カウンター 健康腺療法と腸の関係性 - 談論サロン天珠道
【広告】楽天市場から 春のお買い物マラソン4月24日開催予定

談論サロン天寿道

この掲示板は、東洋医学に関する諸問題を真摯に討論するためのものです。
個人的な誹謗中傷ではなく、学問的な議論であれば、どんなに激しくとも可です。
最近他所の問題を此処で意見する者が増えてきました。
ここは独立した掲示板ですのでそのような書き込みは削除いたします。

ホームページへ戻る

名前
メールアドレス
タイトル
本文
アップロード
URL
削除キー 項目の保存


RSS
こちらの関連記事へ返信する場合は上のフォームに書いてください。

[2531] 健康腺療法と腸の関係性
タマゴ - 2017年01月07日 (土) 21時25分

2017年01月06日の心に青雲ブログに「シャンプーの害と「量質転化」」と題した記事が掲載されました。

私が注目したのは、主題であるシャンプー云々の話ではなく、青雲さんが腸内環境の重要性に触れていることです。
以下引用。

「藤田さんは腸の健康をずっと主張してこられた方で、何冊か私は読んでいる。今回も黒髪のためには、腸の健康を保つことが書かれている。
冒頭に書いたボルネオやインドネシアなどの原住民の髪が黒々としていて、健康そのものなのは、日本人よりずっと健康な暮らし方をしているからであると藤田氏は説いている。
変なシャンプーでは洗わないし、調髪料は付けないし、石鹸すら使わず、水浴びだけ。それが理想なのだ。しかも彼らは民族で伝承されてきた自然に近い食事をとっているから腸内環境も優れている。」

南郷派の影響なのか青雲さんの個人的見解なのかは、友人である天寿堂さんに直接尋ねてもらうとして、
千島学説を信奉する神戸だいすきさんと同じく腸内環境の重要性を説いている点は、興味深いものがあります。

私は、南郷学説も千島学説も信奉していませんが、腸内環境が健康維持に重要である点に於いては、同意見です。
私は、健康腺療法の偉効の秘密は、“第二の脳”と呼ばれる腸神経系と密接な関係があるとみています。

健康腺療法の正統伝承者である天寿堂さんの見解を展開してもらえればと思います。

Pass

[2532] 腸内フローラが脳の働きに大きな影響を及ぼすのは何故か
愚按亭主 - 2017年01月08日 (日) 11時30分

 ある実験をテレビで紹介しているのを見たことがあります。それはどういう実験かと言いますと、実験用のマウス中から、臆病な性質のマウスと、活発なマウスを選んで、コップの上においてそこから降りるまでの時間を計測するというものです。その結果は歴然でした。、活発なマウスはあっという間に降りてしまうのですが、臆病なマウスはとうとう最後まで降りられませんでした。しかし、これで実験が終了ではなく、ここからが実験の本番で、その二匹のマウスの腸内フローラを交換して再び同じ実験をしてその変化を見てみようというのが、この実験の真の目的でした。結果は、驚くべき結果を示します。すぐに降りてしまったマウスの降りるまでの時間が延びました。つまり、少しぐずぐずしたということです。一方降りられなかった臆病なマウスの方は、まだ活発なマウスよりも時間がかかりましたが、たしかに自力でコップから降りたのです。要するに、これは腸内フローラを入れ替えたら脳の働きが変わったということを示す実験的事実だということです。

 さてこの実験的事実をどのようにとらえたらよいのでしょうか?実験した人たちは、この腸内フローラの中に脳の働きを左右する物質が存在するのではないか、としてその探究にまい進しようとしているようです。

 この実験の話を聞いたら、タマゴさんや神戸だいすきさんは、それみたことか、やはり腸は第二の脳だ、と意を強くすることと思います。私は、腸内環境の重要性は認めつつも、何故そうなるかについては、おそらくお二人とは違った解釈になると思います。

 タマゴさんもご承知の通り、私は腸管の粘膜は交感神経が統括しているという持論を持っております。つまち、人間体の外界との境である皮膚や腸管の粘膜はみな交感神経が統括している、と見ています。ですから、この実験結果の事実を次のように解釈します。

 腸管の粘膜にとっての腸内環境である腸内フローラは、皮膚にとっての気象環境とどうようにそこを統括する交感神経の働きを左右し、それが結果として脳の働きにも影響を及ぼします。たとえば、快晴の時は心もうきうきして出かけて何かやりたくなります。しかし、雨が降って空気がどんよりしている時は心も沈んで何もやりたくなくなります。これは、こうした気象が直接に心に作用している面もありますが、同時にその気象条件によって交感神経の状態が体内の環境を躍動性のあるものにしたり、反対に沈鬱なものにしたりという媒介的な左右も同時にしていることが非常に大きな要因となっていると思います。

 同様に、腸内フローラも交感神経を躍動させるものと、鈍化させるものとがあるのだと思います。そしてその逆もありうると思います。つまり、交感神経と腸内フローラとは互いに相互浸透し合う関係にあるということです。ですから、交感神経が躍動している時に元気になる細菌群があり、反対に交感神経が沈んでいる時に、はびこりやすい細菌群があることをも示していると思います。

 また、このように腸内フローラー腸管の粘膜―交感神経との連関関係を認めますと、それが頭髪をつやつやに育てる理由も見えてきます。つまり、町内フローラが良い状態になると、交感神経の状態も良くなって背中の交感神経の周りのスジの状態も良くなって、そこから、経絡的に太陽膀胱経のスジのネットワークとして頭を覆う形で分布するスジもそれを統括する交感神経も働きがよくなるので、髪もツヤツヤしてくるのだと思います。

 次に健康腺療法との関係についてですが、健康腺療法は腹膜の骨盤への癒着を取り除き、交感神経とスジの昼間の活動のやりすぎによる硬結を取り除いて、腸内環境もよくして、二重三重に交感神経の働きを良くする素晴らしい治療法だと思います。

Pass

[2533]
タマゴ - 2017年01月08日 (月) 22時29分

過去に何度も述べていますが、消化器の粘膜は交感神経の緊張により荒れる傾向があり、それを天寿堂さんの先入観に合わないからという理由で否定することはできません。
天寿堂さんも藤田教授の本を青雲さんから借りて読んだ方がいいと思います。

Pass

[2534] それこが
愚按亭主 - 2017年01月09日 (月) 09時19分

>消化器の粘膜は交感神経の緊張により荒れる傾向があり

 それこそが、交感神経が腸管の粘膜を統括していることを示す証拠です。ストレスによって交感神経の働きがおかしくなると、交感神経が粘膜を守れなくなって胃潰瘍になるのです。だから、交感神経をいかに整えるかがとても重要なのです。

Pass

[2535]
タマゴ - 2017年01月09日 (月) 11時31分

逆ですよ。

大雑把に言うと、交感神経が緊張(亢進)すると、消化器の血管を収縮させて血流を減らし、その結果として消化器の粘膜が荒れる傾向があるのです。
だから、交感神経の緊張(亢進)を解いてやることが必要なのですよ。
胃の場合は、胃粘液が粘膜を保護している状態では、少しくらい胃酸の分泌が亢進しても胃潰瘍にまではなりません。
交感神経の緊張(亢進)は、胃粘液の分泌を低下させて、胃を潰瘍の出来やすい状態にしてしまうのです。
ですから、胃潰瘍の治療には、一時的に胃酸の分泌を抑えることも必要ですが、交感神経の緊張(亢進)を解いて胃粘液の分泌を回復させなければ根本的な解決にはなりません。

先入観で判断するのではなく、基礎的な生理学を真面目に勉強し直した方がいいと思います。

Pass

[2536] おなじことです
愚按亭主 - 2017年01月09日 (月) 13時28分

 タマゴさんの言っていることと私の言っていることとは何ら矛盾しておりませんし、逆でもありません。ただし、厳密に言えば、タマゴさんの文章の「亢進」を「異常亢進」へとより正確な表現にする必要はありますが・・・

 交感神経が異常化すると粘膜を守る粘液の分泌も悪くなって潰瘍になりやすくなるということは、まさに交感神経が胃の粘膜を守っていることを意味します。以前にも書きましたが、、交感神経の働きを次のように分けることもできます。
@骨格筋の筋肉の運動の統括は体制運動神経で、その運動が円滑に行えるようにサポートするのが交感神経の役割です。
A腸管の平滑筋の筋肉の運動の統括は腸管運動神経(副交感神経)で、その運動以外の腸管の整備は交感神経が担当している。

 したがって、この関係性においては相互に補完し合う関係になります。ただ、問題は、体性運動神経と腸管運動神経とはある意味拮抗的な関係になりますので。その関係性においては、交感神経と副交感神経とは拮抗的な関係になることがある、ということです。

 そして何より問題なのは、交感神経はその職務上非常に異常化しやすい環境に置かれているということです。そして、その交感神経の異常化を治すのに関係するものは、副交感神経ではなく、交感神経と強烈に交わる心であり、異常化した交感神経を治すのも交感神経自身に他ならないということです。そのもっとも典型的な例が風邪です。風邪が熱を出して大汗をかいて治ることは、交感神経が自分で自分自身を治していることを示すものだと思います。また、風邪をひくと菌にやられやすくなることも交感神経が免疫をつかさどっていることを物語っていると思います。

Pass

[2537]
タマゴ - 2017年01月09日 (月) 18時23分

同じではありませんよ。
レイノー病の治療法として交感神経切除術というものがありますが、交感神経の影響が強い呼吸器系に障害が出ることはあっても、消化器系の粘膜に潰瘍等の障害が出たという報告はありません。
つまり、消化器系の粘膜を守っているのは交感神経ではないということです。
交感神経は消化器系に対してブレーキのような働きをしているので、それを切除することにより、お腹が空きやすくなるという副作用が出る可能性は無きにしもあらずですがね。

Pass

[2538] 何ら矛盾しません
愚按亭主 - 2017年01月10日 (火) 09時20分

 これだけの事実では正しい答えを導き出すのは難しいものです。交感神経を除去したといいますが、交感神経幹も含めてすべて除去したのか、それとも脊髄から交感神経幹を経由してテの体性動神経と合流していく遠位の交感神経の繊維なのかはっきりしませんが、おそらく、交感神経幹を全適しますと普通の環境では生きていけませんから、校舎であろうと想像します。その前提て話を進めていくことにします。

 問題は、なぜそういう現象になるかの解答は、すでに@Aという形で書いてあります。手足と肺は@の体性運動系ですのでそれに関わる交感神経の遠位の末しょう神経繊維を除去しますと影響が出てきますが、腸管運動系の場合は場所が違うので影響が出ないのです。これは私独自の持論ですが、おそらく腸管運動系と補完関係にある交感神経は迷走神経の中に含まれていると思います。ですから、そこには影響が出なかったのです。

Pass

[2540]
タマゴ - 2017年01月10日 (火) 12時08分

交感神経切除術には、交通支のみを切断する術式も交感神経幹そのものを切断する術式も存在します。
そのどちらでも、消化器系の潰瘍の障害や(手術ミスを除いて)死者が出たという報告は見たことがありません。
交感神経切除術の副作用として最も多いのが代償性発汗という発汗異常、次がホルネル症候群です。
おそらく呼吸器障害や低血圧症が出るケースもあるのではないかと思います。

Pass

[2541] これは呆れた!
愚按亭主 - 2017年01月10日 (火) 17時22分

 レイノー病を治療するのに交感神経の中枢である交感神経幹を取り除くとは、なんという恐ろしいことをするのか!現代医学の愚かさに呆れました。それだけ交感神経とは何かが分かっておらず、軽視しているということでしょう。

 さて、論理的にあり得ない事実が存在するという場合、事実に誤魔化されて誤った結論に到達しないように、その事実を徹底的に検証する必要があると思います。なぜ交感神経幹を取り除かなければならにと思ったのか?そう思わせた事実とは一体いかなるものであったのか?本当に交感神経幹全体を取り除いたとするならば、術後コントロールされている病室を出た後、どうなったのかをしっかりと検証する必要があると思います。

 交感神経を取り除くということは、体系的・統一的な統括がなくなって、現場の細胞の自主性に任せるということであって、いわば無政府状態になることを意味します。ですから現場の細胞の実力次第で、トラブルが起きたり、何とか起きないで済んだりすることになります。それは、それまでの生活過程の中で、その現場の細胞がどのような実力を養ってきたか、によって左右されることになります。これは、腸管の粘膜も同じです。ですから交感神経を取り除いたからすぐに悪くなるとは限らないのです。つまり、交感神経を取り除いても異常が表れないからと言って、ただちに交感神経は統括していないという結論を下すのは短絡のそしりを免れないということです。、

Pass

[2542]
タマゴ - 2017年01月10日 (火) 19時29分

念のため申しておきますが、私は交感神経切除術という方法に賛成しているわけではありません。
交感神経が機能せずとも消化器系の粘膜には長期的にも短期的にも障害は現れないことを示すために、引き合いに出したまでのことです。
(消化器系全体の機能への影響を考えると、空腹感が治まりにくくなるなどの障害が出ることはあるかもしれませんが。)

ずいぶん前に、神戸だいすきさんが信奉する腸造血説が誤っていることを示すために、小腸全摘手術を行っても貧血にはならないという実例を挙げましたが、ちょうど今回の天寿堂さんと同じような反応を示して納得してくれませんでした。
天寿堂さんと神戸だいすきさんは、信奉する学説(?)が異なるだけで、医学に対する姿勢そのものは似ているところがあると思います。

Pass

[2543] 当然の疑問です
愚按亭主 - 2017年01月11日 (水) 17時07分

 私が述べたことは、事実をもっと詳しく正確に明らかにしなければ、正しい判断はできないということを述べたまでです。そしてその理由として、交感神経が除去された場合、国家的統括が行われなくなって無政府状態になるので、かならず障害が出るわけではないこと、したがって、障害がでないことをもって直ちに交感神経の統括が存在しないとは結論できないということを指摘したまでです。

 それに対して、タマゴさんが対応すべきことは、その事実とやらをより具体的に詳しく提出することであるはずです。それをしないで、私の反応が神戸だいすきさんと同じだと決めつけることの方が、議論のしかたとしておかしな方向に言っていることを意味します。どれだけの人数に、どれだけの機関の間に、どのような変化が起きたのか?を詳しく提出する必要があるはずです。それに対して、私の方からさらにこの点をもっと詳しく明らかにする必要があるという指摘をすることになると思います。そのような過程を経て、なるほど確かに、交感神経は関係がなさそうだなという結論に達するかもしれませんが、そういう過程を経ずに早急な結論を出す尾はおかしいです。

 それともう一点、腸の粘膜を交感神経が統括していることを示す事実との対立物の統一においても捉える必要があると思います。たとえば、食物アレルギーの反応は、皮膚のアレルギー反応と同様に、交感神経が関与していると思いますが、そういう事実とを含めて総合的に判断する必要があると思います。

Pass

[2544]
タマゴ - 2017年01月11日 (水) 18時07分

>それに対して、タマゴさんが対応すべきことは、その事実とやらをより具体的に詳しく提出することであるはずです。

私は、天寿堂さんの
「交感神経が消化器系の粘膜を統括している」
という仮説にも、神戸だいすきさんの
「造血は腸で行われている」
という仮説にも、否定する医学的根拠も明確に示してきました。
しかし、神戸だいすきさんは医療従事者ではなく、社会に対する責任もさほどありませんから、どうしても腸造血を主張したいならやむを得ないと思っています。
一方、天寿堂さんは医療従事者であり、野中先生と吉田先生という実力日本一の治療家の直系ですから、何を述べてもいいとは思えません。
交感神経が消化器系の粘膜を統括しているという仮説が誤っていたとしたら、責任を負うのは、私ではなく天寿堂さんです。
私が天寿堂さんの立場なら、交感神経切除術について自ら調べ、自説の真偽を確認しますし、それが患者さんの健康に関して責任の一端を持つ医療従事者として当然の振る舞いでしょう。
それを他人に調べてくれなどというのは、甘えにも程があると思います。

Pass

[2548] それはお門違い
愚按亭主 - 2017年01月12日 (木) 13時18分

 タマゴさんの方から、私の腸管の粘膜は交感神経によって統括されているとする説に対する反論として、レイノー病の治療法として交感神経の切除術があり、その後遺症として肺の障害はあっても消化管の障害は診られないからその節は間違いだ、との反論が寄せられました。しかし、私の方からその論拠を示してその事実では反論にならないから、私の説を覆そうと思うのであれば、タマゴさんが、私の論拠を踏まえてもっと事実を詳細に展開する責任があるのは当然のことではありませんか。私たちは論争しているのですよ。自分っで事実を調べろという方が、甘えているといえるのではありませんか。

 まぁ、何も調べる努力をしないのもなんですから、ちょっと調べてみました。どうやら肺の下の交感神経節を切除するもののようですね。これでは肺に障害が出て、消化管に障害が出ないのは当たり前の話であって、これで腸管の粘膜は交感神経によって統括されていないということを立証することは無理な話です。要するにタマゴさんの反論は破たんしたということです。交感神経幹そのものを除去するという術式の話は私が調べた限りでは見つかりませんでした。外国で交感神経を除去して死んだ例があるそうですから、それかもしれませんが・・・・・

Pass

[2549]
タマゴ - 2017年01月12日 (木) 15時06分

>私たちは論争しているのですよ

私は建設的議論をする意識でやってきましたが、天寿堂さんは論争をしているつもりだったと。
どうりで、何時まで経っても話が噛み合わないし発展性も無いはずです。
天寿堂さんが、弁証法を標榜しながら弁証法的議論を拒み、論争・口喧嘩レベルに終始していることが天寿堂さん自身により明らかにされました。

私は、こういう姿勢を羊頭狗肉と評したのです。

>交感神経幹そのものを除去するという術式の話は私が調べた限りでは見つかりませんでした。

私は、交感神経幹の“除去”ではなく“切断”と書きました。
他人が書いていないことを勝手に**(確認後掲載)して「お前は破綻している」と言う天寿堂さん御得意の詭弁。
いい加減にして下さいよ。
こういう露骨なペテンは。

交感神経幹の切断や焼灼という術式は、代償性発汗などの副作用が大きいため最近は行われなくなってきてはいますが存在します。
しかし、消化器系の粘膜に潰瘍が出たとか死者が出たなどという報告は見たことがないです。
そこまでの危険を侵して手掌発汗やレイノー病を抑える価値はありません。

Pass



Number
Pass

ThinkPadを買おう!
レンタカーの回送ドライバー
【広告】楽天市場から 春のお買い物マラソン4月24日開催予定
無料で掲示板を作ろう   情報の外部送信について
このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板