いた時は
嬉しくてケータイ握り締めて
寝たっけな
あれから何回メールしただろう

机に向かって
CD止めて
真剣に打った文章
返事は一回もない

なのに・・・
なのに・・・
どうして今夜も
メールしちゃったんだろう
バカな私


海岸線のドライヴ
光が突き抜けていく
髪の毛かきあげて
見つめる横顔

別れを告げられた時は
世界でヒトリボッチになった
今もかな
あれから何回メールしただろう

机に向かって
CD止めて
真剣に打った文章
返事は一回もない

なのに・・・
なのに・・・
どうして今夜も
メールしちゃったんだろう
バカな私


[54] 題名:詞54 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月06日 (月) 22時59分

「いつか」

オレンジ色の空に歌った
はずれた音で
スニーカー引きずって
あなたが好きよって

歌なら簡単に言えるのに
意気地なしのチビハート
今日も横顔
昨日は後頭部

なんだよあんなヤツ
サッカーばっかで
教室にいつもいない
夕闇に解けていくグラウンド

好きだよ
好きだよ
いつか言うから
待ってろよ
大好きだよ


校舎の窓に隠れたままで
渡り廊下見てる
シャツのボタン2つあけて
私なんか知らない

歌なら簡単に言えるのに
意気地なしのチビハート
今日も遠くで
昨日はすれ違い

なんだよあんなヤツ
髪の毛ツンツンにしてさ
寝てばっかりいるくせに
いつも聞こえる声グラウンド

好きだよ
好きだよ
いつか言うから
待ってろよ
大好きだよ


[53] 題名:詞53 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月06日 (月) 22時30分

「PM11:00」

君の声かすれてる
泣きそうなの分かるよ
でも何も言わない
君は強いから

だから僕も何も言わない
ただ受話器握り締めて
うなずいている
ツラかったね・・・

大丈夫だよ
うん大丈夫
この思いだけを君に伝えたえたい
言葉じゃなくて
もっと強いモノで

この気持ち届きますように
君に届きますように
確かな実感を込めて
君がまたあの笑顔で歩けますように


メール空回り
何かあったんだよ ね?
でもホントのことは隠してる
君は強いから

だから僕は迷ってしまう
安らかに天井見つめたまま
うなずいている
話したいよね・・・

大丈夫だよ
うん大丈夫
この思いだけを君に伝えたえたい
言葉じゃなくて
もっと強いモノで

この気持ち届きますように
君に届きますように
僕にできる精一杯
君がまたあの笑顔で歩けますように


[52] 題名:詞52 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月06日 (月) 16時42分

「どろんぱ」

君にキスした夜から
音信不通
携帯振り回して
歩くキャンパス

君の名前も知らなくて
交わした言葉は
お酒の名前
それで終わり

秋空にアキアカネ
チャイム鳴る校舎の影
何か足りない
今日のアルバム

あの時もう一言
あの時もう一度
あの時の言葉が届けば
着信履歴なし


君にキスした夜から
意識朦朧
上の空の4コマ
教室階段ガラガラで

あの日の夜に帰りたい
失くした記憶は
青春の損失
それで終わり

巻き戻るフィルムの音
君がコマ送りになっていく
何か足りない
俺の日常

あの時もう一言
あの時もう一度
あの時の言葉が届けば
着信履歴なし


[51] 題名:詞51 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月05日 (日) 17時16分

「19のひとりごと」

とっくに始まってる2コマ
目覚まし放り投げて
二度寝するワンルーム
堕落しててもイイじゃん

「出席取っとく」走り書き
昨日の余韻が下半身にうずく
枕に残る彼のにおい
安らかな気分に包まれる

ブランド メイク アクセにおしゃべり
居酒屋 ショットバー カクテル 口説き文句
生きている実感がほしい
それでイイって答えが欲しい

やがて来る実社会
立ちふさがる世間知の蓋に
私は時計を止める
今このまま眠りたい

よく分からない教授のたわごと
専門書片手にレポート
こんなのなんの役に立つの?
堕落しててもイイじゃん

彼からのメール告げる音
今日は二人ともバイト休み
広がる計画二人の時間
安らかな気分に包まれる

ブランド メイク アクセにおしゃべり
居酒屋 ショットバー カクテル 口説き文句
生きている実感がほしい
それでイイって答えが欲しい

恋愛にスケジュールはない
めくるめく時間の流れに
私は時計を止める
今このまま眠りたい


[50] 題名:詞50 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月03日 (金) 11時00分

「(・ε・)」

玉ねぎが目に染みて
ちょっと顔上げたら
夕焼けが目に飛び込んで
ぼやけて真っ赤

あの頃は校舎の外階段で
日が暮れるまで話してたね
何もない
青春のひとかけら

今日のカレーはちょっと甘いかも
思い出が詰まってるから
でもごめんねダーリン
あなたじゃないの
甘いのははいつも…


知らぬ間に娘もいて
ちょっとませてきて
ケータイ電話にはにかんでる
可愛い後姿

夕焼けに二人乗りして
神社まで走ったよね
誓ったよ
二人の永遠

今日のカレーはちょっと甘いかも
思い出が詰まってるから
でもごめんねダーリン
あなたじゃないの
甘いのははいつも…


[49] 題名:詞49 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月03日 (金) 02時15分

「地球は美しく輝いてる 」

やっぱりね
ほらね
意地っ張りだね
帰ろうよ

すねたってバスは来ないよ
さあ歩こう
僕と
これからも

君は笑うね
僕は好きだよ
君のその無邪気な鼻歌
メロディーはないけど

酔っ払い二人
ふらふら歩いても
ほらね
地球は美しく輝いている


ちょっぴりね
それね
恥ずかしいけどね
プレゼント

まさかダイアモンドじゃないよ
さあ歩こう
僕と
これからも

君の好きな
キャラクター好きだよ
君のその無邪気な笑顔に
意味はないけど

酔っ払い二人
ふらふら歩いても
ほらね
地球は美しく輝いている


[48] 題名:詞48 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月03日 (金) 01時30分

「ラヴソングなんていらない」

二人の関係を表す言葉はもう使い果たされた
踊るのもやめにしよう
もうシーズンも終わりだね

あのときの君の言葉があったから
僕は生きている
明日のない日常だけど

結婚しよう
ラヴソングなんていらない
ただ君がいればいい
ただ君といればいい


ワインもチーズもみんなくれてやれよ
馬も売っちまおう
もう旅はおしまいだね

あのときの君の言葉があったから
僕は生きている
明日のない日常だけど

結婚しよう
ラヴソングなんていらない
ただ君がいればいい
ただ君といればいい


[47] 題名:詞47 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月03日 (金) 01時04分

「重ねる積み木」

あの頃ってさ
むやみやたらにはしゃぎまわって
それでいて無責任でふしだらで
僕らははちゃめちゃに生きてたよね

ネクタイ締めて登る地下鉄の階段
風が吹きつける夏
僕はあの時
君が好きだった

でも重ねてきた積み木は
いつもふたりバラバラ
同じ城なのに違う国だった
重ねる想いは違う積み木
重ねる積み木
君の手に…

いつのまにかさ
名刺と残業両手に抱えて
家族とか責任とかに縛られて
僕らは変わってきたのかな

ネクタイ締めて登る地下鉄の階段
風が吹きつける夏
僕はあの時
君が好きだった

でも重ねてきた積み木は
いつも崩れ去り
形あるものを残さなかった
重ねる想いは違う積み木
重ねる積み木
君の手に…


[46] 題名:詞46 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年09月03日 (金) 00時51分

「青い空の真っ直ぐその上に」

君の時間と僕の時間が
ねじれの位置から崩れ落ちてきて
不可能座標に静止した
それは愛の溺死

無意味に恋に溺れ
君を振り向かず
いつもおいてけぼり
ホントは…

いつも君がいてた
いつも君がいてた
いつも君がいてくれた
青い空の真っ直ぐ上に


二人の舞っていた空間座標が
メビウスの輪から解け堕ちて
二人の間を傷つけた
それは孤独の傷害

不自然なプロポーズ
君を追いかけて
いつもおいてけぼり
ホントは…

いつも君がいてた
いつも君がいてた
いつも君がいてくれた
青い空の真っ直ぐ上に


[45] 題名:死045 名前:としまさのり MAIL URL 投稿日:2004年05月08日 (土) 01時34分

「a heavenly door」

僕はまともじゃない
1人で生きていくこともできないで
大人の形をした子ども
バイトも首になって
増えるのは借金ばかり
未来に希望がないわけじゃない
死ぬほど辛いわけじゃない
ただもう生きるのに飽きただけさ
天国へ続く階段を一段飛ばしで駆け上がり
天国のドアでも蹴破るか
得意のインステップキックでさ

僕は正常に思考する
1人の孤独の本当の意味を知っている
大人の形をした子ども
家族にさえ理解されず
無意味な恋愛ばかり
楽しいことがないわけじゃない
人生を悲観しているわけじゃない
ただもう生きるのに飽きただけさ
天国へ続く階段を一段飛ばしで駆け上がり
天国のドアでも蹴破るか
得意のインステップキックでさ

ただもう生きるのに飽きただけさ
天国へ続く階段を一段飛ばしで駆け上がり
天国のドアでも蹴破るか
得意のインステップキックでさ




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