[77] 第46回 「しずやしず」(11月20日放送) |
- 華霞香祐 - 2005年11月22日 (火) 09時23分
皆さん、こんばんは。 気がつけばいよいよ義経も最終回が近づいて参りました。 あらら、あと3回です。 もう年末なんですね。あと3回で終わるとなると妙に寂しい気分に襲われてしまいます。
では、今回のお話は…… 何といっても圧巻なのは最後のシーンです。
頼朝をはじめ、鎌倉御家人たちの前で、義経を恋い慕う歌を朗々と歌いながら舞い続ける静。 その頃、義経は鎌倉の追捕の武士達を相手にたたっていました。
舞う静に紅葉が舞い落ちます。 赤く燃えるような紅葉は義経を想う静の情念のようです。
追捕の武士を相手にする義経にも紅葉が舞い落ちます。悲壮でいながら華麗に豪華に、義経の美しさを際立たせるようでした。
素敵なラストシーンでしたね。感動ものです。
話は少し前に戻りますが、静が産んだ義経の子供は男子であったがために、頼朝の命令により、亡き者とされます。 その昔、頼朝がまだ流人であったころ、伊豆の豪族・伊東氏の姫と結ばれ、男子までなしましたが、舅にあたる伊東氏の手によって亡き者にされました。
因果は巡る。 同じことを頼朝もしてしまいました。 悲しいです。
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