[76] 第45回 「夢の行く先」(11月13日放送) |
- 華霞香祐 - 2005年11月17日 (木) 08時01分
静はとうとう囚われの身となり、義経も回り敵だらけ、追われ追われて山中を彷徨います。
鎌倉に対応するには義経しかいないと、考え直した後白河法皇ですが、各寺に『義経が逃げてきたら、厚く庇護するようにと、密かに手紙を出します。 ですが、それも鎌倉が強硬な手段に出れば、わが身第一で、『義経には暫く逃げ回ってもらうしかない』と言い出しました。
政治家の原点を見い出すようで、情けないような気がします。
そして、とうとう源行家が斬首されました。 例のごとく、責任を義経に押し付け、口先三寸で逃げ切ろうとしますが、冷たく斬首を言い渡されます。
傍流であったがために、大望を夢に描き、その夢に敗れた行家を『あわれなお方』と鎌倉殿は言いますが、妻の政子は『自業自得』と言い切ります。 この夫婦は不毛ですね。どっと落ち込みそうです(><)
行き場を失った義経一行は、吉次の助けを得て、京に隠れ住みます。そこで、義経は幼い頃、平清盛に見せられた夢を描いた屏風と邂逅します。
義経の夢抱く新しい世界。 その情景に平泉の風景が重なります。
夢の世界は『平泉』にある。義経は平泉に行くことを決断します。果たして平泉は新しい世界なのか? 物語は最終回へと盛り上がって参ります
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