[216] 「愛なれど、愛なれば」の感想です |
- すおう - 2014年03月05日 (水) 20時00分
もう呆れられているでは……と思うほどに感想お送りするのが遅れてしまい、申し訳ありません。 遅ればせながら、13周年リクエストの『愛なれど、愛なれば』の感想をお届けいたします。
拝読して一番の感想は、読後の余韻がとても心地好かったこと。
一般に言えばハッピー・エンドではないかも知れませんが、揺れながらも自らの意思をもって決然と選択したエリーがとても前向きで、最後のシーンなど、彼女の道を照らす光が目に見えるようでした。(背景のイメージはビル街の朝日、的な……笑) 難産だっただろうなーリクエストすみません!と思いつつも、エリーがエリーらしく、一つの愛の始まりを迎え終わりと向き合った姿が、何とも爽やかながら愛しくて、やっぱり読後感がとても心地好くて、リクエストして良かったなぁと。
エリーが今後(本編後、将来的にという意味で)想いを寄せるようになる人がいるとしたら、その人ってどんな人なのかなーという、かねてからの想像が、リクエストの起点でした。 結に似た感じの人? 意外と正反対の人? と妄想を繰り広げてきまして、こうなったら産みのお母様であるヒカルさんに聞いてまえ!という安易なファンの発想です(笑)。
いろいろ妄想をしてみましたが、エリーがどんな思いを抱えてどんな選択をしても、それを飲み込んでくれるような男性だったらいいなぁと、願いというか祈るような気持ちでリクエスト作品の完成を待っていたところ。
すごく丁寧な物腰な!誠実だけど強引なところもある!そして余裕もある感じ! ティム……イイッ!! 安心したのと、想像以上で嬉しくもなりました。グッとヒカルさんに向けて親指を突き上げたい気持ちに(笑)。
そして、タイトルの付け方もたまらんです。素敵です。読後の余韻にひたる中で、タイトルを改めて読み返して、「ああ、なるほど」と腑に落ちてきて、それがまたほっこり心地好い感じ。 拝読できて、すごく良かったです。
これからも、ヒカルさんの産みの苦しみも考えず(苦笑)、機会があればリクエストさせていただきたいなと思っています。よろしくお願いします!(何の宣告や・笑)
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